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「ひらがな」をうまく使えるようになりたい

noteを続けて1年以上、200記事以上書いている。文章を書いていて、最近思う所がある。書くまでは全く気にならなかったのだが。それが、ひらがなと漢字の割合だ。

自分は、わりと漢字でなんでも書いてしまう。こうして意識すると、少しはマシになるが、気づくと「割と」とか、「何でも」とか、ひらがなで書けば良いものを漢字で書く。推敲するまでは、この記事の「ひらがな」も前半部分は「平仮名」で書いている部分もあった。

自分にとっては、そっちのほうがスムーズに読めるのだが、恐らく、世間一般的にはそうではないと思う。世の文章を見ていると、みんな大胆にひらがなを使っている。それでも、確かに読んでいる時はそんなに気にならないのだ。


ひらがなを上手く使って、読みやすい文章を書く癖をつけていきたい。それに、ひらがなには、単純に読みやすくする以上の何かがあると思う。解釈の広さというか。

「おもしろい」とか「うまい」とかって、漢字にすると少し意味が狭くなる。とくに「うまい」なんて、「美味い」にすると料理の話になるし、「上手い」だと、技術的な意味に限定されてしまう。それを、ひらがなで表現することで幅を持たせることができる。

個人的に、こうしたひらがなの使い方が一番うまいと思うのは、糸井重里さんだ。彼は、本とか長編の文章の地の文賞では、しっかりと漢字を使い、読みやすい文章を書くけど、キャッチコピーとか、大事なフレーズのところでは、ひらがなをうまく使っていると思う。

時たま、それに読みづらさを感じることもあるが、それも計算のうちのような気がする。読者を引っ掛けようとしているとすら思える。
そのひらがなで記載された文書の一言一句に、どういった意味があるのか、読者に考えさせるように作っていると思う。


ここでうまくひらがなを使った、一文でしめれたら素晴らしいんだけどもね。タイトルをつけるところにも関連する、まとめる力。ひらがな力をあわせて身につけていきたいものだ。
以上!



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