〆切間近!要注意×2件
デジテック for YAMAGUCHI運営事務局のハラマルです。今回は、〆切が間近に迫っている案件が2件ありますので、お知らせします。
シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI
さて、〆切間近になっているものの1つは、「シビックテック チャレンジ YAMAGUCHIの」で、一緒に課題解決に取り組んでいただける企業の募集です。8月6日(金曜日)が締切日になっていて、そこから第一次選考が始まります。今回初めて取り組んだところですが、山口県庁・県内市町から応募があった約40個の課題のうち、この取組にふさわしそうなものを選抜して、8個の課題テーマについて協働していただける企業を募集しています。先日、運営事務局の「アナログ担当」さんが、YouTubeにも出演し、スタートアップ企業さんなどに広く呼び掛けたので、課題解決につながるような応募があるといいなと思っています。「アナログ担当」さんは、恥ずかしがってnote記事にYouTubeのアドレスを記載していなかったので、代わりに私がURLを埋め込んでおきます(笑)
これで県内の行政課題がいくつか解決できれば、今後、これをモデルに同じように進めていくことができる案件がたくさんあると思います。全部がうまくいくかは分かりませんが、何とか成功事例を作っていきたいです。
クラウドファンディング
〆切間近なものに、レノファ山口のクラウドファンディングがあります!クラウドファンディングといっても、単にお金を寄付するだけでなく、この場でしか手に入らない選手が実際に使用したスパイクやキーパーグローブなどのリターンも設定されているので、一見の価値ありです!8月9日(月・祝)の23時59分までになっていますので、是非、皆さん、お時間がある週末などにゆっくり見て御検討いただきたいと思います。
さて、なぜ私がレノファ山口のクラウドファンディングを御紹介したかというと、山口県民のスポーツクラブとして応援しよう!というわけではなく(もちろん、個人的にはそういう意思があり、ここで書くことにより、少しでもそういう効果があるとうれしいのですが)、実は、デジテック for YAMAGUCHIの発足に当たって、山口県のCIO補佐官にいろいろとアドバイスをいただいた中に、クラウドファンディング的な活動について助言がありました。
クラウドファンディングとは、インターネット上で不特定多数の人に資金提供を呼びかけ、趣旨に賛同した人から資金を集める方法ですよね。デジテック for YAMAGUCHIは、これと同じようなことをしようとしているとイメージしてもらうといいかもしれません。クラウドファンディングでは資金の提供をお願いしますが、デジテック for YAMAGUCHIでは、専門スキルであったり、山口県を変えていきたいという志を持った人を募集しています。そして、集まっていただいた方たちと、一緒に課題を解決していこうというプロジェクトです。クラウドファンディングと同様に、趣旨に賛同していただく必要があるため、地域課題・行政課題がたくさんある地方(山口県)において、課題を解決するために「共に考え、共に挑戦する」というビジョンを明確にしました。デジテック for YAMAGUCHIをどう運営していこうか考えているときに、県のCIO補佐官からこの助言をいただき、それまでぼんやりしていた活動イメージが、一気に明確になったのを覚えています。
デジテック for YAMAGUCHIでの活動状況
この話を踏まえていただくと、現在の活動状況がよくわかるかもしれません。
冒頭に記載した「シビックテック チャレンジ YAMAGUCHI」という取組は、課題を持つ行政(県・市町)が、専門スキルを持ったスタートアップ企業等に助けてもらって課題の解決を目指しています。現在は、HPに示している8つの課題に対して協働企業を募集している段階です。
HPで紹介している「デジテック・パートナー共創プロジェクト」は、事務局に対して応募があった、デジテック・パートナー(会員)の方が有している課題について、専門スキルを持った方など、一緒に課題解決に取り組んでいただけるパートナーを募集しています。募集したい課題や、一緒に取り組みたいというお申し出は随時受け付けていますので、事務局まで御連絡ください。
「デジテック・オープンイノベーション」として、会員同士がノウハウや技術等を持ち寄り、県内をフィールドとした社会実装に繋がる実証実験等も支援しています。HPの特徴は、会員でなくても見ることができるということですので、ここに掲載している課題に共感いただいたり、一緒に取り組みたいと思っていただき、デジテック for YAMAGUCHIの活動が広がっていくといいなと思います。
そして、先月末から始めた会員のみが利用できるSlackでは、会員同士が自由に意見交換し、その中で課題解決に向けた取組が自発的に生まれてくることを期待しています。自由な議論から課題解決にたどり着くまでは簡単ではないですが、非会員からの冷やかしや営業なども入りませんので、じっくりと議論を熟成しながら少しずつでも歩を進めたいと思っています。志を共有した会員の方たちの議論の場なので、中途半端に事務局が入ってこじんまりと話をまとめるのではなく、少し様子を探りながらかな?と思っています。まだ始めたばかりなので、ベストな事務局の関わり方を日々探求していきたいと思っています。会員の方は、是非、Slackの利用申し込みをしてください!
私の丸いお腹に詰まっている「レノファ山口の後半戦への期待」のお陰で、皆さんにお伝えできていなかった、デジテック for YAMAGUCHIの活動イメージを思い出すことができ、改めてお知らせすることができました。お腹に何か詰めておくのも、たまには何かの役に立ちますね!