デジタルキューブの note、1年間の振り返り 〜情報発信を通じて見えてきたもの〜
どうも、株式会社デジタルキューブ、広報室のタカバシです。
2023年11月から note での情報発信を始めて、早くも1年が経ちました。この1年間で書いた note は58本、この記事が59本目になります。そこでこの1年の note を振り返ってみました。
この1年間で取り上げたテーマは主に以下のようなものがありました。
会社の文化や取り組み
デジタルキューブでの働き方や取り組んでいることを紹介した記事もあります。これは企業 note らしい記事ではないかと思います。
技術/サービス関連
デジタルキューブのサービスはもちろん、それに付随する AWS についてや AI に関する記事もあります。ヘプタゴンのメンバーや AWS の方にもご協力いただきました。
働き方に関する記事
デジタルキューブでの働き方に関する記事も多くありました。とくにフルリモートワークのメリットや課題の解決に関する内容を多めに公開しました。
イベントレポート
自社で主催したイベントはもちろん、コミュニティイベントや海外の見本市のレポートなど、いろいろなイベントレポートを公開しました。今後もイベントには参加するだけではなく登壇もして、当事者としてのレポートを記事にしていきたいです。
社員インタビュー
そしてそして、これまでの記事も含め、いろいろなテーマでメンバーの皆さんにインタビューを行い、登場していただきました。58本中21本の note がメンバーへのインタビューでできています。ご協力いただいた皆さんに感謝! 個人的には人が一番のコンテンツだと思っているので、今後もインタビュー記事は程よいペースで公開されると思います。
情報発信を始めた理由
そもそも note で情報発信を始めたのには「社内外へのデジタルキューブの発信」という目的がありました。フルリモートワークで働いていることもあり、業務内容やスキルなどよく分からない部分がありそう… であれば、それを解消したい。また、デジタルキューブの認知度を高めたい。そんな想いから note での発信を選びました。
発信する媒体に note を選んだ理由は、私自身の経験もありますが、多くの企業や個人が発信する場として確立されていたこと。そのコミュニティの中で新しい出会いや関係性が生まれることも期待していました。
1年間で見えてきたこと
58本の note での情報発信を通じて、多くの気づきがありました。
まず、社内の皆さんの協力的な姿勢には本当に助けられました。インタビューやそれに付随する写真提供など、快く協力していただけたことで、充実した記事を作ることができました。
特に印象的だったのは、フルリモートでありながら、インタビューを通じて社員一人一人の個性や考え方、生活スタイルなどが見えてきたこと。これは私自身にとっても、また読者の皆さまにとっても、新しい発見だったのではないでしょうか。
海外でのワーケーションレポートは記事の中でも多くの方に見ていただき、デジタルキューブの自由な働き方の一端を感じていただけたのではないかと思います。
産休・育休の記事も多くの方に見ていただけました。
今後も組織の仕組みや体制をアップデートしつつ、それも情報発信していければと思います。
AI との協働で変わった執筆スタイル
2024年に入って、執筆プロセスが大きく変化しました。インタビューの文字起こしや要約、誤字脱字のチェック、さらには構成の提案まで、AIとの協働により作業量は約1/3に。これにより、より本質的な部分、「何を伝えるか」という点により注力できるようになりました。
note や SNS 発信業務での AI との協働について解説した note もぜひご覧ください。
課題と反省、約束を果たせなかったことについて
当初描いていた「noteコミュニティとの関係構築」という部分では、まだまだ力不足を感じています。また、 1年前、noteでの発信を始めた時、僕は「なにかリアルイベントを開催したいと思います。今考えているのは『 note で出会ったフェス(仮)』です。」と書いていました。これは単なる思いつきではなく、note というプラットフォームを通じて出会えた方々と、より深いコミュニケーションを図りたいという強い思いからでした。 しかし、この約束を実現することができませんでした。
主な理由は、僕自身の力不足にあります。1年間の発信を通じて、期待していたほど note コミュニティ内での関係構築ができませんでした。確かに、10月には会社の TPM 上場や全社合宿という大きなイベントと時期が重なったという事情もありますが、それは言い訳に過ぎません。本質的な問題として、note コミュニティ内での活動が足りなかったことを反省しています。
2年目に向けて
これまで毎週水曜日に更新してきましたが、2年目からは更新頻度を変更させていただきます。広報としての活動指標の見直しに伴う変更ではありますが、この1年間、毎週の更新をしてきただけに、自分でももったいないと思う気持ちもありつつ…
振り返ってみると、毎週水曜日の更新というリズムは、僕自身にとっても、また会社の情報発信という意味でも、大切な軸となっていました。基本的に前週の金曜日までには記事を完成させ、月曜日と火曜日で調整を行い、水曜日に公開という流れが定着していました。時にはイベントレポートなどで突発的な対応に追われることもありましたが、この規則正しいリズムのおかげで、継続的な発信が可能になったと感じています。
2年目は、隔週での更新を予定しています。更新頻度は減りますが、デジタルキューブグループの今を、より立体的にお伝えできればと考えています。
個人的には、この1年間の執筆活動を通じて、会社への理解が深まり、また広報としての視点も養われたように感じます。マーケティング検定の取得など、自己研鑽の機会にもなりました。「人に伝えるためには自分が理解していなければならない」―この言葉の重みを、52週の発信を通じて実感しました。2年目の展開にも、ご期待いただけたら幸いです。
リアルタイムに情報を発信している X アカウントもあるので、よろしければそちらのフォローもよろしくお願いいたします。
それでは、また。