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前夜祭から後夜祭まで、新しい出会いと学びが満載! CMC_Central 参加レポート

どうも、デジタルキューブグループ 広報のタカバシです。

先週末(6/29)、名古屋で開催された #CMC_Central に参加してきました。

このイベントは『コミュニティマーケティングについて考えるコミュニティ』CMC_MEETUP のイベントで、通常は各地域で開催されているもののスペシャル版になります。



コミュニティマーケティングとは?

そもそもコミュニティマーケティングというのは何でしょうか? 今回のイベントに関わった一般社団法人コミュニティマーケティング推進協会のサイトには以下のように書かれています。

コミュニティマーケティングとは、事業者等が、製品やサービス利用者を対象として主宰する「コミュニティ」との双方向のコミュニケーションを通して、顧客同士の交流と情報発信を促すことで、顧客の製品・サービスへのロイヤルティ創出、向上に貢献すると共に、「1. 顧客理解」、「2. 顧客育成」、「3. 顧客創造」を相互に連動させ、スケーラブルに実施することです。

https://cmcmeetup.com/community-marketing/

個人的にはスッと理解ができなかったので、AI にリライトしてもらったところ…

コミュニティマーケティングとは、お店や会社が、商品やサービスを使ってくれている人たちと友達のようになって、みんなで情報を共有したり、意見を言い合うことです。例えば、おもちゃ屋さんが「おもちゃクラブ」を作って、そこでみんながお気に入りのおもちゃについて話したり、新しいおもちゃのアイディアを出し合ったりすることがそれにあたります。
この会があることで、みんながそのおもちゃをもっと好きになったり、新しいお友達ができたりします。また、お店の人もみんなが何を楽しいと思っているかを知ることができるので、もっと良いおもちゃを作る手助けになります。これがコミュニティマーケティングの目的で、お店や商品をもっと良くするために大切です。

これで僕も理解ができました。そして今回のイベントは、よりよいコミュニティマーケティングのためには何が必要なのかを学び、考え、実践者・成功者を増やす祭典でした。

イベント本編は6月29日(土曜日)の1日でしたが、金曜日には前夜祭があり、多くの方とコミュニケーションを図ることができました。僕自身、参加した理由のひとつが参加者とのコミュニケーションだったので、前夜祭からイベント本編後の後夜祭(懇親会)まで、ガッツリ参加させていただきました。

熱に気圧された前夜祭

まずは前夜祭。元祖名古屋めし居酒屋「伍味酉(ごみとり)本店」で行われました。

何名くらい参加したんだろう… 100名はいなかったと思いますが、50名は超えていたと思います。始まって15分もすると、隣の人の声も聞こえづらくなるくらいで「スタートダッシュがすごい」と若干、飲まれた感がありました。

何名かの方とお話をさせていただき、前夜祭は終了。名古屋めしが美味しかったです。
が、部屋に帰って Twitter(現 X)でハッシュタグを追ってみると、以前からお会いしたかった方が何名か参加しているのを発見…

「明日はいろいろな人を探しに行こう」と誓って眠りにつきました。

雨天予報が嘘のように晴れた本番当日

デジタルキューブは今回のイベントの会場サポーターだったので、準備のために一般の開場時刻よりも早い11時に到着しました。会場となった愛知大学の施設は新しく、とても綺麗でいろいろと使いやすかったです。メイン会場が2階、サブ会場は違う建物の19階と20階で、かなり離れた印象でしたが移動はしやすく混乱は無かったように思います。

サポーターブースのある20階からの眺めが素敵でした!

滞りなく準備を終えたら、いよいよスタートです。

メイン会場は大学の講堂のようなホールで、席は多いし、舞台は見やすいし、各席にテーブルがあるのでパソコンも置けて、とても良かったです。会場内の Wi-Fi も爆速だったし、今回のようなイベントにピッタリで、運営メンバーはこの会場を押さえられた時に成功を確信したんじゃないか、なんて思いました。

さて、ここからは僕が参加したセッションをメインに、各セッションで得た学び、印象などを書いていきますが、まずは全体的な感想から… 

いろいろな人がいた!

コミュニティマーケティングに関するイベントではありますが、IT 系のコミュニティでお会いしたことのある方や事業会社の方、記者やライターの方までいろいろな方が参加していらっしゃいました。
広報としてお会いしたかった方、ご挨拶したかった方、共通の知人がいる方、思いがけず数年ぶりに再会できた方… 前夜祭での反省を活かし、いろいろな方とつながることができました。

ここまで一気にいろいろな方と知り合えるのは、リアル+コミュニティがテーマのイベントだからだと思います。いくつかのセッションでも出てきたキーワードに「サイクル」や「ループ」がありましたが、この出会いからまた次の流れができると思うと、とてもワクワクします。

印象に残っているのは登壇者のキーワード

5つのセッションに参加しましたが、どれも時間が短く感じられました。35分のセッションはもちろん、約90分のセッションでも長くは感じなかったんですよね。どれもそれだけ内容が濃かったんですが、それだけに情報の吸収が難しく、「パワーワード」や「キーフレーズ」的なものの方が印象に残ったかもしれません。今回は「祭典」なので、この勢いも含めお祭りなんだと思います。ほんと、体調万全で参加できて良かったです。

人も雰囲気もやさしかった

これだけのイベントなので、運営や登壇にいろいろな人が関わります。来場するお客さんもいろんな方がいます。そうなってくると勘違いや齟齬もあって、現場がピリつくこともあると思うんですが、僕はそういった場面を一度も見かけませんでした。
なんだかみんな温かいというか、みんながみんな楽しんでいるような感じでした(n=1 の話なので、会場のどこかで怒鳴られている人がいたかもしれませんが…)。

これってすごいことだと思います。どうしてこんなことができたのか、そのノウハウを知ることができたら、それが一番の学びになるかも、と思ったり…


各セッションに期待していたことと学びなど

セッション① キーパーソンと語る、コミュニティマーケティングの未来予想図

最初のセッションはキーノートパネル「キーパーソンと語る、コミュニティマーケティングの未来予想図」でした。キーノートパネルとは、カンファレンスなどのイベントにおいて、特定のテーマについて専門家や著名人が討論や発表を行うセッションのことです。
今回は、この日に行われる主なセッションのキーワードを抽出したり、イントロを紹介したり、というものでした。オールスターの紹介というか、チラ見せというか、そういうワクワク感があって良かったです。

セッション② 様々な視点から深堀りする、参加者視点でのコミュニティ活用術

続いて参加したのは、参加者視点のセッション「様々な視点から深掘りする、参加者視点でのコミュニティ活用術」です。申し込みをした時に期待していたのは、参加者のいろいろな視点を知り、それぞれの違いやメリットを学ぶ、ということでした。

このセッションは「コミュニティに参加する理由は?」というお話からはじまり「活動は社内で評価されてる?」(されているとは言えない)、「であれば、会社で評価されるにはどうしたらいいか?」、「コミュニティの仲間を増やすには?」と展開していきました。

そもそも多くの人の中で「コミュニティ活動」という言葉のイメージが業務とつながりづらい現実がある中で、情報を発信したり、人を巻き込んだりする必要がありそうです。
いずれにしても RevolveSpiral といったイメージでコミュニティ(や評価)を育てていく必要があるんじゃないかと思いました。

セッション③ エンタープライズ企業とコミュニティのこれからの"あたりまえ"な関係

続いては、経営者視点のセッション「エンタープライズ企業とコミュニティのこれからの"あたりまえ"な関係」です。
期待していたのは、企業からコミュニティに参加した後で企業内に何を持ち帰り、どう活かすべきなのか、何を期待しているのかという経営者目線を知ることでした。
ただ、このセッションでの展開は少し違っていて、「エンタープライズにとってもコミュニティは重要だが、どのようなことに気をつけてコミュニティと関わるべきか」という運営側に近い経営者目線でした。

僕がテーマの選定を間違えてしまったわけですが、そんな中でも刺激的だったお話は、コープさっぽろの会員200万人に Slack アカウントを付与するというものでした。

そのきっかけとなるお話は、本イベントにも参加されていた酒井さんが3年前に記事にされていました。

このセッションは beajourneyman さんが togetter でまとめていましたので、詳細を知りたい方はこちらもどうぞ👇

やっぱり経営者目線は視座が違う… と思いつつ、次のセッションへ… 

セッション④ 全国イベント主催者が語る!コミュニティイベント運営術

「全国イベント主催者が語る! コミュニティイベント運営術」は、各地で行われるイベントではなく、今回のような全国から人が集うイベントの運営について学ぶセッションでした。僕自身もイベントの主催者をやってきた経験があるので、コミュニティイベントとの共通部分や違いなどを知りたいと思って参加しました。

とくに学びが深かったのは、オンラインイベントとオフラインイベントの違いについてでした。オンラインとオフラインは別物として考え、オンラインで認知度を高めて(燃料を貯めて)、オフラインイベントで熱量を爆発させる… オンラインだけでもあっても、助走というか、空気をつくることが重要だと感じました。

セッション⑤ ビジネスも人生もグロースさせるコミュニティとの向き合い方

最後のセッションは「ビジネスも人生もグロースさせるコミュニティとの向き合い方」でした。「ビジネスも人生も」とかなり広いテーマだったのでどんな展開があるのかと思っていたんですが、スピーカーの小島さんと KT さんのやりとりが早い早い! 間が無いわけではなくて、しっかりとした濃いやりとりでありつつも、テンポが早いのでついていくのもやっとだったんですが…
「コミュニティとビジョンの共有がないプロダクトは生き残れない」
「同じことを違う言葉で言うことは大切」
「自分がいる組織に先生がいない時代」
「不安定な時代だからこそ(ストーリーのある)多脚化で安定すべき」

ということで、コミュニティで楽しく生きていこう(意訳)というのがポイントだと感じました。

イベントの最後は、CMC_Central の総監督である藤井さんからのご挨拶…

そして集合写真家 武市真拓さんによる撮影が行われ…

皆さん、Cのハンドサインで記念撮影!

後夜祭という名の打ち上げに向かうのでした。特にトラブルもなく、会場の撤収もスムーズだったのではないかと思います。運営の皆様、お疲れ様でした!


210人で貸し切った「シルクロード」での後夜祭

後夜祭は CMC_Meetup の皆様御用達だというお店「シルクロード 名古屋駅店」で行われました。お店に入ってみると、とにかく奥まで続く長いテーブルに圧倒されました。この横にも別の長い部屋があり、そちらにも参加者で埋まっていました。

麻婆豆腐、海老チリ、餃子、炒飯… いろいろいただきました。

この人数での宴会ってなかなか無いと思いますが、それを情熱で仕切ったのが tarimo さんです。

美味しい料理に楽しいお酒であっという間の2時間でした。後半で「中国料理 シルクロード同好会」にも入れていただきました。

こんな感じの濃い2日間、まとめる言葉が見つかりませんが、あれもこれもそれも情熱とコミュニティがあってこそ、だと思いました。ビジネスも人生も、長く楽しくスパイラルを上げていくために、コミュニティとの関わりを深めていこうと思います。

参加された皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

note では他にも CMC_Central のいろいろなレポートが上がっています。ぜひそちらも見てみて、当日の熱と学びを感じていただければと思います。

それでは、また。