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フルスタックエンジニアの目標へ一歩踏み出す

●2020年を振り返って

こんにちは、株式会社デジタルフォルンDX推進グループの徐(じょ)と申します。2019年6月入社したクラウド開発エンジニアです。私の2020年のキーワードは「フルスタック」です。

■究極の目標

システムエンジニアとして、究極の目標は「フルスタックエンジニア」だと思います。要するにプログラミング言語の知識、OS・ミドルウェアの知識、クラウドサービスの知識など複数の技術分野についての知識や技能に精通し、ひとりでシステム開発や運用を行なうことができるエンジニアです。
この1年間、優秀な同僚の方々と一緒に優秀な技術を使いこなして、フルスタックエンジニアの目標に着実な一歩を踏み出しました。

今年、VMware Pivotal LabsでMaster Class for Developers(Java)のトレーニングとCourseraでGoogle CloudのProfessional Cloud Architectのトレーニングを受けました。こちらのクラウド上アプリのリファクタリングや、リプラットフォームや、モダナイゼーションなどのDX手法を活用して、現在主流のアジャイル開発手法(カンバン、スクラム)で優れた製品と技術をプロジェクトへ本格的に取り込みました。

具体的に言うと、今年下記の3つのプロジェクトに参加しました。

①あるモノリシックなシステムをマイクロサービス化して、PaaS(Platform as a Service)のTAS(Tanzu Application Service)とTKGI(Tanzu Kubernetes Grid Integrated Edition)に動かす。
②あるマイクロサービスのシステムに対して、最新技術のDaprランタイム経由でソースを改造し、同じソースのままクロスクラウドAWSAzureGCP)のフィジビリティスタディを検証。
③AWS CloudFormationを使ってあるシステムのインフラ基盤の自動作成(Infrastructure as Code )を実現。

この3つのプロジェクトを通して、トレーニングで教えて頂いた知識を活用し、知識の欠点を補い、マイクロサービスアーキテクチャとそれを支える技術に対する理解が深くなりました。以前は頭の中でばらばらとなっていた知識が線のようなもので繋がり、毎日フルスタックエンジニアらしく働くということを実感しました。

お陰様で連続して2回(58期下半期と59期第一四半期)、自身の携わったプロジェクトがDIGITAL VORN AWARDのベストプロジェクトに選出され、チームの一員としてすごく嬉しかったです。優秀な同僚の方々から学んだ考え方とやり方は自分の糧になりました。(下記は社内報に掲載されたベストプロジェクトチーム写真、中央が私です。)

「DIGITAL VORN AWARD」:四半期ごとと半期ごとに各ユニットのベストプレイヤー・ベストチームプロジェクトを決めるデジタルフォルン社内アワード。各ユニットから選出された活動内容を審査し決定。社内報・キックオフにて発表。

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■目標に向けて、これからの一歩

2021年フルスタックエンジニアの目標への更なる一歩として、GoogleのProfessional Cloud Architect資格Professional Data Engineer資格を取りたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます。
デジタルフォルンDX事業部では、共に働く仲間を積極的に募集しております。ご応募お待ちしております。