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デジタルフォルンの行動指針「NeverGiveUp」について

こんにちは。デジタルフォルンでデータ分析やデジタル改革部門の一部と、採用や営業を担当する部門を管轄している岩崎と申します。

デジタルフォルンで大切にしているミッション&スローガン、バリュー(行動指針)。その意図や意味はデジタルフォルンに限らずビジネスを行う上で重要な考え方が含まれていると確信しています。

今回はその意味や意図をしっかりご紹介し、何かの気付きになっていければというところと、デジタルフォルンのことをもっと知って頂くきっかけにしていただく機会になればと思っています。

【バリュー(行動指針)】
・Variation:多様性を大切に相互理解を深め変化を
・Ownership:自ら行動で周囲の協力を
・Revolution:未来へ向けた最高の改善を
・Never Give Up:最後までやり遂げ成長を

今回はバリュー(行動指針)の4つ目、最後の「Never Give Up:最後までやり遂げ成長を」について、詳細をご紹介します。

~我々の行動指針の「Never Give Up:最後までやり遂げ成長を」について~

最後までやり遂げると聞くと、初めにやると決めたことは諦めず、不断の努力でやり続けましょう!というようなイメージを持たれることが多くあります。一般的には「継続は力なり」とか、「初志貫徹」のような言葉で、表現されることも多いと思います。

この気持ちを持っていることは非常に大事で、まずその業務やプロジェクトを何のためにやっているのか、(この行動指針のご紹介のシリーズの中で度々繰り返しになりますが…)その目的意識を持って、その達成のためにしっかりとやり遂げる。そのやり遂げる過程で紆余曲折があり、試行錯誤があり、必要に応じて新たな技術習得があり…そうしてやり遂げることで、それは最後に成功と言われ、結果として成長していることになります。

我々の行動指針の説明の中でも明確に、以下を記載しています。

「やり遂げなかった物事には、成功も成長もついてこない。だから我々は、困難に立ち向かう姿勢を持ち、必ず最後までやり遂げる。」
「目的達成のために必要なことなのであれば、どんなに困難でも、続ける意思を持つ。そして、どうすればその困難に立ち向かえるかを真剣に考え、問題を打開してやり遂げる。困難に立ち向かうための姿勢と、そのために頭を使うこと、それが私たちの成長に直結する。」

というように、我々は継続、どんなことでも最初の思いを持ち続ける(目的意識)必要性を認識していて、だからこそ成功と成長がついてくると思っています。

でも上手くいくときもあれば、上手くいかないときもあるものです。
しっかり目的意識を持って、一生懸命頑張っていても、上手くいかない場合はどうでしょうか?

上手くいかない場合でも、愚直にやり続けるというのも一つの美しいあり方かもしれませんが、それは諸刃の剣でもあります。

例えばそのうまくいかない状況に直面しているのが企業活動の場合であれば、それはもしかしたら赤字を垂れ流しているかもしれません。

PDCAのサイクルを回していっても、どうにも上手くいかない場合、1年2年であれば投資として捉えられるかもしれませんが、これが5年10年という長い期間続いてしまい、その間赤字まみれだったら…明確にその準備と覚悟がある投資ではない場合であれば、相当辛いですよね。
それでも目的意識を持って、一生懸命やっているからと愚直に我慢してやり続けますか?

企業でも個人でも、何かチャレンジをした場合にどうしても上手くいかない状況に直面する場合があります。我々は、挑戦・チャレンジを推奨する風土だからこそ、こういう場面に直面することは、他企業より多いかもしれません。
では、こういう状況に陥った時にどうするか。そこにNever Give Upのもう一つの意図があります。

我々のいう「最後まで」は、決してずーっとやり続けろということではないのです。

例えば、普段の業務の横で、空いた時間を使って新しいプロジェクトを立ち上げたとします。ここにはそこまで多くのリソースを割けません。最初は鼻息荒く意気込んでいた人も、なかなか上手くいかずに苦戦します。そのうち、本業もあるし…と、何となくフェードアウトしていって、いつしか「そういえばあのプロジェクトどうなったんだろうね」なんてことが起こったりします。我々はこれを認めない、というスタンスを持っています。

つまり、プロジェクトを中止する、中断するという判断を明確に下すという行為が必要だということです。「最後まで」はずっとやり続けることではなく、何となく終わらない、フェードアウトしない、上手くいかない場合には明確に「最後(終わり)」を作る、ということを表していて、これが重要だと表現しています。

何となくやらなくなってしまった物事については、人間省みることがありません。時間や労力をかけたにもかかわらず、その後の振り返りがなければ、それは全て無になります。もしかしたら多少の経験値としては残るかもしれませんが、これはいわゆるカンに近い経験値が個人に残ったり残らなかったり程度でしかありません。

一方で、明確に中止・中断を決めた場合、何がいけなかったのか、どういう方法を取れば上手くいったのか(またはその確率が上がったのか)、そういった振り返りをすることが可能になります。よく失敗は成功の種とか言ったりしますが、失敗の原因がどこにあったのか、振り返りを行って明確にした場合のみこれは当てはまります。

科学の実験などはわかりやすいです。何となく実験を終わらせることはなく、明確に実験を終え、その実験中に取ったデータを確認し、上手くいかない場合にはどんな原因があったのかの仮説を立て、次にどういう形で実験を実施するのかというように、先の成功につなげていきますよね。それと同じです。

挑戦やチャレンジを積極的にしていく以上、うまく行かないことは当たり前に起こります。努力や創意工夫をした結果うまく行かないのであれば、これは残念ですが現在の自分たちの実力値からしたら仕方ないのかもしれません。

でも、そうした状況の中で、ちゃんと振り返りを行い次に向けての学びを得て成長していかなければ、失敗が明確に「失敗」になってしまいますし、いずれ来る成長のための学びは得られません。こうした学びを得て、成長し、そして成功していく。

失敗をただの失敗と捉えるのではなく、最後という区切りを付けるまで頑張る、その最後の区切りを付けたのであれば成功の種とすべくそこから学びを得て成長する。それを繰り返すことで、どんどんその後の成功に近づいていく。我々の掲げるNever Give Upはそのための考え方そのものなのです。

そういう意味では我々は、失敗しない企業かもしれません。目的意識を持ち、最後までしっかりやり遂げて成功と成長をもたらすだけでなく、上手くいかないときには明確に区切りを付け、振り返りを行い、それまでのアクションの数々の中から良かった点や改善点を抽出して成長し、その先で成功させる。

我々はそんな思いを持って「Never Give Up」を掲げています。

さて、ここまで計5回、我々デジタルフォルンのミッション、スローガン、そして4つのバリュー(行動指針)についてご紹介をさせていただきました。
全てご覧いただいた方も、どれかだけ見ていただいた方も、こうしたご紹介で、デジタルフォルンの考え方やカルチャーが少しでも伝われば、そして、見ていただいた方の何かしらの気付きになることができれば幸いです。

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