メディアビジネスは将来三つに分割する?
さっきこんな記事を書いてアップしたんだけど、さらにちょっと考えてみた。
以前に、佐々木俊尚氏が「2011年新聞テレビ消滅」という本を書かれていた。当時は割と話題になっていたのだが、実際2021年担っても新聞もテレビも消滅してはいない。ただ、ここで思ったのは予想が当たったとか当たっていないとかいう話ではなく、実はその中に今でも印象的な点が指摘されていたことを思い出した。
それは、将来メディアは三つに分断されると言ったような内容だったのだけどそれは、
1)コンテンツ(コンテンツそのもの)
2)コンテナ(コンテンツを入れる箱の事。動画ファイルだったりDVDやブブルーレーディスク、印刷物、音楽などの音声ファイルやCD)
3)コンベア(インターネットや放送、物流)
という内容だった。今考えるとそれもちょっと変わってきたのかなと思うのだが、これに倣って考えてみると今だったら次のように考えられるのではないだろうか。
1)コンテンツ(コンテンツそのもの)
2)コンテンツブランド(コンテンツを編集し提供するもの。ディズニーとかマーベルとから始まってCBS、BBC、読売新聞とかTBSとか。東スポとかMUSIC LIFEなんてのものあるよね)
3)プラットフォーム(Amazonプライム、Netflix、Huluなんか。あるいはし書籍とかDVDというのもメディアプラットフォームと言えるし、そうなると本屋やCDショップはコンテンツをアウトプットするデバイスであるといえる)
特に、いまはメディアのことを新聞メディアとか雑誌メディアとかコンテンツとデバイスを一緒に考えているけど、そのうちデバイスとコンテンツは全く切り離されて存在するようになり、さらにコンテンツも上の三つにカテゴリーがわかれながら存在するようになるんじゃないかなって思った次第。
これはこれで、こんな考え方をしながら将来のメディアビジネスがどうなるかを考えてみるのは面白いんじゃないかな。それはまた次の機会に妄想してみよう。
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