世界一のゲーム大国「日本」のビデオゲーム普及率。

2022年12月7日 16:55

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のフローリアン・ツァント(Florian Zandt)の報告として2022年09月14日に、2022年09月15日から09月18日まで、コロナウイルスの大流行の影響により、2020年と2021年の2回のオンライン開催を経て、再び千葉市の幕張メッセで東京ゲームショウが開幕した。

このゲーム見本市は、2019年の来場者数が26万2,000人を記録した世界最大級の展示会である。

カプコン、任天堂、バンダイナムコ、コナミなど、主に日本のタイトルやパブリッシャーが中心だが、海外からの出展も一定数決まっている。

このように国産ゲームに注目が集まることは、驚くべきことではない。

このグラフが示すように、日本の人口に占めるゲームユーザーの割合は世界でもトップクラスであり、今後もその傾向は続くと思われる。

Statista GmbHのStatista Digital Market Outlookの推計によると、日本はゲーマーとされる人口の割合が常に1位か2位を占めている。

2017年の普及率は53％、2022年は58％で、日本は両年とも1位を獲得している。また、eスポーツのエリート選手や団体が多く存在する韓国もトップ5に食い込み、2022年には3位にもなっている。

将来的には、イギリスがユーザーの普及率で日本を追い抜く可能性が高い。

2027年には、イギリス居住者の70％がゲーマーとなる見込みで、市場の重要性を反映している。Newzooのランキングでは、2022年の推定売上高がUS$57億で、6位にランクインしている。

全体として、ビデオゲームはここ数年、収益に関して最も有利なメディア分野となっている。Newzooの推計によると、2022年の市場はUS$1960億超に拡大し、そのうちモバイルゲームだけでUS$1040億が創出された。

これに対し、音楽業界と映画業界の収益は2021年にUS$259億とUS$213億に達し、NetflixやDisney+などのビデオストリーミングプロバイダーの収益は2020年に推定US$620億でした。

そういえば、1990年頃、コナミの知人に落ちものゲーム専用のモバイル・ゲーム・センターを作ろうと提案したことがある。

元々ハドソンの落ちものゲームのアイディアは、ある有名人が作ったゲームが面白いので、ハドソンとの会議で、わたしが口走ったのを聞いた重役が実働して、カトちゃんケンちゃんで採用したのが始まりであった。

その情報は、誰も知らなかった。

わたしは当時すでにマルチメディア・インターネット事典を作っていたので、多言語であらゆる雑誌を読んでいたから、知っていた。

その時のアイディア料は、カトちゃんケンちゃんのゲーム1本であった。

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