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EU、2023年ビール生産量統計でコロナ前水準に回復。

EU(European Union/欧州連合)の統計局ユーロスタット(Eurostat/European statistics/the statistical office of the European Union)は2023年08月03日に、2022年にEU(European Union/欧州連合)諸国はアルコールを含むビールを約343億リットル、アルコール含有量が 0.5%未満またはアルコールを全く含まないビールを約16億リットル生産した。

2021年と比較すると、EU内のアルコール入りビールの生産量は7%増加し、パンデミック前の2019年の生産量347億リットルに近い水準に戻った。 ノンアルコールビールに関しては、2021年と比べて変化はなかった。

2022年のEUのビール総生産量(アルコールあり、なし)は、住民1人あたりほぼ80リットルに相当した。

ドイツは引き続きトップのビール生産国。
データが入手可能なEU諸国の中で、2022年にはドイツが引き続き76億リットル。EU総生産量の22%以上でトップの生産国であった。 これは、EU内で生産されるアルコールを含むビールの約4分の1がドイツ産であることを意味する。

ドイツに次いでスペインが39億リットル(EU総生産量の11%以上)、ポーランドが37億リットル(11%)、オランダが26億リットル(ほぼ8%)、フランスとイタリアがともに20億リットル(各6%)となった。

最大の輸出国と輸入国。
貿易データによると、例年同様、オランダは2022年もアルコール入りビールのトップ輸出国として首位を維持している。
オランダは2022年に合計26億リットルのアルコール入りビールを輸出した(EU域内および域外)。
EUのビール総輸出量の27%を占める。
2021年と比較して、この国のビール輸出量は7億リットル増加した。

オランダに続いてベルギー(16億リットル、17%)、ドイツ(15億リットル、16%)、チェコ(6億リットル、6%)、アイルランド(4億リットル、5%)となった。

輸入に関しても、2021年と比べて変化はなく、フランスは2022年も引き続きアルコール含有ビールの最大輸入国であり、その量は9億リットルで、EU総輸入量(EU域内およびEU域外)の17%を占めた。

他の主要輸入国は、イタリアが7億リットル以上(14%)、ドイツが7億リットル未満(12%)、オランダが6億リットル(11%)、スペインが5億リットル(10%)であった。

輸出先。
非EU諸国へのビールの主な輸出先に関しては、イギリス(8億6,000万リットル、EU域外ビール総輸出量の21%)と米国(7億1,600万リットル、18%)が主な相手国であった。

次いで中国(3億4,900万リットル、9%)、ロシア(2億7,100万リットル、7%)、カナダ(1億5,500万リットル、4%)となった。

EU域外の国からのアルコールを含むビールの輸入は、EU域内の輸入に比べてわずかであった。
非EU諸国から輸入する場合、EU諸国はイギリスビール(2億9,000万リットル、2022年のEU域外ビール輸入量の57%)とメキシコビール(9,900万リットル、それぞれ19%)を好んだ。
セルビア(4,000万リットル、8 %)、ウクライナ(1,500万人、3%)、中国(1,100万人、2%)がトップの輸入相手国に続いた。

日本は、独特の炭酸入りで、自然発酵ではないビールが中心で、焼酎から作ったビールもどきもあり、ドイツ人に話すと、なんだ?と言われる。

日本は、科学国家だから〜というと、「えっ?」と言われる。

だから、統計には加わらないが、韓国、香港。台湾では評判がいい。

https://ec.europa.eu/eurostat/web/products-eurostat-news/w/ddn-20230803-1
関連情報
https://ec.europa.eu/eurostat/web/prodcom/overview
https://ec.europa.eu/eurostat/web/prodcom/database
https://ec.europa.eu/eurostat/web/international-trade-in-goods/overview
https://ec.europa.eu/eurostat/web/international-trade-in-goods/data/database

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