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【糖尿病療養指導士が解説】みんな知って欲しい糖尿病の食事②

管理栄養士、糖尿病療養指導士のあやです。この記事では実際にわたしが病院で行っていた糖尿病の栄養指導についてお伝えします。今回は、『お家でできる糖尿病食』と題して簡単にできる栄養バランスの整え方をお伝えします。

ちょうどいいバランスの食事とは

たんぱく質、脂質、炭水化物はエネルギーのもとになる栄養素です。 それぞれ、からだの中では欠かすことのできないもので、バランス良くとることが重要です。また、骨や歯の材料となるのは、カルシウムなどのミネラルです。身体の働きを正常に保つためにも、さまざまなミネラル(鉄・銅・亜鉛など)やビタミンなどが必要です。からだを作り、からだの調子を整えるには、さまざまな栄養素をちょうど良い量で食べることが大切です。

バランスのとり方

具体的には、主食(ごはん、パン、めん類など)、良質なたんぱく質を含むおかず(魚類、大豆製品、卵、肉類など)、野菜、きのこ、こんにゃく、海藻、乳製品(牛乳、ヨーグルトなど)、果物など1日の中でいろいろな食品を組み合わせて食べることでバランスのよい食事に近づきます。なかなか食事を作る時間がない時でも食品を組み合わせる意識をすると、自然と体にとって良い食事となります。

例えば私のある日の食事です。

レトルトのミートソースパスタとカット野菜のサラダです。主食のパスタ、たんぱく質を多く含むおかずのミートソース、野菜のサラダ。調理は茹でて盛り付けるだけ、ほんの10分ほどで作った食事ですがエネルギー453キロカロリー、たんぱく質20g、脂質12g、炭水化物71gでちょうど私に必要な栄養がとれる内容となっています。
調理に手間をかけなくても毎日の食事を少し意識すると体が喜ぶ栄養のとり方ができます。

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