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高1先取授業スタート

高校受験も終わって、その後も継続する新高1生の先取学習が今週から、始まりました。授業してみて思うことは、どこかまだウワの空。
このタイミングではまだ、公立高校の合格発表が終わっていないからでしょう。(発表は16日15時の予定です。)

この春から高校生の自覚はあっても、まだどこの学生になるかの明確な自覚もない。まあ当然の感覚だとは思いますが、この僅かのスタートダッシュの差が、ずっと付き纏うことになるかは今は知る由もないよね。

進学校と呼ばれる学校に進路を取った生徒は学校自体の生徒のフォロー体制がしっかりしています。学校任せでもある程度は大丈夫でしょう。
進学校の次位の、普通高と呼ばれる学校に進む生徒は学校に頼っていると、残念ながら取り返しのつかない状況になる可能性が高いです。これは学校批判ではなく当たり前のことだと思います。学校としては生徒の多数派に合わせて進路指導をするので、少数派の、細やかな大学進学の指導を受けるのは期待してはいけません。卒業生の進路実績もない、大学からの進路説明のオファーもない中で進路指導の先生も手の打ちようがないと思われます。
更にもう少し下位の普通科高校の場合は、大学進学が視野に入っていないかもしれませんが、もし大学に進学したいと気持ちが固まった時は早めにアクションを起こした方がよいと思います。その学校で成績がオール5であっても、指定校推薦が学校自体に来ていない可能性が高いです。
学習塾や予備校等で情報を仕入れて独自の対策が必要かと思います。
(必ずしも大学進学ありき、のお話ではありません。念のため。)

今回の授業の第一声は、「入学した学校内の順位も大切だけど、もっと大切なのは県内の、そして全国の順位。学校内でトップクラスの成績になっても、チヤホヤされても、安閑して授業で寝てはいけません。(笑)」でした。

数学も難しくなり、英語の難易度も増してきますが、敢えて私は国語の重要性をお話ししたいです。若年層の国語力が低下しているのは否めません。
しかしながら、国語が受験科目から消えることは無いでしょうし、高得点を取ることで一気に有利になる、しかも世代全体が苦手にしている・・・。
得意にならない手はないのです。しかも、日常使っている母国語なのですから鍛錬次第で得意科目にすることは可能です。古文・漢文は判ってしまえば簡単な、判らなければ難解な科目と言えます。
3年「も」ありますので十分克服可能です。

進路について考えるのはまだ早いのかもしれません。これから人生で一番楽しい時間が始まります。こどもから大人に向かうこの10年位の時間。
その時は思いもしませんでしたが、貴重な時間です。いっぱい笑って、いっぱいおいしいものを食べて、そしていっぱいその「目」で色々なものを見てください。海外に行く機会があるなら絶対この時期がいい。私は大学生の時、中国に留学に行く夏休みの直前に、天安門事件があって中止になった世代です。(年齢がw)
機会があればぜひ、興味のある方へ進むべきです。
もちろん、勉強もね。

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