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ちょっと意識するだけで防げる「現代型栄養失調」

以前の記事でも書きましたが、ここ最近「現代型栄養失調」が問題視されているようです

「現代型栄養失調」だったり「新型栄養失調」だったり、まだ呼び名が固定していないのかな?

下記の項目に多く当てはまれば当てはまるほど注意が必要です

・朝食を抜くことが多い
・お昼はカップ麺や菓子パンで済ますことが多い
・甘いおやつを好んで食べている
・週に数回外食をする
・魚料理を食べる機会が少ない
・炭水化物を避けている
・寝付きが悪い
・肌がざらざらする
・落ち着かない
・イライラする
・やる気が出ない

後半5つは原因ではなく症状ですが、どうでしょうか
「ほぼ全部!」となると、既に「現代型栄養失調」かもしれません

これらの項目に当てはまっているということは、エネルギーは確保できているけど、「ビタミン」「ミネラル」が不足している状況が考えられます

食事指導においてこの状況を解決する為には、複数日の食事内容を確認させて頂いてから具体的に指導していきます
個人の活動内容や食事の偏りによって指導する内容は異なります

ただ、現代社会で生きる方たちに多くみられるのは、やはり「中食・外食に偏っている」ということです
「中食」とは、コンビニの弁当やスーパーの総菜、デリバリー等を利用して家庭外の商業的に製造された料理を買ってきて、それらを家庭内で食べる事です
今回のコロナ禍で一気に増えた印象です

「中食」の全てを否定する気は全くありません
上手に利用すればとても便利なものなので、私も良く利用します
但し、サプリメントやプロテイン同様、「足りない物を補う程度」
という事を忘れずに、様々な食品を組み合わせることが大切です

また、炭水化物を意識するあまり、白米を避けている人も注意が必要です
純粋にエネルギー不足からくる疲労感が常に感じられたり、正常な血糖値の上昇が起こらずに満腹感を得られないがために、結局は過食となってしまったりします

自分にとっての適量を知ることは大切です
まずは白米や玄米を3度の食事でしっかり摂取すること
たんぱく源以外にも、野菜や芋類、海藻類や発酵食品等、様々な食材を取り入れる事を意識してみてください

一汁三菜が理想ですが、それが叶わなくても既製品に関しては「材料名」や「成分」を確認する習慣をつけてみましょう

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