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伝染性単核球症

この数年、新型コロナで生活環境が大幅に変わりました

私の職場は高齢者施設です
コロナ前はインフルエンザ流行時にしかマスクを着用していませんでした
コロナが5類となった今でも、感染症の蔓延とは関係なく勤務中はずっとマスクをしています

コロナやインフルエンザだけでなく、地球上には様々なウィルスがいます
生物とウィルスは双方争いながら進化してきました
時には相手の機能を取り込みながら、それを利用して子孫を増やす・・・
卵子と精子の受精は、生物がウィルスから取り込んだ仕組みだと聞いたことがあります

さて、タイトルの「伝染性単核球症」ですが、お聞きになったことはありますでしょうか
Epstein‐Barr ウイルス(EBV)というウィルスに感染することで発症する感染症です
私、20歳の頃にこれに感染しました

もとはインフルエンザに感染したことがきっかけでした
短期大学卒業間近にインフルエンザに感染
謝恩会にも出席できず、春休みはずっと療養していました

普通、インフルエンザなら3日~5日で治まってくるはずなのに、1週間たってもなかなか高熱が下がりません

病院に行っても「風邪です」しか言われず、解熱剤や鎮痛剤の対処療法のみ

私も無知でしたし、今みたいにインターネットもそこまで普及しておらず、医者の言うことを聞くだけしかできない

そうこうしていたら1ヶ月くらい調子が悪い日々が続き、とうとう夜間に40℃を超え、恐ろしいほどの倦怠感に我慢が出来ず救急外来へ行きました

そこの先生に初めて「伝染性単核球症ですね」と診断してもらえたのです
まぁ、それってわかったところで特異的な治療法があるわけではないのですが、病名がわかっただけでもどこか安堵したのを覚えています
しかし、1ヶ月ほど放置していたのが悪かったのか、肝機能低下が著しく、先生からは「肝硬変の患者並み」と太鼓判を頂きました
恐ろしいほどの倦怠感はこれのせい・・・

本当に光すら刺激になるし、ラジオやテレビにも耳を傾けられない
ただひたすら寝るだけの日々
そして夜間になると急な体温上昇とそれに伴う悪寒と嘔吐
気が遠くなるくらい具合がわるかったです

これって、子供の頃にウィルスと接触していれば
「あれ、ちょっと熱があるね」
くらいの軽症で済むらしいです
おたふく風邪なんかと一緒で、大人で初感染すると重症化しやすいらしいです

ここ数年、コロナで感染症予防対策はしっかり出来ているとは思いますが
だから故、あまり菌やウィルスに接触していない子供たちが大人になった時に、私みたいにきつい思いをするのではないかと心配です

身体を守る仕組みとして免疫機能があります
この免疫機能は「免疫細胞」と呼ばれる「白血球」「マクロファージ」「好中球」「T細胞」等々が正常に働かないと機能しません
これら、「免疫細胞」は「細胞」なのでたんぱく質です
ここでもたんぱく質が要になっていますね

バランスよくPFCを摂取し、ビタミン、ミネラルをちゃんと摂取することで免疫機能も正常に働きます

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