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危機感と食事

子どもの頃、生き物を捕まえて持って帰って、家で餌を与えても
ほとんど食べない、という事象。経験ありませんか?

元気がないな、帰る途中に弱ったのかな、などと思いながら・・・


これは動物がストレスと恐怖に耐えるため、
ホルモンを分泌し自己防衛している状態。

環境に慣れて1〜2日経てば食べ始める。


ヒトにもアドレナリンなどの作用で同じ現象が起こる。
……はずなのだが、

怒りに震えようが、興奮しようが、恐怖に怯えようが、
悲しかろうが、寂しかろうが、

それでも食べる現代人は破滅に向かうのでしょうね。


ただ、そう考えるその前に、これだけ肥満が多い人類を見れば、
それが自然なのだろうとも思ってしまいます。


痩せた人間より太った人間の方が圧倒的に多いのでしょう。

殊に日本人でポッチャリさんは肥満と判定する条件で、
太っている人と痩せている人を、両極端に判定するならば

太っている人の方が圧倒的に多いと思います。


そして『ポッチャリ肥満が長生きする』などと
何処かの不勉強な医師とかが言うものだから、それに安心して
「これで良いんだ」と今日も余計なものを食べる1日を送るわけです。


1日に3食を食べて、常に満足した状態で過ごし、
空腹感に抗うことなく生活して、健康に長生き出来るとは私には到底、
信じられません。

防衛本能は働かないわけです。


お腹が出ている人に頭の薄毛が多いのが頷ける。

髪を作る栄養が偏るとか、
毛根周りの毛細血管が詰まるとか、そんな単純なものではなく、

頭を守るという防衛本能の低下だと思います。
食べ物はいつでも与えられ、そんな危機感のない生活なのだから、
頭部を守るために、残された長い体毛が茂る必要もないと察知するから。
と考えれば合点が行きません?

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