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alone.

基本的に1人が好きで、ひとりでいることが多い。

誰かと楽しく過ごすのも良いけれど、
ひとりの時間が自分に与えてくれる思考力に
たまには苦しめられるけど、それでもいいバランスを保って過ごしてきたと思う。

感じるままに考えること。
制限をつけて考えること。
組み立てたり解体したり、再構築したりして
ひとりの時間を楽しむ術をいくつも知っている。

でも、
恋や尊敬や憧れから誰かを好きになった時、
その誰かが心に住み着いて自分の居場所が狭くなる。
急激に世界はバランスを崩し始めて、
ひとりの時間に何をして過ごしてきたのかたまに分からなくなってしまう。

大人になるにつれマシにはなってきたけれど、
自分以外の誰かや何かに心を奪われやすい気質。
過ぎた感情移入が日常を侵食して、
私がわたしでいられなくなってしまうことがある。

その気質と折り合いをつけるために、
ひとりが好きになったのかもしれない。

最近出会う人はみんな、精神的に自立していて
変に他人に肩入れしたりしないひとが多くて
そんな人と接すると寂しさに似た気持ちを抱くのと同じくらい、ホッとしている。

他人に明け渡すだけが共存でも共感でもなくて、
境目は無くさなくていいんだってことを教えてもらえるような。
でも自分をしっかり持っている人は、
本当に助けが必要な時に決まって 簡単に境界を越えて傍に来てくれる。
強さと優しさが同義でいられる人は本当にすごい。

何に対しても悲しい気持ちと結びつけてしまう癖が治ってきた今、
目にする出来事や気持ちを新しい角度で見つめることができる。

心の中に住み着いて、私を奪っていく何かだけじゃなく 自分の日常に溢れている沢山のことにも目を向けたい。
素敵なことはいくらあってもいい。
個として見つめる日常はもっと、
ドラマティックなのだから。

#日記 #ひとり #だれか #ドラマティック #心
#日常 #毎日 #思うこと

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