#225 クラファン
気になってCAMPFIREを覗いてみました、キーワードはキャンプ。
ありました。
リターンがいい!
キャンプへの先行投資って感じですね!
理想のキャンプ場っていうテーマがあって、そこに共感をしている人が多くいる、「実現させてくれ!」という思いで支援をして、できた暁にはプラスアルファで利用をすることができるわけです。
こちらは目標まであと半分ぐらい。
なんとなくですが、キャンプのカテゴリで考えると、実現できたら使いたいというファンをつけられるかどうかが大きな差になりそうです。
富士山が見えて、きれいな炊事場とトイレがあるキャンプ場と、ドッグランができるキャンプ場、どちらに行きたいですか?と聞かれると、前者の方がファンが多そうです。
実現させたいキャンプ場という点では同じですが、場所柄の問題でしょうか。
たしかに、今月富山にいきましたけど、関東からは約5時間の車での移動を考えると、行って見たいけど、中々足が伸びない場所なんですよね。
とまあぼーっと眺めているとそんな発見がありました。
クラウドファンディングとは
クラウドファンディングとは群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、ネットを通して自分の活動や夢を発信することで、想いに共感した人や活動を応援したいと思ってくれる人から資金を募るしくみです。
途上国支援や商品開発、自伝本の制作など幅広いプロジェクトが実施されています。
クラウドファンディングという言葉自体は比較的新しめではあるものの、人々から資金を募り、何かを実現させるという手法自体は古くから存在していました。
寺院や仏像などを造営・修復するため、庶民から寄付を求める「勧進」がその例です。
勧進(かんじん)は、仏教の僧侶が衆庶の救済のための布教活動の一環として行う行為の1つで勧化(かんげ)ともいう。勧請ともいう。直接民衆に説いて念仏・誦経などの行為を勧める者や寺院・仏像などの新造あるいは修復・再建のために浄財の寄付を求める者がいたが、中世以後には後者の行為を指すことが一般的となった。 参照:Wikipedia
インターネットの普及に伴い、2000年代に米国で先駆的なウェブサイトが続々と開設され市場が拡大してきました。代表的なサービスにIndiegogoやKickstarter等があり、特にアメリカやイギリスではクラウドファンディングは資金集めの方法として一般的なものになりつつあります。
日本では、2011年3月にREADYFORが日本で初めてのクラウドファンディングサイトとしてサービスを開始し、現在まで複数のサービスが開設され、クラウドファンディングの認知も徐々に広まりつつあります。
READYFOR はじめてのクラウドファンディングより
クラウドファンディングの種類
クラウドファンディングを大別すると、「購入型」「寄付型」「投資型」の3つがあります。
そして、「購入型」には「All or Nothing(オールオアナッシング)型」と「All in(オールイン)型」の2種類があります。
購入型クラウドファンディング
All or Nothing型クラウドファンディング
指定期日までに目標金額が支援された場合にプロジェクトを履行できる反面、目標金額を達成しなければプロジェクトが成立しない形式です。
支援者がプラットフォームを通じて支援を表明しても、その時点では決済されず、指定期日に目標達成ができて初めて決済がなされます。目標達成できなければ支援金が全く入らないため、目標達成に向けてPRする必要があります。
達成しないとただの手間となってしまう型です。
All in型クラウドファンディング
All in(オールイン)型クラウドファンディングは、目標に達しなくても支援される仕組みです。支援者がプラットフォームを通じて支援を表明した時点で決済がなされます。
支援金を得るハードルが低い一方で、支援が少なければ採算割れのリスクがあります。プラットフォームへの手数料やリターンにかかる費用などに注意しなければなりません。
達成できなくてもリターンをしなければいけないため、諸刃の剣型という感じでしょうか。
寄付型クラウドファンディング
寄付型クラウドファンディングは、クラウドファンディングのプラットフォームを通じて寄付をする仕組みです。
寄付ですから特にリターンはありませんが、プロジェクトによってはお礼状や写真を送るものもあります。被災地支援などの寄付として活用される傾向があります。
投資型クラウドファンディング
投資型クラウドファンディングはファンド型、融資型、投資型などと呼ばれ、ビジネスに対する支援をすることで、売上の分配など金銭的なリターンが得られます。つまり、ビジネス自体がうまくいくかどうかによって支援者の収益は異なります。
内容としては、不動産関連からエネルギー関係のプロジェクトまでさまざまです。支援者側は金銭的リターンを得られることから、金融商品と考えることもできるでしょう。
クラファンを知るうえで大きくはこの辺でしょうか。
眺めていると結構面白いですね。
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