安全にスポーツ・フィットネスをを続けていくために。

こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を生業にしてます。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって20年以上になります。

つい最近、今月下旬に
僕が講師をする予定だったセミナーが、
岩手県内の状況を鑑み中止となりました。
主催は自治体のスポーツ協会。
開催可否を検討していました。
今週の月曜に中止を決定。
この判断は致し方ないです。

それを受け、僕が住んでいる
”岩手県のスポーツ・フィットネスの現状”
をお伝えしたいと思います。

各都道府県で状況は様々と思いますが、
皆さんに
”岩手はそんな感じね・・・”
と知ってもらって、
地域差を実感してもらえれば。

今後、より安全にトレーニングしていくために、
個人の行動指針みたいなものを
再確認できればと考えてます。
結論、感染予防は”個人の行動”に
かかかっている部分は大きい
ですからね。

最近の岩手の状況

岩手県は
・人口10万人あたりの新規感染者数
・重症化率

などを基準とし、
県独自の緊急事態宣言
8月12日に発令していました。
期間内は、
・外出の自粛要請
・公共施設の閉館
など行動が制限。
9月16日に、
直近1週間あたりの新規感染者数が
9.6人/10万人あたり
と基準にしていた10人を下回った
ことから、
県独自の緊急自治宣言が解除となりました。

絶対数は都市圏に及びませんが、
人口あたりで考えた場合に、
結構、感染者が出たのは事実。
ちょこちょこ職場や飲食店、
学校などでクラスターが起きたり。。。

僕が住んでいる自治体のワクチン接種率

■接種回数・1回目
・全体:58.4%
・内65歳以上:93.1%

■接種回数・2回目
・全体:43.1%
・内65歳以上:88.0%

(9月17日現在の数字です。)

つい先日、岩手県のワクチン接種率が
47都道府県で再開というネットニュース見ました。
県内で見たら、まだいい方なのかも。。。

皆さんの自治体はどんな感じですか?

岩手県内のスポーツ・フィットネスの状況は??

昨年の全国的な緊急事態宣言よりも、
さらに拘束力の弱い県の宣言。
フィットネスクラブの
休業や営業時間短縮は、
僕の知るか限りですが、聞いていません。

知り合いの方に聞く限り、
常連さんを中心に、
それぞれのジムは、
それなりに来館
があった模様。

思うように出歩けないので、
”せめて運動くらいは。。。”
といった感じなんでしょうか。

都心部だと、営業自粛している
フィットネスクラブなどもありますよね。
この辺は、地域差(状況の違い)なのかなと。

ただ、行動を自粛する人が多数いたのも事実。
なかなか厳しい状況に変わりはありません。

また、体育館などの公共施設は
営業停止していました。
公共施設のトレーニング施設や、
プールなどを普段、利用している人たちは、
この期間、トレーニング施設へのアクセスはなし。

スポーツ環境としては、
・学校部活動は練習時間を制限。
・練習試合を自粛(特に県境をまたぐもの)。
くらいで、活動自体は行われている。

スポーツ少年団やクラブチームなどの、
”自前の練習施設を持っていない団体”
は公共施設の利用NGだったので、
活動が思うようにできないところが
ほとんどだったと思います。

先週末に県独自の緊急事態宣言は解除。
公共施設は、営業体制が整い次第再開。
スポーツ環境に関しても、
ここから通常通りに戻っていくのかなと。

ただ、スポーツ活動で
クラスターが発生した事例や、
学校によっては、
生徒の感染や接触履歴などの関係で、
・自主的に活動を自粛
・公式戦に辞退
なども起こってます。
まだまだ自粛傾向の行動は続きそう。。。。

国内のトップリーグ(プロ)が活動してますからね。
身近なスポーツ環境も早く元通りになって欲しいです。

スポーツ・フィットネス施設側はできる限りの対応をしている。

どの施設もできる限りの対応はしています。
それぞれのガイドライン等に従って、
・消毒
・換気
・アクリル板の設置
・空気清浄機の設置
・非接触型体温計の設置

などなど。

施設によっては、
来館者の人数を制限したり、
マシンの台数を減らし、
距離を確保
したり。

全ては、施設利用をするにあたり、
感染リスクを下げるため。
そして、利用者が少しでも
安心してトレーニングができるように。

感染リスク0は難しいですが、
ほんと、どこの施設も対策をきちんとされてます。

結局、個人の行動が全て

行動自粛で思うように出歩けない。
日々の活動量が減っているわけですから、
余計に定期的な運動は重要。

利用できるのであれば、
ぜひ、トレーニング施設は利用して欲しい。
施設側はきちんと準備してくれてます。

ただ、
”利用する側の人間の行動”
が間違っていれば、
全てが無駄
になります。

感染症が広がり始めてから、
1年以上になります。
海外や国内の先行事例から、
どのような状況だと
感染が広まるかも分かってきている。

それに伴って、
活動のガイドラインができてきています。

これはあくまでも僕個人の考えですが、
ガイドラインを守っているのであれば、
かなり感染のリスクは下がる
と思ってます。

・自分の体調のモニタリング(発熱等)
・密を避ける(距離をとる)
・お互いにマスクの着用
・会話は最小限
・消毒をきちんと行う。

などを徹底すれば、
感染対策をきちんとされている
トレーニング施設利用時に
感染する可能性は結構下がる
と。

トレーニング施設って、
トレーニングを頑張ってる人同士の
コミュニケーションの場もあると思います。
それが楽しくて、通ってる方もいるのかなと。
また、一緒にトレーニングすることが、
モチベーションになってる方もいるのかなと。

でも、今は、ちょっとそれを我慢してもらって、
周りの人とは、距離をとりながら、
自分のトレーニングを黙々と実施。
終わったら、すぐに撤収。

トレーニングの楽しみに方が、
ちょと変わるかもしれませんが、
今は、”独りトレーニング”で
自分の健康・体型維持の期間
だと思います。

施設が利用できない方が、
トレーニング実施者にはデメリットです。

自分の行動管理をしながら、
正しく施設を利用。
そして、健康・体型を維持。

リスク回避のために、
あまりに行動を制限するのは、
2次的な健康被害リスク。

“Sedentary Life”
=座りっぱなしの生活
は生活習慣病のリスクファクターです。

感染症対策は徹底しながら、
感染症対策を実施している施設を利用して、
健康被害を避けていく。

まだまだ続きそうな感染症と
うまく距離をとりながら、
生活していくしか無いですよね。

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