師匠#1「たまえのパパ」
子供が産まれるに当たって、何を用意した?
僕は一眼レフカメラを買った。
これは大成功、買ってよかった。
写真を始めたら「この瞬間はもう来ない!」と実感できるようになった。
ほんとにこの感覚は大事。
子供はどんどん変わっていく。
アッという間に、ハイハイの期間なんて終わる。
二本足で歩き始めたら、もうハイハイしてくれない。
さみしぃ!
好作用1「お父さんの評価が上がる」
カメラに残すと、やってきたことが記録に残る。
公園に行った
旅行に行った
お祝いをした
イベントを大人は覚えているが、子供は忘れる
残念だが、よっぽどの大イベント以外は覚えておいてくれない
現代は便利で、PCやTVでスライドショーが出てくる。過去の遊んだ思い出がランダムに繰り返し出てくるので、1の作業でも効率よく子供に刷り込まれる。
同じ量のサービスで、子供には効率よく届く。
努力 対 評価の効率が高まると、うれしくて、
やる気も上がる。
お父さんするのが楽しくなる。
好作用2「すぐ上手くなれる」
実は、動くものにピントを合わせるのはちょっと慣れが必要。
焦点とか、開放値とか、ちょっとだけ知識も必要になってくる。
子供が対象の場合、赤ちゃんは動きが遅く、だんだん早くなっていく。
ある程度思い通りに動かすこともできる。
成長に合わせて難易度が上がっていくのが、練習台に最適だ。
しかも子供はカメラマンにとって最高の素材の一つだ。
自分は写真が特段うまいと思わないが、それでもメチャメチャ様になる。
なんとなく上手げな写真が撮れるので、自信がつきやすい。
大人になってから、新しいことを始めるのは楽しい。
でも始める事はハードルが高いでしょ。
そんな大人の遊びとして、カメラは最適だ。
お父さん活動を別にしても楽しめる。
師匠から学んだこと
たまえのパパに焦点を当ててみると、子供からは「もうやめてよー」と迷惑がられているようにも見える。
きっと時代的に、TVとかPCのスライドショー機能とかまだなくて、作用1が働いていなのではないか。
いや、フィルムのカメラ使ってんじゃないか?
それではだめだ!
活用するためにはデジタル化は必須だ!
惜しい、世が世なら、子供からの評価はもっと上がっていただろうに。
また作用2については、パパはメチャメチャカメラ生活を楽しんでいる。
大人の遊びで、こんなに夢中になれたら楽しい。
想像するのはすこし寂しいが、
僕も、10年か20年か、子供が成長して離れた後、
そのあとは何か別の楽しみを探す必要があるが、その時がきたら、このカメラ技能はきっと僕を楽しませてくれるだろうな、と期待している。
お父さん活動にとっても大きなメリットがあるし、
AFTERお父さん時代にも活用できそうだ。
また、膨大な量の写真は、将来、たくさん楽しめるだろう。
昔の子供をなつかしんだり、一緒に見たり。
それでもまだ始めない?
もったいない!
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