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“次世代モビリティ”の一般参加型体験イベントを開催します!

今回は、2023年1月18日(水)から臨海副都心で開催する“次世代のモビリティ”の一般参加型イベント「未来を乗りにおいでよ。次世代モビリティのまち体験」の記事となります。

「未来を乗りにおいでよ。次世代モビリティのまち体験」は、臨海副都心エリアで4つの次世代モビリティを体験できるイベントです。
全モビリティが無料で試乗可能ですので、ご興味のある方は以下に記載のリンクから参加のお申込みをお待ちしています。

1.イベント概要

今回のイベントでは、EV(電気自動車)仕様の自動運転バスや、観光向け新型自動運転モビリティ、視覚障害者を目的地まで自動で誘導するスーツケース型のロボットなど4つのモビリティを実際に体験いただけます。

【イベント名称】「未来を乗りにおいでよ。次世代モビリティのまち体験」
【実施期間】2023年1月18日(水)〜2月8日(水)
【実施場所】東京臨海副都心 公道及びシンボルプロムナード公園内
【実施プロジェクト】
(1)自動運転EVバスで移動しよう!お台場回遊プロジェクト
(2)コンパクトな自動運転EVバスによるお台場シティバリューアッププロジェクト
(3)ナビゲーションロボット「AIスーツケース」屋外走行プロジェクト
(4)小型自動運転モビリティ「PARTNER MOBILITY ONE with PiiMo」走行プロジェクト

東京都プレスリリース
「未来を乗りにおいでよ。次世代モビリティのまち体験」イベントイメージ画像

2.各プロジェクトの詳細情報

①自動運転EVバスで移動しよう!お台場回遊プロジェクト

本プロジェクトに関する詳細情報は画像をタップ

参加申し込みフォームは以下になります。

今回のプロジェクトを担当している先進モビリティ株式会社 瀬川さんへイベントについてインタビューをしました。

Q1.J6とはどのようなモビリティでしょうか?
中国の自動車メーカーBYDが日本の交通需要にフィットするように開発した小型電気バスです。1回の充電で約200kmの走行が可能で、コミュニティバスとして十分な走行距離と、広い車内スペースを有しています。

Q2.今回のイベントではどのような体験ができますか?
J6に先進モビリティ株式会社が開発した自動運転システムと複数の最先端の認識技術を加えた国内にあまり例のない自動運転EVバスに試乗できます。ルートは東京テレポート駅を起点とする約2.5kmの2つの公道ルートです。

Q3.ご参加いただく方へのメッセージをください!
わたしたちは、バス、トラックなどの大型車両の自動運転システムの研究開発・事業化を目指すベンチャー企業です。これまでに小型から大型バスまで、複数の自動運転バスの開発を行い、全国で実証実験を重ねてきました。近年の様々な社会問題に対応するため自動運転電気バスを開発し、環境に優しい自動運転バスの実証実験を行います。
電気バスの特徴である静かな空間と自動運転の先端技術を感じていただきながらお台場をさらに楽しんでください。

瀬川 雅也 
先進モビリティ株式会社 取締役・技術統括部長(博士・工学)東京農工大学客員教授
大手部品メーカー、省庁にて先端技術の研究開発に携わった後、先進モビリティ株式会社へ。自動運転システム実用化に向けエンジニアチームをリードする。

②コンパクトな自動運転EVバスによるお台場シティバリューアッププロジェクト

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参加申し込みフォームは以下になります。

今回のプロジェクトを担当しているWILLER株式会社 池さん、BOLDLY株式会社 佐治さんへイベントについてインタビューをしました。

Q1.ARMAとはどのようなモビリティでしょうか?
フランスの自動運転バスメーカー「NAVYA」が提供する乗車定員14人、最高速度19.5km/hの自動運転シャトルバスです。EV(電気自動車)仕様となり、1回の充電で約8時間の自動走行が可能です。

Q2.今回のイベントではどのような体験ができますか?
ARMAに試乗いただき、アクアシティお台場を起点としたシンボルプロムナード公園内を東西・南北に周遊できます。

左:平日コース 右:休日コース

Q3.ご参加いただく方へのメッセージをください!
自動運転の試乗だけではなく、土日はお台場をテーマにした謎解きスタンプラリーをご用意しておりますので、是非週末はご家族でお台場へお出かけいただき、家族で未来のモビリティを体験しながら謎解きにチャレンジください!また、周辺施設で使える割引券もご用意していますので、お台場を回遊しながらショッピングをお楽しみください!

池 あい子(写真左)
2005年WILLERへ入社。車両開発部、広報部、社長室、人事部、総務部のマネージャーを務め、2019年よりMaaS事業推進を担う。現在は主に自動運転やEV、エネルギーマネジメントの分野における研究開発に挑んでいる。

佐治 友基(写真右)
BOLDLY株式会社代表取締役社長兼CEO
2009年ソフトバンクモバイル株式会社(現ソフトバンク株式会社)に入社。 2016年4月、SBドライブ株式会社を設立し、同社代表取締役社長に就任。2020年4月、実証実験フェーズから実用化フェーズへの移行を宣言し、社名をBOLDLY(ボードリー)に変更。地域交通事業者とのつながりを基本とし、よりBOLD(太くくっきりした)な交通網を、自動運転とITの力で実現していく。また未知の連続である社会実装にはリスクが伴うがBOLDLY(大胆に、勇敢に)取り組む。 直近では、茨城県境町や羽田イノベーションシティでNAVYA ARMAを実装、現在に至る。茨城県出身。

③ナビゲーションロボット「AIスーツケース」屋外走行プロジェクト

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参加申し込みフォームは以下になります。

今回のプロジェクトを担当している日本科学未来館 高木さんへイベントについてインタビューをしました。

Q1.AIスーツケースとはどのようなモビリティでしょうか?
視覚障害者を目的地まで自動で誘導するスーツケース型のロボットです。日本科学未来館などが開発を進めており、これまでに未来館や新千歳空港などの屋内施設でテストを重ねてきました。今回はまちの中での運用を目指し、はじめて屋外型ロボットでのナビゲーション実証を行います。

Q2.今回のイベントではどのような体験ができますか?
公共交通機関と目的施設を結ぶまち歩きを想定し、未来館から、ゆりかもめ「テレコムセンター」駅付近まで、プロムナード公園をAIスーツケースに誘導されて歩く体験をしていただきます。道路の横断や、他の歩行者、障害物などをAIスーツケースが関知して、体験者を目的地までナビゲートします。※雨天時は未来館内でのナビゲーション体験となります。

Q3.ご参加いただく方へのメッセージをください!
まちを歩くって楽しいし、気持ちが良いですよね。しかし、世の中には、目が見えないなどのさまざまな理由で、気軽にまちを歩けない人がたくさんいます。私たちは、先端テクノロジーを活用して、どんな人にもまち歩きを、移動を楽しんでもらいたい。そんな技術と、未来の社会の実現を目指しています。「AIスーツケース」は今ようやく、屋内の試験から、外の世界にその第一歩を踏み出そうとしているところです。目の見えない人だけでなく、目の見える人にも、ぜひこういった技術を知り、体験していただきたい。皆さんの感想や意見が開発の助けになります。私たちと一緒に、だれでも楽しく移動ができる未来をつくっていきましょう。

高木啓伸(写真左から2番目)
日本科学未来館 副館長 兼 研究推進室室長
日本IBM 東京基礎研究所にて、全盲の研究者 浅川智恵子(現日本科学未来館 館長)とともに、視覚障害者向けの研究開発をリード。2021年より、日本科学未来館にてアクセシビリティラボを立ち上げ、AIスーツケースをはじめとしたアクセシビリティ技術の研究開発や、実証実験を推進し、インクルーシブな未来社会の体験と実現にチャレンジしている。

④小型自動運転モビリティ「PARTNER MOBILITY ONE with PiiMo」走行プロジェクト

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参加申し込みフォームは以下になります。

今回のプロジェクトを担当しているLe DESIGN株式会社 東さんへイベントについてインタビューをしました。

Q1.PARTNER MOBILITY ONEとはどのようなモビリティでしょうか?
2015年から久留米工業大学のインテリジェント・モビリティ研究所が研究開発と実証試験を進めてきた対話型AI自動運転システム「Intelligent Mobility System」を搭載した複数人乗り小型自動運転モビリティです。また、本イベントでは「PiiMo」3台が追従走行します。

左: PARTNER MOBILITY ONE 右:PiiMo(出所: パナソニック ホールディングス株式会社)

Q2.今回のイベントではどのような体験ができますか?
日本科学未来館北(東京国際交流館横)のプロムナード公園で連なって走る自動運転モビリティ群による新たな観光サービスを体験していただきます。

Q3.ご参加いただく方へのメッセージをください!
大切なご家族やご友人と一緒に、自動運転モビリティでゆったりと観光地の風や季節の移ろいを感じて欲しい。コロナ禍で難しくなった人の温もりを感じながら楽しむ観光地の感動を共有し、素敵な想い出を作って欲しい。それが「PARTNER MOBILITY ONE with PiiMo」に込めた想いです。お年寄りから小さなお子様、若いカップル、足腰に不安のある方まで。すべての人が「壁」を感じることなく一緒に笑顔になれる小型自動運転モビリティ。そんな未来を感じる優しい観光サービスをぜひお楽しみください!

東 大輔
名古屋大学大学院 航空宇宙工学専攻で博士号を取得。自動車メーカーでスポーツカーの空力デザイン開発に従事した後、久留米工業大学に移り、Le DESIGN株式会社を起業。全ての人が笑顔で溶け込める優しい社会の実現を目指し、小型自動運転モビリティの開発を産学官連携で推進。

【参考】DICプロジェクト関連サイト

DIC協議会ホームページ
DICスタートアップ社会実装支援窓口
東京都臨海副都心DX推進事業(補助制度)


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