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【丸ごと体感】今年は"公園"。DHU夏のオープンキャンパス2023Day1会場レポート!

2023年7月23日。デジタルハリウッド大学(DHU)では、今年4回目となるオープンキャンパスを開催しました。春・初夏・夏・秋と開催されるオープンキャンパスの中でも、もっとも多くの人が訪れ盛り上がりを見せるのが、この夏のオープンキャンパス。

▼去年の様子はこちら(テーマは「サーカス」)

「公園」をテーマにした2023年度は、DHUの学外向けイベントの企画・運営を行う「キャンパスPRプロジェクト」を中心に、YouTube配信、作品展示、体験授業、有志サークル&自主企画など総勢約90名の在学生・卒業生が会場盛り上げました。

今回のnoteでは、各種企画に携わった学生を中心にマイクを向け、本番に至るまでの経緯や実施してみての感想について聞きました。


夏のオープンキャンパス2023とは?

誰かと過ごしたり、ひとりの時間を満喫したり、散歩をしたり、ピクニックをしたり。そんな公園のように、思い思いの時間を楽しめるのがDHU。大学の雰囲気を肌で感じ取ってもらうため、"公園"をコンセプトに今年の夏のオープンキャンパスが開催されました。

DHUのオープンキャンパスは「オンライン」と「オフライン」、好きな方で参加できるのも特徴です。どちらも盛りだくさんの内容でした!

【オンライン】現役プロのCGクリエイターによる特別講演

YouTubeLiveではまず前半、デジタルハリウッド卒業生でCGアーティストの多田学先生による特別講義を開講。映画『アバター』『猿の惑星』やMARVEL作品など、これまでに携わった作品を元に、普段のお仕事の様子をお話しいただきました。

多田先生はご自宅のあるニュージーランドからリモート出演。DHUでもゼミを担当しています。

後半は「#デジタルハリウッドなう by CAMPUS PR PROJECT」と題し、在学生3名によるトークセッションを行いました。

4年の舛巴 達明さんは、DHUに入学した当初は3DCGを学んでいましたが、キャンパスPRでの活動を通じて「制作進行」という仕事に出会い、すでに映像制作会社への内定を決めたとのこと。

司会を務めた1年の竹内道器さんからは、高校生に向けたメッセージが送られました。

「ぼくは『人を笑顔にできるコンテンツを作りたい』と思ってDHUに入学したいと思ったのですが、受験する前は「大学どうしよう、受験方式どうしよう」と悩みは尽きなくて。でも入試を乗り越えて、大学に入学できたいまは、毎日楽しい大学生活を送れています。みなさんも頑張ってください!」

左から、1年竹内さん、4年舛巴さん、2年小川さん。

【オフライン】体験授業や作品展示の様子は?

駿河台キャンパスの会場では、在学生たちがさまざまなブースを準備し、高校生たちを迎え入れました。

・【体験授業】やさしいCGモデリング
・【体験授業】Webサイトを動かしてみよう
・【体験授業】0から作るゲーム作りの発想法
・【体験授業】SNSマーケワークショップ
・大学&入試説明会
・キャンパスツアー
・学生作品展示ブース
・サークル紹介ブース
・在学生や大学スタッフへ相談できるブース
・特待生合格者のポートフォリオ展示ブースなど

会場案内
タイムテーブル

体験授業や各ブースには、たくさんの高校生や保護者のみなさんが集まりました。在学生が実際にDHUの入試で提出した書類など、オープンキャンパスでしか見られない展示もあり、入試に向けてどんな準備をすればいいかがわかる内容になっています。

会場内には定点カメラが設置され、YouTubeLiveの配信中も様子がわかるように。

オープンキャンパスを支えた学生にインタビュー!

ここからは、オープンキャンパスを支えた在学生の声をお届けします。

オーキャンスタッフ初参加の1年生

会場入口に設けられた「受付」は、来場者が最初にDHU生と会話をする場所。体験授業やイベントの案内などを行います。

オープンキャンパスのスタッフは毎年学内で公募があり、例年新入生からの応募が多いのですが、今年もたくさんの1年生が受付スタッフとして活躍してくれました!

1年 渡辺さん
未来の後輩と話せる機会になりました!DHUを受験するかどうか家族と相談中、という高校生の対応をしたのですが、1年前の自分と境遇が似ていて、親身になってお話を聞けたと思います。

1年 清水さん
スタッフに立候補したのは、高校生とたくさん話したいと思ったから。私は地方出身者なのですが、自分と同じように遠方に住んでいる高校生が来場されていて、保護者の方から「家事と学業とアルバイト、うまくできるのか心配」という声がありました。そういった相談に対して、自分自身の体験談を伝えることができてよかったです。


メインMCの小川さん&お父様

YouTube配信を支えたのは、2年生の小川 さくらさん。2022年に引き続き2度目のオープンキャンパスMCということもあり、落ち着いた様子で視聴者を楽しませてくれました。

今回は会場に来ていた小川さんのお父様と揃ってのインタビュー。保護者視点でDHUで学ぶことの意義について、お話を伺いました。

2年生・小川さん
オープンキャンパスの前日までYouTube LiveのMCを全うできるか心配でしたが、過去のオープンキャンパスの映像を見返して、直前まで準備を進めていました。リハーサルよりも本番の方がスムーズに進められたので良かったです!

小川さんのお父様
今日は娘に「急遽必要になったものを持ってきてくれない?」と言われて届けに来たら、なぜかインタビューされることに…(笑)。

娘は高校生のころからDHUへ進学したいという気持ちが強かったようですし、入学後も自宅で授業の課題をこなしている姿などを見ていて、成長を感じます。

高校時代は放送部で、人前に立つ姿はこれまでも見てきましたが、大学での取り組みを見るのは初めてでした。今日は初めて司会をしている姿を見ました。自分の力で生きていけるように実力をつけるだけでなく、DHUで人とのつながりを大事にしていってほしいです。

デジタルハリウッド大学のことをご存じなく、「名のある大学にいってほしい」と思う保護者の方もいるかもしれません。ですが、DHUに入れば実力で生きていく世界でも戦えると思いますので、お子さんのやる気があれば、ぜひ入学を応援していただきたいと思っています。

YouTube Liveの配信を担当した在学生

YouTube Liveの配信は、卒業生の率いる映像制作・技術プロダクションの「NOAH NAME」と、在学生スタッフが連携して行っています。

今回は在学生スタッフとして参加した田村さん、佐藤さんにお話を伺いました。

2年 田村さん
去年のオープンキャンパスから配信チームに参加していて、運営側ですが毎回楽しんでいます。生中継ならではのタイムマネジメントが難しく、予定通りに進まないことはありましたが、それも現場っぽさがあって好きなんです。
高校生や保護者の方と交流する機会があるのも嬉しくて、そのときはなんでも話しちゃいます。実は僕はオータムトライアウトで一度落ちてしまったのですが、その後の総合型選抜で合格できました。その体験談を話すとみなさん驚かれるんです。高校生のみなさんとたくさん話したいと思っているので、次回のオープンキャンパスも楽しみです。

1年 佐藤さん
中継チームのアシスタントがわたしの役割でした。当日は多くの来場者がいらっしゃったので、道を空けていただいたりご質問に答えたり、中継がつながっているタイミングを見極めて動く必要があり難しかったですが、配信の裏側を体験できて楽しかったです。
おそらくわたしは、ほかの大学では体験できないことをDHUで体験できています。期待していた通りやりたいことができているので、挑戦したいことがあればぜひ受験してほしいです。

体験授業を支えたTA(ティーチング・アシスタント)

駿河台キャンパスの各教室では3DCG・Webデザイン・ゲーム制作・ソーシャルビジネスなど、さまざまなジャンルの体験授業が開講しました。

たとえば「やさしいCGモデリング」という体験授業では、3DCG制作ツール「Maya」の基本的な使い方を学び、オープンキャンパスのテーマにちなんだ公園や遺跡などの立体物の制作に取り組んでもらいました。

学部時代からTAや講師役を務めてくれたJayさん。大学院でもCGを専攻。

「やさしいCGモデリング」担当・DHU大学院2年 Jayさん
出席してくれた高校生や保護者の方々の中には、初めて3DCG制作をされる方が多いと思ったので、自分が操作する画面とわたしの見本が両方見られるように2つのディスプレイを用意しました。
また、立体物にペイントする練習や滑り台からキャラクターを滑らせるアニメーションなど、難易度別に課題を用意したのですが、難しい課題に挑戦する方が案外多くて。大勢の来場者に楽しんでもらえたようで嬉しかったです。

別のPC教室では、DHU准教授でありWebデザイナーとしても活躍している栗谷幸助先生による体験授業「Webサイトを動かしてみよう」を開講しました。

栗谷先生は、そもそもWebサイトとは何かという基本的な話から入り、アーティストや動物園などのホームページを事例に上げながら、最近のWebサイトの特徴や流行を解説しました。

その後は、DHUの公式Webサイトを題材にソースコードを書くという演習を実施。参加者のみなさんは、閲覧者を惹きつけるようなキャッチコピーを考えたり、画像を差し替えたりしてWebサイトがどのように作られているかを学びました。

松本さん。1年次から栗谷先生のもとでWebを学ぶ

TA・4年 松本さん
今回の体験授業では、栗谷先生と僕を含むTA2名、合計3名体制でした。分からないことがあれば誰かしらが教えられるので、みなさん手が止まることはなく楽しんでコーディングできていたと思います。
PCに慣れていないけどDHUに入学しても大丈夫か、不安になる高校生もいるかもしれません。ですが、1年次にはPC操作やアプリの使い方を勉強できる授業がありますし、授業中は先生だけでなく同級生同士で教え合うこともあるので、心配する必要はありません。

サークル紹介・作品展示ブース

駿河台ホールでは、在学生によるサークル紹介と作品展示、自主企画が行われていました。多種多様な展示に、訪れた高校生たちは「どこから見よう…」とキョロキョロ。

<エルメス工房>

高校生と画面に向き合いながら、真剣な様子で何かをレクチャーしていたのは、「エルメス工房」の五嶋さん。エルメス工房は、ゲーム開発者(アナログ・デジタル)が集まり、情報交換や技術共有を行うサークルです。

ブースでは、一緒に手を動かしながらドット絵を制作。その絵が実際のゲームに組み込まれる、という来場者参加型のゲーム作品です。


▲来場者が制作したドット絵

実際に制作されたゲーム作品がこちら!


リーダーの五嶋さん(左)


2年 久和野さん
ゲームを制作するためにDHUへ入学し、現在はゲームの企画やシナリオについて勉強中です。入学する前、DHU生は勉強するジャンルごとにグループで分かれると思っていましたが、実際のところではそうでもなくて。いろんなことを学んでいる人たちが「◯◯を作りたい、だから一緒にやろう」と誘うことが多いんです。違う領域を学んでいる学生とも協働できるのが、この大学の良いところだと思います。

2年 櫻井さん
今日は高校生よりも保護者の方と話す機会が多かったです。お話を聞いてみるとすでに創作活動をしているお子さんに対して「それを仕事にするのもひとつの道だよね」と考えている保護者の方と、「デジタルハリウッドって横文字の大学じゃない?」と不安視されている保護者の方が二極化している印象でした。
日本全体で考えたらDHUはまだ認知度が低いかもしれませんが、特定の業界からの認知度は高い。お子さんが将来働きたい領域が決まっているなら、DHUへの進学は遠回りでないことが保護者のみなさんにも伝わるといいなと思いました。

2年 五嶋さん
体験ブースでは、目を輝かせて楽しんでいる高校生を見られたので、企画して良かった!と思っています。
受験生はこれから大変かもしれませんが、そういうときに助けてくれるのがエンターテインメントだと思っています。勉強も大事ですが遊ぶことも怠らず、受験を頑張ってほしいです!

<アンビバーズ>

金属でコースを作り、それに触れないように電極棒をゴールまで運ぶゲーム「イライラ棒」。手に持った金属の棒と、針金のコースが触れると、不快な音と振動がゲームオーバーを知らせます。

保護者世代には馴染みの深そうなこのゲーム。今回のオープンキャンパスを機に結成されたチーム「アンビバーズ」は、このイライラ棒挑戦中にクイズを出題し、さらなるドキドキ・イライラ体験を届けようという企画を持ってきました。

アンビバーズの発起人、小川さん。

1年 小川さん
オープンキャンパスの持ち込み企画コンペに応募して、今回ブース出展することができました。
視覚・聴覚・触覚が刺激されて脳がフル回転する体験ブースを用意しました。高校生に話を聞くと、3DCGや映像に興味がある方が多かったのですが、こういったアナログゲームにも興味がある人もいて嬉しかったです。DHUに入学したら、好きなものを組み合わせてどんなことができるのか、その面白さを体感してほしいです。

<くじらのほね、きょうのゆめ>

サークル紹介ブースでひと際目立っていたのが、在学生クリエイターが所属するサークル「HAT.」と「intera」によるライブパフォーマンスです。

「くじらのほね、きょうのゆめ」というインタラクティブなアート作品で、来場者がその場でペイントすることで作品が完成します。

HAT.の企画力、interaの技術力、そして来場者によるアートが組み合わさり、駿河台ホールいっぱいに作品が投影されました。

左、赤池さん。右、エステルさん。

2年 エステルさん
「リアルタイムで映像を投影するシステムは、学生が作っているんです」と高校生へ伝えると、「すごい!」って感心してもらえました。DHUにちょっとでも興味を持ってもらえたら、ぜひ受験してほしいです。

3年 赤池さん
高校生や保護者の方が興味津々で「これどんな仕組みなんですか?」と聞いてもらえたのが嬉しかったです。皆さんが驚かれている様子をこの目で見られたのは、良い経験になりました。
受験生にとって、これから選択の日々が続くと思いますが、今の自分が後悔しない選択肢を選んでいただきたいです。

来場者の感想

オープンキャンパス終了後、来場された高校生の皆さんに感想を伺いました。(撮影・取材許可をいただいた方のみ掲載しています。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!)

高校3年 Aさん(千葉県)
大学の雰囲気がすごく良かった!先輩のポートフォリオも手に取ることができたので、来て良かったです。


高校3年 Bさん(埼玉県)
先輩の作品展示ブースに行ったら、明るくフランクに話しかけてくれて嬉しかったです。思っていたよりも先輩たちから大学のお話を聞けたので、それが印象に残っています。

高校3年 Cさん(東京都)
オンラインのオープンキャンパスは見ていましたが、キャンパスに来たのは今日が初めて。キャンパスツアーに参加して大学の雰囲気を知ることができたし、自分の好きなことを続けられそうだと感じました。入試では総合型選抜の「作品重視型」を選択しようと思っているので、夏休みを利用して自分らしい作品を作りたいです。


高校3年 Dさん(埼玉県)
3DCGの体験授業が面白かったです。先生たちが近くで教えてくれたので、まったく初めての僕でも簡単に作ることができました。入学に向けて勉強を頑張りながら、作品づくりにも力を入れていきたいと思います。



以上、夏のオープンキャンパス2023 Day1のレポートをお届けしました!

8月20日(日)には「夏のオープンキャンパス2023」を開催します。詳細・予約はDHU公式Webサイトおよび「OPEN CAMPUS GUIDE」から!

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