【OCの舞台裏】初夏のオープンキャンパス2022 Day2開催レポート。「VRエンタメの伝道師」しらいはかせからのメッセージとは…!?
6月12日、デジタルハリウッド大学(DHU)初夏のオープンキャンパスDay2の配信開始10分前。note編集部が在学生レポーターの控室を覗くと、そこには段 暁通(だん ぎょうつう)さん(4年)が真剣な表情で台本を読み返す姿がありました。
ライブ配信への出演は初めてだという段さんですが、配信への意気込みを聞くと「留学生や日本の高校生とコミュニケーションを取れるのが楽しみ!」と笑います。
一方、もうひとりの在学生レポーター・小川さくらさん(1年)は「緊張はしていません!」と余裕の表情。中学2年生から高校3年生まで放送部で活躍していた小川さん、司会やレポーター経験が豊富なのだとか。「高校生にDHUの魅力を伝えられるように頑張ります!」と意気込みを語ってくれました。
今回のnoteでは、キャンパスPRプロジェクト5期生として活動する小川さん、段さんの活躍にも焦点を当てながら、オーキャン当日の様子をレポートします!
《電子出版》プロの編集者が語る、インタラクティブな電子書籍の世界
初夏オープンキャンパスのテーマは、「現役プロによるデジタルハリウッド大学の授業を体感!」
学校の先生というと、月曜日から金曜日までフルタイムで教師をされている方を想像するかもしれませんが、DHUの教員陣は各々の専門分野でマルチに活動されている方ばかり。会社員やフリーランス、起業家の先生方から、最新のトレンドや業界の今などを学べるのがDHUの特徴です。
1つ目の体験授業は、「プロの編集者が語る、インタラクティブな電子書籍の世界」。担当は、出版業界で長らく活躍している徳永 修先生です。
Kindleのような横読みの媒体だけでなく、comicoやピッコマのような縦スクロールのマンガなど、電子書籍のジャンルやサービスも増えている昨今。徳永先生はDHUの学生と一緒に電子書籍の可能性に挑んでいるそうです。
たとえば「玉城町子ども宇宙プロジェクト」では、その活動記録としてインタラクティブ型の電子ブックを制作しました。
このプロジェクトで作られた書籍は、一般的な電子書籍とは大きく異なります。文章だけではなく映像や音声が掲載されていたり、読者がボタンをタップすることで同じページ内でも表示を切り替えることができたりするのです。
視聴者のみなさんと一緒に授業を受けたキャンパスPR生の小川さんも「電子書籍とは何か、私の中で常識が覆りました!」と、驚きの表情でした。
《Content English[Movies]》アニメ映画でリアルな英語を楽しく学ぼう!
2つ目は藤井 あけみ先生による、英語のアニメを題材にした英語の体験授業です。1年次は週6コマ(計540分)もの英語科目が必修のDHU。世界で活躍できる人材になるために必要な英語力を鍛えられるのが特徴です。
藤井先生からの“Are you ready?”に対して、 参加した高校生からは“Yes!”と声が届き、楽しい雰囲気でスタートしました。
この「Content English」という授業では、テキストブックからではなく映画や教員のオリジナル教材から、実用的な英語表現を学びます。今回題材になったのは、『The Iron Giant』というアニメ映画です。
体験授業の中では、先生からのクエスチョンに対してわいわい回答したり、ブレイクアウトルームで3人グループを作って映画について話したり。オンラインならではの方法で、インタラクティブな授業となりました。
アシスタントとして参加した段さんは、英語が堪能なこともあり授業でも活躍。「アニメを見ながらだと英語のセリフが入ってきやすいから、楽しく学べます」と、高校生の皆さんと一緒に楽しんでいる様子でした。
《先端物理学》先端物理学で読み解くSF映画の真意
「『DHUでなぜ物理学?』と思った学生は多いかもしれませんが、実はコンテンツを作る上で物理学の知識はとても大切なんです」。そう話すのは、先端物理学の体験授業を担当した衣川 智弥先生です。
ブラックホールの研究者である衣川先生は、DHUの教員として教養科目を担当しています。物理学とSFをリンクさせた授業は、デジタルコンテンツ好きが集まるDHU生に大人気で、履修登録が抽選になることも。
今回の体験授業では、SFものの映画やアニメなどを題材に、物理学がどのように関係しているのかを話していただきました。たとえば、『インターステラー』(監督:クリストファー・ノーラン)という宇宙を舞台にした映画では、「物理監修」として物理学者も関わっているとのこと。
制作時点で解明されているブラックホールの実態をもとに、作中のブラックホールをデザイン。作品を彩るエッセンスとして物理学の力が生かされているのです。知らなかった…!
では、なぜDHUで物理学の授業をするのか。「物理学に関わらず、一見クリエイティブとは関係なさそうな教養科目はストーリーを考える際の着想になりうるし、それによって作品に奥行きが生まれる」と衣川先生は話します。
授業を体験したキャンパスPR生の段さんは、以前に衣川先生の授業を履修していたそう。「衣川先生の実際の授業も今日の体験授業のように、留学生でもわかりやすい内容なんです」。
《Webデザイン》Canvaを使ってサムネイル職人になろう!
4つ目の授業を担当したのは、Webデザイナーの栗谷 幸助先生。DHU生なら知らない人はいない名物教員です。オープンキャンパスのメインビジュアル(緑の指がトレードマーク)を題材に、「Canva」というツールを使って公式noteのサムネイルを作ろう!というもの。
ユーザーの目を引くサムネイルは、どんな要素で構成されているのか?「背景の写真やイラスト」「ロゴ」「タイトルの文字」「文字を見やすくするためのあしらい」など、Canvaの操作方法もあわせて解説いただきました。
その後、各自制作をスタート。制作中の様子はCanvaの画面上にリアルタイムで反映されるので、1画面に60点近くの画像が次々とできあがっていく様子は圧巻!渡された素材、制作時間が同じでも、個性豊かなサムネイルが出来上がりました。
授業後には「超面白かった!」「もっと作り込みたかった」「もっと長い時間作ってみたかった」などの声がチャットに寄せられるほど、濃密な30分となりました。
それではお約束通り、制作されたサムネイルの一部を公開します!
入学後は3DCGや映像を中心に学びたいと話していた小川さんも、「サムネのデザイン、めちゃめちゃ楽しかったです!チャット欄がずっと盛り上がっていて、ずっとやっていたくなるような授業でした」と、コメントで振り返りました。
《特別企画》VRエンタメの伝道師・しらいはかせに相談だ!!
初夏のオープンキャンパス2022Day2では特別企画として、「しらいはかせ」こと白井 暁彦先生によるお悩み相談コーナーも開催。白井先生はVtuberやメタバース領域における研究開発が専門。ですが今回は、勉強や日常生活など受験生のお悩み相談に乗っていただきました。
アバターで出演のしらいはかせに対して、現役ライバーの視聴者からはこんな相談も寄せられました。めちゃくちゃ実用的なアドバイス。
キャンパスPRプロジェクトの2名から受験生へ
初夏のオープンキャンパス2022が終了し、すがすがしい表情の段さんと小川さん。最後にメッセージをいただきました。
在学生レポーターのふたりのおかげでDHUのことが伝わり、充実したオープンキャンパスになりました。おふたりともお疲れさまでした!
そして、ご参加いただいた皆さんもありがとうございました!次回のオープンキャンパスは7月17日(日)に開催予定です。ふるってご参加ください!
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