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【DHU在学生インタビュー】普通の高校生だった僕が”クリエイター”になれたワケ

2020年8月2日、デジタルハリウッド大学(DHU)夏のオープンキャンパス2020 Day2を開催しました。今回のオープンキャンパスは「デジタルジャングルウォーク!」と題し、ジャングルと化した駿河台キャンパスから、在学生企画や体験授業の様子をお届け。数ある企画のなかでも、「未来のDHU生」同士が交流し、在学生に多くの質問を投げかけるなどの盛り上がりを見せたコーナーが学生座談会です。

そこで今回のnoteでは、オープンキャンパスの学生座談会にも参加してくれた宮城有斗生(みやぎあるとき)さんにインタビュー。当日のお話に加え、彼のこれまでとこれからについても詳しくうかがいました!

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▲DHU夏のオープンキャンパスで撮影を担当する宮城さん

スキが高じて進んだ映像制作の道

―座談会では、中学2年生で訪れたデジタルハリウッド大学(以下DHU)のワークショップがキッカケで入学したとお話されていましたよね。

はい。入学の直接のキッカケは、DHUで行われたワークショップに参加してストップモーションアニメを作ったことでした。もっとさかのぼると、父と母がマンガやアニメが大好きで、僕も小さなころからそれらに触れていたんですよね。「映像に興味がある」という感覚は当時はありませんでしたが、漠然とした憧れはありました。

―そこからどのように「作る側」に?

小学生でガンプラが大好きになり、組み立てて動かしているうちに、「これを画面の中で動かしたい!」と思うようになったんです。家族のデジカメを借りてコマ撮りをして、それをつなぎあわせて……。それが僕の「映像作品」の始まりです。

―なるほど。中・高生のころからすでに映像制作にはチャレンジしていたんですね。

そうですね。ただ、「映像制作」と言っても友だちと面白い動画を撮ってYouTubeに上げたり、文化祭で使う部活紹介ムービーを作ったりと、スマホ1つでできるようなものでした。それ以外は部活とアルバイトに明け暮れていて、本当に、普通の高校生でしたね(笑)。


―座談会でも言っていたように、宮城さんはサマー・トライアウトAO入試(※2021年度入試ではオータム・トライアウト総合型選抜として実施)で入学していますよね。専門的な制作を行っていなくても、ポートフォリオは作れたんでしょうか?

サマー・トライアウトAO入試で使ったポートフォリオは、小さなころからの作品の積み重ねのようなもの。小学生のときに作ったコマ撮りから、高校生のときに作った工芸作品まで、これまでに制作してきたいろんなものを写真に収めて、10ページ程度にまとめました。もちろん映像作品もAO入試に向けて新たに制作し、USBで提出しています。

DHU入学後に訪れた転機

―宮城さんは、大学2年生にして、すでに映像制作のお仕事も引き受けているんですよね。順風満帆にも見えますが……

実はそんなこともなく(笑)。入学直後の1Q(4~6月)は、サークルにカラオケにといわゆる”大学生らしい”生活を満喫していました。しかしそのころ、特待生として入学した同級生の課題を見せてもらう機会があり、自分とのレベルの差に衝撃を受けた。「このレベルだったら、そりゃあ特待生になれるよな」と思ったのと同時に、「同級生なのに、1Qが終わった時点でこんなに差がついている。自分はこのままでいいのか?」と我に返りました。

ー学内の同世代が活躍していることに刺激を受けたんですね。

そうです。彼と僕との間では実力に天と地ほどの差がありました。それなのに「映像制作やってます」と言っている自分に腹が立って。やらなきゃだめだ、変わるぞと決意したのが1年生の夏のことです。

―それからは、具体的にどんな風に行動していったのでしょうか?

気づいてからは、とにかく先輩、先輩の先輩……と上の代とつながるために行動しました。先輩とのつながりを作れば仕事がもらえて、現場でいろんなことが学べる、と思ったので。

―人とのつながりを作るためには、かなりの行動力が必要なように思います。苦ではなかった?

もちろんエネルギーが必要だし、怖いなと思うこともありました。それでも同じ学校の友だちの活躍を間近で見ていたから、「早く追いつかなければ」という気持ちのほうが大きかったんです。ここで行動できれば、きっと”クリエイター”として活躍できるようになる。逆に今まで通りにのんびり生活していたら”映像が作れる大学生”で終わってしまう。そう思ったら、行動する以外に道はありませんでした。

―すごい…。その行動力は、学校の学びにも良い影響を与えていそうですね。

学びに対する姿勢も変わりましたね。1年生の夏まで、授業は僕にとって「知らないことを教えてもらえる場」。3Q以降は、教わったことをただの「情報」とするのではなく、現場のクリエイターとして活躍する先生方がそれを実際にどのように使っているのか、自分の今持っている知識とどのように組み合わせればいいのかなど、「新たな気づき」を得る意識で授業を受けていました。

学び方が変わったのと時期を同じくして、先輩たちから少しずつ大きな仕事をもらえるようにもなっていきました。気づけば、Zepp東京や横浜アリーナなどの誰もが知る会場での撮影も担当するように。人生で初めて「エンドロールに名前が載る」経験もしましたね。

▲案件実績の一部はポートフォリオ内で

これから目指す場所

ーDHU卒業後は、何になるのでしょうか?

卒業後にフリーで映像制作をするのか、制作会社や広告代理店に就職するのか、具体的なところまではまだ決めていません。ただ、作業をするだけの人ではなく、「あなたにしか作れないから、あなたにお願いしたい」と言われる人になりたいですね。技術者というよりは、アーティスト・作家のイメージに近いのかもしれません。僕の作る映像で、なにかをちゃんと”伝えられる”ようになりたいと思っています。

ーなるほど。では今は、将来のために足元を固めるフェーズですね。

そうですね。家づくりにたとえると、今は土地を見つけたぐらいのところ(笑)。まずはしっかりと基礎作りをして、どんな家にするのか、どんな内装にするのかはじっくり考えていきたいです。

未来のDHU生へ

ーDHUへの入学を考えている中・高生に向けたメッセージをお願いします!

DHUに入れば、想像を遥かに超えた未来が待っています。

僕の場合、かつては”好きの延長”だった映像が”本気になれるもの”に変わりました。仲間内での自主制作だったものが仕事になり、17,000人ものお客さんが入る大きな会場で、責任のある撮影を任されるようになりました。 好きなことを好きでい続けて本当によかった。

今の僕は、普通の高校生だった3年前には想像もできなかった場所にいます。

DHUは、「よーいドン!」で同じゴールを目指させるのではなく、やりたいことを自由にやらせてくれる場所。だからこそ、自分の頑張り次第でとんでもなく大きなことも成し遂げられると思っています。


デジタルハリウッド大学では、宮城さんも受験した「オータム・トライアウト」(通称「秋トラ」)の説明会を開催します!秋トラはDHUの看板入試で、多くのDHU第一志望者が受験します。

次回の説明会は2020年9月6日(日)、事前予約制のオンライン開催です。ご家族、友人と一緒にぜひご参加ください!


「オータム・トライアウト 総合型選抜 対策講座&大学説明会」
開催日時:2020年9月6日 13時~
第一部:大学説明会(13:00~14:00)
第二部:入試対策&面接ポイント講座(14:00~15:00)
ご予約はこちら:https://r-shingaku.com/ce/form/1661/input

編集協力:TELLING


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