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ロゴについて 新春の神宮前は豪雨編

こんにちは
daily good flowersといいます

“花が好きなことをみんなに広めよう” をモットーに活動するメディアです。花の取り入れ方や種類、花にまつわる人々のことを中心に紹介していきます。SNSを中心にしていますので、よかったら覗いてみてください。
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ロゴ製作にまつわることの第2弾です。なぜメディアを立ち上げたかという前回はこちらから_(そもそもの始まり編)。

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“そんな素敵な企画に声をかけていただけて感無量です”
と、自分の依頼文の熱量を上回るほどの熱い返事をもらって、
早速打ち合わせをしましょうとまとまった。
ロゴを手がけたデザイナーさんとのことだ。
年明けムードも落ち着いてきた1月の終わりに、
しとしと雨降る夜の中、事務所へと向かった。

久々の再会ということもあり、ワイワイと盛り上がったのを覚えている。
ああしたい、こうしたいというdgfの構想に、
加勢するようにアイデアを付け足してくれる。
できる限り様々な可能性を掘り下げる、見つけ出す。
硬くなった土を耕し、空気や水をたっぷり含ませるイメージ。
夜も更けたところで、後日イメージマップを送り、
それを踏まえてデザインを起こしてもらう流れに落ち着いた。
この日から、私とデザイナーさんの交換日記のようなやりとりがはじまった。
事務所を後にする頃の神宮前は、ザーザーの豪雨になっていた。

イメージマップを作り、しばらくしてデザイナーさんからのフィードバックをもらった。そこには画像中心のマップの中から要素を抽出し、キーになるようなワードがポツポツとのっていた。細やかな分析、、恐れ入ります!
辞書片手にニュアンスを読み解いていくと、ひとつの法則に気がついた。
playful,joy,brightnessなど“動”のイメージのものと、
emotion,relax,nuanceなど“静”のものに分かれるという法則だ。
法則っていうか、なんというかそう見ることができるって感じだ。

花のある暮らしを提唱するのは、衣食住のベースがあってからこそ。
生きてりゃ落ち込む日も、底抜けに元気な日もあるよね、それをひっくるめて“暮らし”だよね。そんな毎日に花のエッセンスを!

決まった!!そうそう2面性、そんな感じ!やったー! 
これはまさに、快活でポジティヴな“JUDY”と、ひねくれ者のネガティヴな“MARY”という女の子の二面性を表した【JUDY AND MARY】だ!
※マイベストバンドは永遠にJUDY AND MARYです

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そんなことを伝え、ロゴの形を探っていくターンに入っていく。
ステイホーム期間だったこともあり、
お互いの最近の気になるWebショップを追伸に加えるという
交換日記風のやりとりが続いた。
あとは決めの問題、
イメージをバンバン形作るのは職人デザイナー担当で、
方角を決めて前に進めるのは私の仕事だ。
そんなラリーを経て、今回のロゴが完成した。
豪雨の打ち合わせから3ヶ月経っていた。

そういえばこの半年は、世界の基準が大きく崩れたときっと歴史に刻まれる。
私たちは“暮らし”を見つめ直すことを余儀無くされて、
予想をはるか超えるスピードで価値観が変わるだろう。

だからやりたいことをしなくっちゃと思った。
花がもっと求められるとも思った。

終わり

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