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マッチングアプリ〜長野編〜

私は虚無の塊であるマッチングアプリを懲りずに続けている。

そんな中で虚無じゃなかったり、虚無だったり、色んなエピソードが生まれている。
今日は私がドン引いてしまったエピソード。
長野男とのエピソードだ。

長野男(私が勝手につけたあだ名)と言えど、長野出身とか長野在住なわけではない。
彼は沖縄出身で、山が好きすぎて(海に囲まれているのに贅沢な話ー!)沖縄から飛び出してきてしまったという強者だった。

私のスケジュールの組み方が下手なのもあり、会おうと言われた時も1ヶ月先しか空いておらず、会ってくれるならそれでも良いと言ってきた中々の根性のある男だった。
正直メッセージのやり取りがめんどくさくなって、返すのがかなり遅くなっても、常にめげずに返信してくるあたり、かなりの根性を感じていた笑笑
カムサハムニダ
やりとりの内容からしてかなり優しい人なのだろうと想像できたが、びっくりするほど興味がわかなかった。(最低)
しかし、こういう人こそいいのかもしれないと思い会いに行った。

居酒屋に着席し、わずか1時間も経たない間にめちゃくちゃ会話が盛り上がった。
こちらのクセ強話も大爆笑してくれて、向こうが笑っているのにこちらも一緒に笑うという中々よい空間になっていた。
そして向こうの家族の話になった。
向こうは自分の家族を「ドラゴンボールみたいな家族」と言っており、めちゃくちゃ個性強いファミリーで大爆笑してしまった。
私が笑い転げていると、不意に向こうが
「こんな家族どう思いますか?」
と真剣な顔で聞いてきた。
普通に話を聞く分には楽しいので
「めっちゃ面白くて楽しいと思いますよ」
と能天気に答えた。
次の瞬間
「じゃあ、こんな旦那さんは嫌じゃないですよね?」
と、笑顔で聞かれた。
ん????
旦那さんってあなたのこと????
ん????
あれ、私たちまだ会って1時間しか経ってないよね???
ん????
もう将来の話?え、結婚した後のこと言ってる????
ん????
私たち気づかない間に付き合ってたっけ???

その話するの早くね?

いきなりぶっ込まれて動揺した私は狼狽してしまった。
向こうは返事がないのはYESと捉えたのか将来のビジョンをどんどん話してくる。
(暴走特急)

「実は一番会いたかったんです、住む場所にあんまりこだわり無いっておっしゃっていたじゃないですか?
僕、山が好きなんで将来は長野に住みたくて。
一緒についてきてくれそうだなって思っていて」

ストップ、ストップ、ストップー!!!!!

早い、早いよ、新幹線のはやぶさもびっくりのはやさだよ。
せめてランボルギーニくらいのスピードにしてくれ。
いや、それでも早い。

会って1時間で付き合ってもないのに結婚後の話するとか早くね?!

え、私がついていけてないだけ?!
令和はこの早さが普通なの?!笑笑
時代遅れってかーーーーー
お呼びでないようで。

って、ちゃうねん。
確かに私は地元を離れていて、住む場所にはこだわりないって言ったよ。
別に地元に戻らなくてもいいと思ってるよ。
でもね、もうこの土地に住んで早数年。
友達もたくさんできて、仕事も愚痴言いつつ楽しんでいて、全部捨てて会って1時間の貴様についていく気はないのよ。
なんの繋がりもない土地に貴様だけを頼りに行くって、おいおいおい。

夢見る少女じゃいられない(by 大黒摩季)

もう立派なアラサーなんでそんな破天荒な人生歩めないー!!!!!
私の言動は破天荒だけどそういうところは現実的なのよ!!!
しかも、何より、私は君に恋してないし1ミリも好意湧いてないから無理ー!!!!!
元々人見知りだから初対面でそんなにゴリゴリ距離縮められたらドン引きしちゃうのよ?!
何、こんなに距離縮めてくるとか壺か何か買わせる気?!え、怖い!!!

私がこれダメなの?!
え、誰か教えて、こういう時どうしたらいい?!
焦った私は
「申し訳ないけどそんなすぐに結論は出せないんです」
と、クソ面白くもない返しをしてしまった。
反省。本気にせず笑って流したらよかったのかな、、、?


とりあえず次も会いたいと言われたが、ドン引きand警戒心MAXの私は
「い、一ヶ月後なら、、、」
と、またも先の日付を設定してしまった。
その後も向こうは冷めることなく日常の報告をメッセージでしてくる。
明らかに開いていく私との気持ちの温度差。
もうあかん、しかし、こんな私に言い寄ってくる人も稀だし、、、
と、打算的なことを考えて切るに切れずにいる。
あぁこういう時本当に疲れてしまいマッチングアプリは虚無だと思う。


とりあえず友達に相談したら、noteで長野在住の人の記事を送ってきた。
え、これめっちゃおもろいんだけど笑笑
長野って良いところなんだなー!
いやでも、オラは長野には住めないーーー笑笑


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