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マッチングアプリで出会って最後握手して終わった話

※どうでもいいand長文です

前回に引き続き、私は虚無とも言えるマッチングアプリを続けています。

その中でおしゃべりな私は初対面にも関わらず質問をめちゃくちゃしてしまい、お相手に「面接みたいだね笑」と言われてしまいました(人見知りあるあるなの誰かわかる?笑 初対面の人との沈黙苦手で喋りすぎてしまう感じ)

めっちゃ優しくていい人だったけど、もう次は無かろうと思った矢先、まさかの二度目の逢瀬の連絡が、、、!!!!
期待半分、面倒臭さ半分で記念すべき2回目のデートに向かったのであった、、、!!!!

前回から薄々分かっていたが、2回目のデートでお互いの理想を話すうち、私は悟ってしまった。

こいつ、絶対違う。

付き合ったらお互い価値観の違いが擦り合わせできず削りあってうまくいかないパティーン!!!!!
早急に回避するのが吉!!!!
しかし、闇雲に振ってもなあ、、、(お前何様だよ?!というツッコミはさておき)
いかに私たちの価値観が違うか、相手にわからせようではないか!!!
酒も回ってアホな思考回路が止まらぬ私はさまざまな策を考えだした。
まず、お互いの理想を言い合い、違いを露呈させる。
向こうは共通の趣味がないと嫌な派。
対する私は共通の趣味がなくてもいい派。
相反する両者。
結果、お互い歩み寄ることはできなかった。

そろそろ向こうは私と分かり合えないことと、私のキャラの濃さを感じて引いていくだろうと思ったが、中々しぶとい。諦めない。
このままだと次いつ会う?とか言ってくる。
しょうがない、、、奥の手を出すか。

互いに自分の好みを言うことになった時、私は必殺奥義をかました。
そう、「理想のタイプ3つ言って」戦法である。
読者の皆さんはこの心理テスト?みたいなものをご存知だろうか、、、?
(知らなければ是非一緒に、てかうろ覚えだから間違ってたらごめん、優しい気持ちで聞いて)

〜知らない人用〜
あなたが恋人ならするのに絶対に譲れない条件3つを言ってください。



そしたらなんと!!!まさかのあなたの3つの条件にぴったり当てはまった相手が2人も現れました。
あなたはその2人からどちらかを選ばねばなりません。
さあ、、、絞り出す4つ目の条件は?!?!






思いついた?OK???思いついてから次読んでね。


、、、この絞り出した4つ目の条件は、あなたが最も譲れない条件です。
ちなみに私の友達は顔でした笑笑(友達のそういうところも好き)

これをお互い言い合った時、お相手の方は「学歴」と答えました。

お相手の方はそんなこと言う自分は最低だし恥ずかしいとも言っていました。
でも、そんなことなくない?
自分にとって譲れない条件を偽ったり、誤魔化しても、結局苦しくなるのは自分なので。
だから、ちゃんと正直に言ったお相手の心は何一つ否定されるものではない、、、はず!

お相手はその4つ目の条件が自分にとって譲れないと知った時、ようやく私は理想と違うのだと気づいたようでした。
(だって私、かろうじて大卒ぐらいだからな?笑笑)
お相手は院卒の研究職で「恋人にも同じくらいの学歴を求めていたと初めて気づいた」と言っていました。
学歴が全てではないと分かってはいるけど、学歴が捨てきれない条件。

その部分は私とは致命的に分かり合えない部分。

帰り際、もう会うことはないだろうなーとぼんやり思っていると、、、ふいに

「すっごく失礼かもしれないけど、僕らはお互いの理想のタイプとは違うのかな?」
と言われました。
私はめっちゃ笑顔で
「全然失礼じゃないよ。私もそう思う。お互いもっといい人いるよ!!」
と答えました。
最後はちょっと寂しそうな向こうも笑顔になって
「なんか変なこと言うかもしれないけど、最後に握手して終わってもいい?」と。
私は笑顔で相手の手を握っていました。
「お互いにいい報告できるよう頑張ろうね!!!」
ジャンプとかどっかの漫画であるワンシーンみたいに、その日の私たちは分かり合えないことを分かり合えました。
めっちゃいい出会いだった。
二度と会えないけど、会えてよかったって思えることあるのだと思った夏の夜でした。
マッチングアプリ、虚無以外もあるんじゃん!!笑笑

なんてね。

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