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実はデザセン発祥?!静岡県伊東市の枕投げ大会

みなさんこんにちは!デザセン広報の北島です。

デザセンは提案して良ければ賞がもらえる大会…なんて思っていませんか?
デザセンはただ「案が良いグループが賞を貰う」大会ではありません。提案の最終到着地点は賞のもっと先、全世界まで及ぶのです!

今回はデザセンから実現した提案をひとつご紹介します。

まくら投げが〇〇〇〇に?!

みなさんご存知、修学旅行恒例行事の枕投げ。
過去に、そんな「まくら投げ大会」を提案した学校が準優勝に輝いた年があったことをご存知でしょうか?

決勝大会プレゼンの様子

2次審査で提出した提案パネル(原寸A2を2枚)

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こちらは第17回目の大会(2010年)で準優勝・市民賞・高校生賞に輝いた静岡県、伊東高等学校城ヶ崎分校の「まくら投げのすすめ」です。
>デザセン公式HP内「まくら投げのすすめ」紹介ページ

>>私たち現代人は、様々なストレスにさらされています。そこで「まくら投げ」を修学旅行以外でも楽しめるように競技化することを提案します。まくら投げなら、誰でも参加でき、最後にはへとへとになって、とにかく思いきりストレスを発散することができると考えたからです。まくら投げの魅力は、何と言っても相手の顔面に当てたときの快感と、当てられたときの屈辱感です。(発表本文より抜粋)

「枕投げ大会」で2010年のデザセン!とピンと来た方は相当な「デザセンマニア」とお見受けします!

当時の発表の際も反響をもたらしていた「まくら投げ」。実は、この伊東高校城ヶ崎分校の提案は事務局から伊東市観光課、伊東市観光協会への働きかけを通じて2013年に実現しているのです!

まさか、まくら投げの大会を作り、スポーツにしてしまうなんて・・・すごいですよね!

当時の提案とほぼ変わらない内容で始まったまくら投げ大会。その後モニターの意見を集め、地道な声がけにより第3回から現在のまくら投げのルールになったそうです。
生徒さん・伊東市さん・観光協会さんの努力の賜物です…!

第8回 準々決勝

ご覧の通り、試合はかなりの熱気!!投げて、叫んでの大騒ぎになっています!!
修学旅行の時、先生に隠れながらしていたまくら投げをこんなに堂々とできるなんて、贅沢です。感動です(笑)。

また、まくらはぶつかっても痛くないようにパイプビーンズと綿を使用し、アレルギーの問題で使用できないそば殻の感触に近づけているとか。
細かなルールは是非公式サイトで確認してみてください!

伊東市発祥として今年の2月22日に第8回を迎えた「全日本まくら投げ大会」。今年はなんと42チーム500人も集まり、白熱した試合を見せてくれました。
コロナウイルス渦でしたが、地域を活気づけるということで、万全の体制で行われました。

そんなまくら投げ大会のラジオ特番が5月24日正午から静岡放送のラジオで行われるそうです!まくら投げのさらなる歴史なんかも聴けちゃいそうですね!

これを機にまくら投げ大会に興味を持った方は是非聞いてみてくださいね!あなたも未来の「ピローファイター」かもしれません。

デザセンで世界を変える?

高校生が「伊東市を盛り上げるには?」というテーマでデザセンに挑んだアイデアがここまで大きくなって、市を飛び越えて全国を盛り上げるようになるなんて素敵ですよね。
思わぬ良いアイデアが、身の回りをガラッと変えるものになるかもしれません!

では、また次回のnoteでお会いしましょう!

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