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パーソナルスペース 侵略と抵抗と。

おはようございます。
子ども達は朝から元気よく、新学年へ飛び出していきました。
ようやく始業式です!!!!!
長いようで短いようで長い春休み。
全国の親御様、お疲れ様です。
小・中学生はの中長期休暇こそ、親の本業のような気が私はしています。
午前中3時間ほどですが、一息つきましょう。
当たり前のことを当たり前にしかしてへんけど。
うんうん、母業がんばった!私、お疲れ様。
子ども達もがんばった!ありがとう!
私はカフェオレで乾杯!
とか言いながら、家事は通常運転ですけれどもねー。


「あなたのお話を聴くだけ」活動。

2024年3月に始めて早1ヶ月。
『する』と決めて行動すると、いろんなことが見え、気付き、出会い。
「私、ポンコツやなー…」
と落ち込むこともありますが、基本100%感謝です。
本当にありがとうございます。

「あなたのお話を聴くだけ」活動は、少し形を変えて継続します。
頭の中でまとまっている方向性は、学校が本格的に始まる二週目あたりに文字に起こします。
子ども達の中長期休暇期間+新学年始業一週目は、なんやかんにゃと本業の母業で少々バタバタしますね。やりたいことも山積み。
活動を始めるきっかけ、経緯、熱い思いは変わらないです。
下記noteをご覧いただけると嬉しいです。

家族の台所を邪魔しない

親にとって、最難関のミッションと言っても過言ではない。
それは…子ども中長期休暇中のお昼ご飯問題。
たった一食なのに、思いのほか結構な負荷があります。

今回、初めて子ども達に、1週間の献立表作成から課してみました。
子ども達は、月曜の朝・昼・晩を決めるだけで、ギブアップしてました。
そう、献立を考えるのって意外に難しい。
改めて、主婦(夫)って、家事って、料理って、すごいんだねぇ。

私が持っている料理本は、大人目線の字面だらけのルビ無し。
子ども達に見せても「なにこれ???」と解読不可。
なんとか、自分たちが食べたい一週間分をひねり出してもらい完成。

今さらながら、学校給食献立表を残しておけばよかったなー。
かろうじて12月~3月の献立表が残っていました。
全部ひらがなやん!!!
自分たちが食べたことがある料理だから、見た目も味も知っている。
学校給食こそ、栄養も、旬も、質量共に考慮された最高の献立やん。
ということで、今年度は、学校給食の献立1年分をファイルしてみます。

長女は昔から料理に興味津々。
2歳くらいから包丁を持っていました。
最初はバナナとか、キウイとか柔らかい物をステーキナイフで切り。
そのうちペティナイフに、野菜に、どんどん発展していき。
たまに自分の指も切り。
気が付いたら、卵を割って焼いたり、火傷したり。

彼女が小学生になってから、私は一緒に台所に立たなくなりました。
「材料や道具の場所も大体覚えたし、わからない時は呼ぶから。
 基本的に台所に入ってほしくない」
という彼女の主張です。
これを『生意気な!』と受け取るか、『成長~感動~』と受け取るか。
結構大事だなと思います。
私は親離れの兆しが少し見えました。

彼女が小さい頃から、私が付き添っている時に
何回も指を切り、
何回も指や腕を火傷をし、
私が慌てずに対処法を伝えて実施していました。
余裕がある時は、起こった原因と改善を言語化してもらいました。
だから、彼女は何をすれば良いか知っています。
未経験のことが起こっても、じーっと考えて行動しています。

長男は、そんな姉を見て育ったので、わりと台所に立ちたがる。
私は男だからと立入禁止にはしないです。
彼なりに台所経験を積んでいます。
一昨日は、初チャーハンを作っていました。
母は、3割くらい手伝いましたけど、基本的に選択肢で促しつつ、指示を受けてから作業しました。
だって「俺の」チャーハンだもんね。
母視点では、調味料の計り方・入れ方が、
「…えっ?」
っていうくらい、適当だったので、驚きを隠せませんでした。
が、めちゃくちゃ美味しかったです。

妻と母に必要なのは『忍耐』だった

結論、『忍耐』があれば家族はスムーズに家事をできる。
です。
昔々、ある学友が『やり方が違うと怒られる』と嘆いていました。
「洗濯物を頼まれてさ。全部干したの。
 どうやら、妻の干し方とは違ったみたいでさ。
 翌朝、洗濯物を見たら全部干し直されてた。
 しかも妻は機嫌悪いし。なんだかなー。」

わかるわー。
めっちゃわかる。
どっちの気持ちもわかる。

昔、母親に言われませんでした?
「いつになったら(お手伝い、宿題、etc.)するの!?」
「やり方が間違っている!やり直し!!!」
こう言われたら、次からやろうと思わないんですよね。
『言われた通りにうまくできないんだよなー』
『どうせ、やっても怒られるしなー』
私は何を置いても、まず褒めてほしかった。
「手伝ってくれて、ありがとう。助かったよ。
 次は○○してくれるともっと嬉しい」
的な。

そんなことはすっかり忘れて、妻&母になったある日。
夫に洗濯物を頼んだ時、芸術作品みたいな奇想天外な干し方でした。
『ちょ待っ、どうやったらそんなことになるん????
 お義母さんは、絶対そんな干し方を教えてへんやろー!!!』
産後、来て下さっていたので、私は義母の干し方・畳み方を知っています。なんなら、義母のいろんな家事のやり方を見て『なるほど!』と学ばせてもらい、取り入れているくらいです。

夫に(角が立たないよう)聞いたところ、
「(2~3日後に)乾いたら良いかなって。ハンガー足りなかったし」
なるほど。いつか乾いたらOKなんだ…。
そうなのか…と、夫と私の目的と目標の違いに衝撃を受けました。
私は最小限の洗濯回数&手間、最小枚数の服、最短時間の乾燥を想定。
洗濯機を回すのは、できれば毎日、疲れていたら2~3日に1回。
それで足りるように、シーズンの服の枚数とハンガーの数を決めて、干し方も翌日には確実に乾燥完了するように、いろいろ試行錯誤。

…じゃないのか、夫は。
洗濯物を干すことは、彼の通常業務ではなく、業務外業務。
私が他のことで手一杯の時に、臨時でお願いした洗濯干し。
そもそも、私の都合で無理を言ってお願いした。
その間に私は他の家事ができた。
そりゃ「いつか乾いたら良いよね」って干し方になるかぁ。
会社員時代で同僚に臨時の仕事をお願いしたら、仕上がり状態がどうであれ
『助かりました!ありがとうございます!』
って、当たり前にお礼を先に言っていたよね?
そうか、そうだったのか。

「ありがとう~助かった!おかげで食器洗いが完了した!!
 で、気付いたんだけど袖や裾がくしゃっとなっていることがあって、
 そうなると生乾きで臭くなるから、それだけは気を付けておいて~。」

と、絶対譲れない、次回から改善してほしい点を一つだけ伝える。
そしたら、夫は洗濯物干しを頼んでいない日に
私が干した洗濯物を観察していました。
そうだよね。
褒められたり、丁寧に指摘されると自発的になるんよね。
夫に洗濯物干しを頼んで、多分50回目くらいに私は気付きました。
あちゃー。時間かかるなー。

私の結婚生活での憧れは、
『夫婦で一緒に台所に立って、一緒に料理をする』
でした。
実際やってみてわかったこと。
衝突しかない。
喧嘩にしかならん。
違う家で育って、違う文化で育って、違うやり方だから、そりゃそうか。

なので、新婚時代に私がしたことは、夫が台所に入った時、私はダイニングで自分の好きなことをしつつ横目で夫を観察。
絶対に台所へ立ち入らないし、口も出さない。
実は、私が台所へ入った時の夫の行動を真似しただけなんですけどね。

観察してわかったことは、夫はとにかく理科の実験を楽しむように、料理するということ。
実験をとことん楽しむため、いろんな道具を使い、洗い物が富士山。

私の心の声は、
なんでそんなに使うん?
なんでそんなに山積み?
だっる。
あくまで心の声です。
表情から漏れていたかもしれません。
でも、夫はそんな私に気付いたか気付かずか、
隣で機嫌良く料理してました。
ちなみに、私は同時並行で洗い物をしつつ、調理スペースを確保しつつ、食後の片付け&スケジュールを考えながら、最短で料理します。

相手の価値観を観察しつつ、
お互いの得手不得手を知り、
結婚して11年目にして、
ようやく『一緒に台所に立』てるようになりました。
私は、夫と自分の得意を活かして、
お互いが気持ちよく過ごせるよう、
某料理番組のようにアシスタント?みたいな動きをしています。
台所で楽しくお喋りできるようになったのは、ほんとごく最近です。
それも、たまにです。
結局、一緒に料理はしていません。
憧れは憧れのままでも問題はない。

家族って、そんなもんみたいです。
夫婦も、親子も、多分そんなもんです。
所詮、家族は他人なんだなと書いていて改めて思いました。
家族は、小さな社会経験、他人の始まりですね。

主婦/主夫向きの人は、割とオールマイティに何でもこなして、
割と何でも柔軟にできる人、なんかなーと(私調べ)。
そこに『忍耐』という項目が追加できたらバッチシ。

この心を忘れずに、新学年の子ども達をサポートしたいと思います。
新学年の初日は、春休み前から課していた片付けの総まとめです。
プラケースに入りきらなかった物を、問答無用で母が捨てる。

と言ったものの。
床にが転がっている物を見て、母、苦悶&発狂しています。
誕生日にねだられて買い与えた、長女にとって大切であったはずのリカちゃん人形。
絶対プラケースに入れ忘れてるだけやん…どうしたもんか。
売り飛ばそうか。
しばらく『捨てた』と言いつつ、どこかに隠しておきたいと思います。
そう…これもきっと何かの練習、私の忍耐が試される時。

今日も愛のある穏やかな一日となりますように~^^
最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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