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『走りのトレーニングをしないといけない人』と『サッカーを理解しないといけない人』の違い –起こしたい現象を自らの手で起こせるかどうか–

Hola Chavales!!!!

では早速ですが今回もサッカーのハナシをしていきます。

僕自身現役を辞めて一年強。

今の自分がサッカーをする時というのはトレーニングの人数合わせとして入れられるときです。

例えばポゼッションしたいけど一人足りないとか。

ゲームしたいけどCBが足りないから入れるとか。


技術は一生ものと言われるだけあってやっぱり現役を辞めても衰えずらいなと実感していて。

反対にフィジカルは猛スピードで衰えて今では少し運動しないとなって思ってます。


この一年とちょっとで、

技術は変わらず、フィジカルは下落している中で絶えず成長し続けているところがあって。

それは【頭の中】です。

いわゆる戦術的なこと。

これは【毎日】欠かすことなくサッカーを学び続けてるおかげで現役時代より遥かにレベルアップしています。


ちょっと今個人的に企んでることは【現役復帰】です。

というのもここからプロサッカー選手を目指すとかではなくて、

これでフィジカルを鍛え直して限りなく現役時代の状態に戻せれば一年前までよりもパフォーマンスは良くなってるのかという検証するため。

そしたらもう一つ【サッカーを理解すること】の大切さを伝えられるネタになるなーって。

あとは怪我とかで長期離脱せざるを得ない選手にとっても、

その期間サッカーを理解することに時間を使えばピッチに戻った時に怪我する前よりも成長して戻れるよって言えるようになるかもしれない。

これはあくまでも企んでるだけなので実現するかどうかは分かんないです。


でね、今こうやって選手たちとたまーにトレーニングする中で感じるのは。

【自分の起こしたい現象を意図的に起こせるようになったこと】

ここは現役時よりも遥かに再現性が高いと思う。

もちろん選手たちのレベルが高いということもあるけど。


つまり何が言いたいかというと、

【とりあえず実行】→【上手くいく or 上手くいかない】→【その理由を探る】→【改善する】という流れではなくて。

例えば、

【CBを引っ張り出したい】→【ここにポジショニングを取らないといけない】→【CBが飛び出してくる】→【デスマルケ(マークを外す動き】みたいな流れ。


要するにそれぞれの状況の中で、

⓵何をしなきゃいけないのかを理解して、⓶どこに居て何をする必要があるのかを理解することで、⓷起こしたい現象を自ら作り出せる。

なんとなくイメージできますか?


現役時代はまだ、

⓵何をしたらいいのかが分からないからとりあえずやってみる

⓶上手くいく・上手くいかないという結果が出る

⓷その結果を元に理由を探る

⓸そして解決策の手札を増やす

こういう流れでプレーしてることが多くて。

まだ手札を増やしてる段階。


でもこの一年ちょっとで自分のポジションとか関係なくサッカーというスポーツの太枠から仕組みを理解して。

手札がある程度揃ったのでそこからピッチ内で取捨選択して何を再現するのかを決めるということ。

それを再現するためには何をしなくてはいけないのかというのを理解できてること。

なんか難しいこと言っちゃってるかもしれないけどそういう感覚です。


たぶん僕もサッカーを学ぶ前にこんなことを言われてもなんのこっちゃって思ってるはず。

だからとりあえずサッカーを学んで欲しいっていういつも通りの結論にはなるんだけど。


いいから学べ。

っていう感じ。


でもとりあえず僕の場合はフィジカルを鍛え直さないといけないので。

いいから走れ。

っていう感じ。


一つの参考までに。


スペインサッカー研究所では【毎朝】サッカーのハナシをしています👇



ではまたー。

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