1−4−4−2(ひし形)のインテリオールと1−4−3−3のインテリオールは何が違う? –ポジションの名前を分かってもポジショニングがわかるようになるワケじゃない–
Hola Chavales!!!!
僕はスタッフの中でも一番若いし、動ける方だから必ずトレーニングに足りないと頭数の一人に入るんです。
僕が基準になってチームが分かれるわけでもないので、CBをやったり、サイドバックをやったり、サイドハーフをやったり。
その時に足りないポジションでプレーすることになります。
今日は昨シーズンのラージョ・バジェカーノU–17のトレーニングを元にハナシをします👇
どちらも一人人数が少ないんですが、
赤ビブスチームは1−4−4−2(ひし形)のインテリオールが足りなくてそこでプレーしたんです。
【1−4−4−2(ひし形)のインテリオール】
【1−4−3−3 インテリオール】
同じインテリオールというポジションなんですけど、機能の仕方が全然違うんです。
具体的に言うと、
ポジショニング・配置(自分がいつ・どこでプレーしないといけないのか)が変わるんです。
この違いをきちんと理解しておかないと、
ポジションは分かるのに、ポジショニングは分からないという現象が起こります。
無料記事なので軽く見ていくと👇
サイドに流れようとしてるのが僕です。
じゃあなぜサイドに流れないといけないのか。
ここを説明できないといけなくて👇
【1−4−4−2(ひし形)】の場合は【1−4−3−3】と違って、
サイドバックがDFラインのボールの循環に関わってしまった瞬間に、
幅を取る選手が一人しかいないのでボールの前進において機能しなくなるんです。
そうなるとインテリオールがもう一つ高い位置で幅を担保しないといけないんです。
この動きにより何が生まれるのか👇
サイドバックに対してサイドと中央へのパスコースの確保。
そして相手のボランチ(中盤の選手)に対して、戦術的負荷を与えることができます。
要するにサイドに流れるインテリオールをマークするのか、中央から降りてくる選手をマークするのか。
これがボールの高さに応じたポジショニングです。
ポジションではありません。
【1−4−3−3の場合】
ウィングがいるのでサイドに高さを二つ既に担保している中で、
サイドバックに対して中央へのパスコースとサイドへのパスコースがあります。
もし仮にスペースを空けるという動きに関しては👇
アンカーにスペースを与えるという解決策もあります。
これはシステムのハナシだけでなく、
システムの特徴によるポジショニングのハナシ👇
こういうことを頭で理解した上でプレーしないといけないんです。
これが僕が最近言っていること。
だからこそ、
スペインサッカー研究所の記事では『この状況の時はここに居ないとダメだよ』っていうハナシをしてるんです。
一つの参考までに。
スペインサッカー研究所では【毎朝】サッカーのハナシをしています👇
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ではまたー。
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