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サッカー選手にとって一番大事なものは才能である

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今回は『サッカー選手にとって一番大事なものは才能』というテーマでお話しします。


まず才能の定義をはっきりさせたいなと思います。

皆さんは才能とは生まれ持ったものと考えていませんか?

ここで僕が定義する才能とは自分にしか持っていないものを指しています。

そうです、誰にでも才能があるということです。


まず選手目線で話すと『平均点70点のプレーヤーは必要ない』ということです。

これは僕がスペインに来てすごく感じることの一つ。

日本人はどちらかというとアベレージの高い(平均点の高い)選手たちが多いように感じています。

技術はみんな持ってるし、最後まで走れるし、言われたことを忠実に守り再現できる。

器用だけど最後の最後で個で違いを出せる選手かと言われればそうではない。

結局試合で使われてる選手というのは『90点を持っているプレーヤー』なんです。

90点を持つ才能のある選手は必ずしも

ドリブルで何人も突破できる選手のことを意味しているのではなくて

ボールダッシュ能力に優れてるとか、運動量がめちゃくちゃある、足が速い、背が高い、身体能力が高い、ロングボールが蹴れる、味方のためにスペースを作れるとかなんでもいい。

とにかく何か一つ自分にしか持ってない才能で90点を持っておくことがすごく大事。

その才能に気づいてる選手と気づいてない選手はすごく差になるし

その才能を活かせてる選手と活かせてない選手ではもっと大きな差が生まれてしまう。

選手の皆さんはまず自分の才能を探してみることをオススメします。


指導者目線で話すと『才能に気づかせてあげること』が大事だと思う。

やっぱりメッシやネイマールのドリブルに憧れてサッカーを始めた選手も日本では少なくないはずです。

ただサッカーにはドリブルだけでなくいろいろな要素があります。

それをきちんと選手たちに伝えてあげてることでサッカーの見方や考え方を教えてあげられるようにした方がいいと思います。

そのためには指導者自身もサッカーを学ぶ必要があります。

特にボールの局面ではなくボールと関係ないところでどれだけプレーに関われているのかを見てあげることがとても大切です。

『サイドで幅をとっている選手』『味方にスペースを作るために走っている選手』

そういった選手をきちんと評価してあげないと

選手たちは自分がボールを持って何かできないと試合に出れなくなってしまうという誤解が生まれてしまいます。

まず選手自身が持っている才能に気づかせた後に

今度はその才能をどう活かすかを考えさせてあげる。

技術や戦術は教えてあげられるし、フィジカルもある程度のところまでは鍛えることはできる。

ただ才能だけは指導者が育てて作るものではない。

才能は気づかせてあげて活かし方を考えさせてあげることしかできない。


『才能は育てるものじゃない、気づかせるもの』

ここを理解して選手と向き合ってもらいたいです。


ではまたー。


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