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レギュラーを奪うという上で大事な心構え ーリーグ戦はチャンスが多いように見えて少ないー

Hola Chavales!!!!

今週はリーグ戦 第4節 vs レガネス戦があります。

柴崎選手が所属するあのレガネスです。

そろそろベンチ組を含めて、

スタメンがローテーションされるタイミングなのかなと思います。


リーグ戦なので全34試合同じ選手で戦うということはできません。

これは何回も議論されることなのですが、

スペインではトーナメント文化ではなくリーグ戦文化なので、

選手に与えられるチャンスの機会が多くなります。


“チャンスの機会が多くなる“

これは事実だと思います。


ただ昨日も言ったようにレベルが上がれば上がるほど、

出場時間をプレゼントしてもらえることはなくなります。

要するに試合に出るためにはレギュラー争いに勝たないといけないわけです。

ここは大前提として理解しておかないといけないこと。


やっぱりどうしてもチームには格となる選手が存在するわけで、

基本的にはスタメンの11人とまで行かなくても固定されて出場する選手というのは存在してると思います。

代表例で言えばキーパーとか、キャプテンとか。


その中で試合に出る、レギュラーを掴むとなった時に最も難しいのは、

【そいつよりも自分の方が優れてると思い続けられるかどうか】

これって意外とバカにできないくらい大切なことだと思います。


僕は昨シーズンセグンダB(当時スペイン3部)のチームのプレシーズンに参加していたとき。

僕と同じポジションの選手は、

ラージョ・バジェカーノのBチームにいて既にトップチームデビューをしていた選手と、

レアル・マドリードユースからきた選手の二人。

そこに加えて僕がいたわけです。

誰が見ても僕が一番下にいるのは目に見えてるじゃないですか。


で、

その中で『そいつらよりも自分の方が優れてる』と思い続けることって簡単なことじゃなくて。

だってちゃんと試合に出るのは彼らなんだもん。

その中で与えられる出場機会なんてゼロか、もしくは5分か。

そんな状況が続く中でも『そいつらよりも自分の方が優れてる』って思うのは難しくなると思う。

だってみんな人間だから。


そこが一番控え組の難しいところ。


で、出場時間が5分だからと言って『少ない』って言い訳なんてできなくて、

その5分で結果(良いプレー)を残さないとまた出場時間がなくなります。

その5分で結果を残して、それが15分になり、30分になり、スタメンを掴む。


リーグ戦って試合数が多くてチャンスがありそうだけど、

控え組からするとほんとーに重要な試合って3、4試合しかなくて。

そのチャンスをものにできないと結局試合に出る時間なんてもらえません。


これはあくまでもトップレベルのハナシで、

ジュニア年代で言えばちゃんとローテーションして使ってもらえます。


でも必ず控え組にチャンスは来ます。

そのチャンスが早く来る選手もいれば、時間がかかる選手もいます。

ただ絶対に来る。

そのチャンスが来るまで辛抱強く待ち続けられるか。


去年もそうだったんですが、

開幕戦と最終節のスタメンは半分近く変わってたりします。

それはチャンスを掴んだ選手たちです。


そういう選手がたくさんいるチームはリーグ線を戦い抜く上では強いですね。


多分次の試合は何人かは控え組にチャンスが回ってくると思います。

今シーズン一番最初のチャンスが彼らには与えられ、

多分そのチャンスをものにできなければ次の3試合くらいは出場機会は少なくなると思います。


リーグ戦もそういったシビアな世界なわけです。


一つの僕の経験談として参考までに。


ではまたー。






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