サッカーを知らなすぎる −この言葉をもう一度繰り返さないために今できること−
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Hola Chavales!!!!
オリンピック3位決定戦に敗れた後、
田中碧選手がこんな言葉を残していました。
『サッカーを知らなすぎる』
僕はこの言葉の意図を直接聞いたわけでもないので、
『僕もそう思います』とは気軽には言えないですが、
僕も常に『サッカーを知ること』についてはスペインサッカー研究所を通して、
また無料記事を通して伝えているつもりです。
もちろん“誰が言うか“という観点で見れば、
僕の声の大きさは大したことはないのは重々承知しています。
なのでここからは、
僕が思うサッカーを知ることについて改めて話そうと思います。
僕の場合は“サッカーを知ること“という表現のほかに“サッカーを理解すること“という表現を使ったりしてます。
大きく分けて僕は成長の方法を二つに分けています。
⓵できないことができるようになること
⓶知らなかったことを知ること
例えば、
10mのパスが通らなかったのが通るようになった場合。
これは⓵できないことができるようになることです。
で、その10mのパスをいつ・どこで・どのように出すのか。
これは⓶知らなかったことを知ることになります。
10mのパスが出せるようになって以降、
100本も200本もボールを蹴ることは“できることのクオリティを上げること“になります。
多くの選手はここに多くの時間を費やしています。
要するに、
できなかったことができるようになり、できることのクオリティを上げる。
ではいつ“知らなかったことを知ること“に時間を使いますか?
ここを僕は常に警鐘を鳴らしているわけです。
で、僕たちは一旦切り捨てなくてはいけない考え方があります。
“サッカーは1vs1が11個あるスポーツ。それぞれが1vs1で負けなければ試合には負けない“
この考え方は大きく足を引っ張ると思っていて。
“サッカーは11vs11のスポーツであり、11vs11の中でどのように立ち振る舞うかを学ぶ必要がある“
僕はそう思ってます。
でね。
つくづく思うのは、
“知ってるか・知らないか“の差はものすごく大きいということ。
僕はスペイン7部でプレーした次のシーズンで、
スペイン3部で1ヶ月半トレーニングしたことがあるのですが、
その1年間で何か一つでも“できなかったことができるようになったか“というと何も変わってなくて。
唯一変わったのは“知ってることの量“です。
要するに“サッカー理解度“が変わったということです。
僕がその1年間で費やしていた時間は全て、
⓶知らなかったことを知ることだったわけです。
もちろんトレーニングは大事であるという前提で、
ほんとーにもっとサッカーを知ることに時間を使った方が良いと思います。
『ボールを触らずに成長する場所』ということをモットーに
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ここでは僕が昨日まで知らなくて今日新たに知ったことを記事にしています。
もし知らないことを知ることに時間を使いたい方がいましたらぜひ!
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ではまたー。
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