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高校一年生、16歳の今シーズンの目標とは −彼らは何をこの一年で成長していきたいのか−

Hola Chavales!!!!

今シーズン僕はU−19・U−16の二つのカテゴリーに帯同しています。

役職としては“アナリスト“です。

で、今週からいよいよU−16のリーグ戦が開幕します。

こちらも昇格を目指して頑張ります✌️


クラブとしてユースA・ユースB・カデーテA(U−16)は結果を求めた位置付けにありまして。

“勝つこと“が求められています。

なので昨日のトレーニング前のミーティングでも、

『誰にも試合時間をプレゼントすることはできない』

『トレーニングに来てれば試合にでれるわけではなく、毎回のトレーニングで自分のポジションを獲得しないといけない』

なのでみんなに平等にというわけではなく、競争に勝ったやつがピッチに立つ。

そこは選手たちも理解しています。


でね、監督が何人かの選手に今シーズンの目標を聞いたとき。

口を揃えて『昇格』という言葉が出る中で、

個人の目標を聞いたときに二人の選手がこう言ったんです。

『戦術面でもっと成長したい』


皆さんが高校一年生の時に戦術面でもっと成長したいって思ったことありますか?

僕なんか朝から晩までボール蹴って。

ただただひたすらにボールを蹴って。

おかげで苦手な右足はある程度蹴れるようにはなったし、

The日本人の典型でボール扱いはできる選手にはなれました。


ただ戦術面での成長とか微塵も考えてなかったです。

少なくても僕が戦術面での成長をしたいと思ったのは21歳のとき。

そのとき出会った監督がきっかけで初めてサッカーを学びたいと思って。

それと同時に初めて自分がサッカーを知らないということに気づいたときです。

それが【21歳】のときです。


ただ今は僕が高校生の時とは比べものにならないくらい【戦術】がフォーカスされる時代だから、

日本の高校生も戦術的に成長したいと思ってる子もいるかもしれないけど。


少なからず僕の高校生の時にはなかった発想。

ボールに触れば触るほど上手くなれると思ってよね、あの当時は。


それで僕が上手くなった先に辿り着いたのは、サッカーを知らないという現実でした。

だから現役当時は何回も監督(スペイン人)から言われたもん。

『上手いんだけどねー。でもそこドリブルする所じゃないんだよね』

『上手いんだけどねー。でもそのパスはそこのエリアではするべきプレーじゃないね』


【サッカーを理解する】ということを後回しにすると、

そのツケは後で必ず回ってくるのでなるべく早く向き合うことをオススメします。

あくまでも上を目指すという前提で、

楽しくボールを蹴りたいというのはまた別のハナシ。


ではまたー。



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