海外でサッカーする前に知っておいた方がいい
Hola Chavales!!!!
引き続きトップチームのプレシーズンに参加中です。
先週までは対人のトレーニングはなく、パス&コントロールなどの技術面中心にフィジカル的な要素も取り入れたトレーニングでした。
でも今週からは対人を含むトレーニングが始まり、練習の強度の上がってきてます。
頑張ります✌️
今週からトップチームにはスペイン語が話せないベルギー人がトライアウトに来ています。
彼とコミュニケーションを取るときは英語になります。
そこで改めて語学の重要性を再認識してます。
皆さんはラリーガのレベルはどう思いますか?
香川も岡崎も、スペインでプレーしてる日本人はこぞって『リーガはレベルは高い』と言ってますね。
ただサッカー留学でスペインに来た日本人はこぞって、
『実際周りのチームメイトのレベルは低い』って言います。
何でそういった現象が起きるかというとあなたのいるチームが弱いからです。
あなたはその弱いチームのメンバーであるということです。
それ以上でもそれ以下でもなく、それがあなたの実力です。
ここを整理した上で、
なぜそうなってしまうかと言う理由の一つは“語学“です。
プレーヤー目線に立つといくら語学は大事だと訴えても残念ながら響かない人をこれまでたくさん見てきたので、
語学の大切さを語る上で一回“監督の目線“に立って考えた方が良いと思います。
だいたいトップクラブでない限り、契約するかしないかを決めるのは監督の意見が強いので。
あなたはあるチームの監督です。(スペイン人監督の気持ちになってください)
トライアウトにスペイン語の分からない日本人が来ました。
まず第一印象は良いですか?悪いですか?
悪いですよね。
この時点でマイナスからのスタートです。
いざトレーニングが始まります。
ポゼッションをするのに2タッチ以内のルールなのに、その日本人はドリブルを始めました。
それを訂正し再説明するのに監督は一度練習を止めます。
そうするとチーム全体のトレーニングの質が下がります。
この時あなたのその日本人に対する評価は上がりますか?下がりますか?
下がりますよね。
ここでさらにマイナスになります。
試合をします。
同じポジションにはスペイン人のライバルがいます。
正直その日本人はライバルのスペイン人とレベルは変わりません。
その時に監督はどちらを選びますか?
ライバルのスペイン人と契約するはずです。
理由は簡単でスペイン語が分かるからです。
実力が同じであるならば、スペイン語が通じるスペイン人と契約するのは当たり前です。
わざわざ自分自身の考えが伝わらない選手を監督が求めるわけがありません。
なのでその日本人はカテゴリーを一つ下げてトライアウトをします。
スペイン語はわかりませんが、同じポジションのライバルよりかは実力が上なので契約できました。
ここで契約した日本人は言うんです。
『実際周りのチームメイトのレベルが低い』と。
そういう仕組みになっています。
この先は2通りあってパターンがあって、
スペイン語を勉強し始める人と
スペイン語が原因だと気づかずに、何で俺が試合に出れないんだと文句を言ってる人です。
間違いなく後者になった場合、この先はないです。
語学ってそれだけ重要なんです。
忘れちゃいけないのは僕たちは常にマイナスからスタートしているということです。
それを踏まえて海外挑戦した方がいいなと思ってます。
ではまたー。
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