17歳に求められた【1−4−3−3】からの可変の仕方 −ハーフウェーラインの角を取れ!!−
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【ラージョU−17 102日目】
【ラージョU−14 37日目】
Hola Chavales!!!!
明日は【U−14】【U−17】共にリーグ戦があります。
【U−14】
【U−17】
毎週末にリーグ戦があるので、
その週末の相手に対してトレーニングでは準備していくわけです。
準備とひとくくりに言っても、
メンタルの準備、フィジカルの準備、戦術の準備、etc。
色々あります。
で、
以前こんな話をしました。
サッカーというスポーツにおける【戦術】が持つ意味 −あなたは戦術とは何かを聞かれたら何て答えますか?−
この記事の中で【戦術理解度】のハナシをしてまして。
毎週チームとしての戦い方が週末の対戦相手によって変化する中で、
監督に言われたことをすぐに表現できることというのは選手選考に大きく関わってきます。
『サッカー選手にとって一番重要なことは何ですか?』
この質問を頂く度に僕が答えているのは、
【サッカーを理解すること】
ここが全てだと思います。
チームに一人でもサッカーを理解してない選手がいると、
その選手が原因で残りの10人を全員ころします。
これがサッカーというスポーツです。
大抵サッカーを理解してない選手は自分がサッカーを理解していないことに気づかないので。
なので自分が原因でうまくいっていないことに気づかないんです。
多分これは指導者にも当てはまることだと思います。
ちなみに僕は小学2年生でサッカーを始めて、
サッカーを理解し始めたのは21歳の時です。
もう一度言います。
21歳です。
スペインに来て2シーズン目に出会った監督に初めて、
サッカーとは何かということを教わりました。
で、ラージョのスタッフとして迎えた初戦。
相手が“レアル・マドリード“だったんです。
その試合に向けて行われた木曜日のミーティング。
そこではどうやって戦うのかという戦術的なハナシを約45分間、
トレーニングが始まる前に行われました。
その時僕は監督に言っていることが理解できないところがあって。
それはスペイン語がわからないのではなくてサッカーが分からなくて。
これがスペインのトップレベルの16歳に求められることなんだなと驚いたのを今でも覚えてます。
もう一度言います。
16歳です。
21歳で初めてサッカーを教わった僕と、
21歳が理解できないことを求められる16歳がいて。
そこで思うのはサッカーを理解するのに年齢は関係ないということ。
ベテランだから(経験があるから)サッカーを理解できるのではなくて。
いくらサッカー歴が長かろうがサッカーを理解しようとしなければ、
一生かけてもサッカーを理解できるようにはならないということです。
だから僕はよく言うんです。
『知らないことを知ることも成長である』
僕がサッカーを完璧に理解しているとは思わないけど、
あくまでも僕のサッカーの見方・考え方でサッカーを理解しているつもりです。
僕が言う『一つの参考までに』という意味は、
あくまでも僕のサッカーの見方・考え方でありそれが全てではない。
だけど僕のサッカーの見方・考え方が僕の声の聞いてくれた人の引き出しの一つに入れてもらえるなら嬉しいです。
ということです。
スペインサッカー研究所では
少しでも皆さんのサッカーの見方・考え方の引き出しを増やせる場所になったらいいなと思って毎朝サッカーのハナシをしています。
では今回もサッカーのハナシをしていきます。
レアル戦に向けての準備のハナシがあったので、
今日は明日の相手に対して今週どんな準備をしたのかを紹介していきます。
ビルドアップのときの【1−4−3−3】の可変について。
少し特殊な変化をするので面白いかと思います。
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