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教えてあげるという感覚を捨てる

Hola Chavales!!!!

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今回は『教えてあげるという感覚を捨てる』というテーマでお話しします。


これは去年の夏の話です。

僕が母校のサッカー部のBチームを約1ヶ月半指導させてもらいました。

スペインで学んだことを提げて、自信満々で僕は指導という現場に立ったわけです。

案の定、初日のトレーニングで出鼻を挫かれました。

僕の想像の遥か下のレベルにあったわけです。

そこで気がついたんです。

『自分が教わったことではなくて自分が教えられることじゃないと選手たちには伝わらないな』と。

そこからはスペインの監督がやっていた練習ではなくて自分で考えた練習に変え、

スペインの監督の意見ではなくて僕の意見を伝えるようにしました。

そうすることで選手たちに徐々に僕の考えが伝わるようになったんです。


ただ以前としてその時は僕の頭の中で描いているモノとのギャップがありました。

そこからよりどう伝えたらいいのか考えるようになり、

今度は選手一人ひとりの特徴や性格を見なければいけないなと気がつくんです。

ある選手はドリブルが好きで球離れが遅い。

ある選手は足が速いけど走るタイミングが遅い。

ある選手はなんでもボールサイドに寄ってしまう。

チームで同じ言葉を共有しても一人ひとり吸収率が違う。

そうなった時に個々で話す時間を作って伝えてみたり。

選手一人ひとりにフォーカスすることで気づいた新たなサッカーの見方や考え方がたくさんありました。


もちろん指導者と選手が完全に対等な立場になることは難しいと思います。

ただ指導者の立場にいて選手たちから学ぶことっていうのは教えることと同じくらいあるなっていうことをすごく感じる時間でした。

だから指導者の立場で選手に教えてあげるという感覚は捨てたほうがいい。

選手たちは指導者からサッカーを学び、指導者は選手たちからサッカーを学ぶ。

お互いが学んで成長していける関係を作るといいなって思います。


成功から学ぶこともできれば失敗から学ぶこともできる。

正解から学ぶこともできれば不正解から学ぶこともできる。

レベルの高い環境の中で学びこともできればレベルの低い環境で学ぶこともできる。

効率を追い求めて学ぶこともあれば無駄の中にも学びはある。

結局『気づいた先の延長線上に学びがある』と思っています。

いつになっても、どこでも、何のスポーツからでも、何歳になってもサッカーを学ぶ姿勢を忘れてはいけないよね。

僕も頑張ります✌️


ではまたー。



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