【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】 −ポジションと選手の特徴を番号で考える−
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Hola Chavales!!!!
スペインサッカー研究所では、
ポジションごとに選手の特徴を【番号】で表現しています。
スペインサッカー研究所に入会する前に、
ここだけは押さえておいて欲しい導入の部分の内容を紹介します。
今回の内容は2月4日に投稿した記事になります。
アンカー【6番】×ボランチ【8番】×インサイドハーフ【10番】 −中盤を支配するための3つの選手の特徴とは−
【実際のサッカーノート】
【6番・8番・10番】
この3人の関係において最も重要なことは高さを3段作ること。
【1−4−2−3−1】
【1−4−3−3】
システムで表記されるときは高さが並んでるようにしますが、
実際のピッチ上では高さを3段作ることが大切です。
【6番・8番・10番】の特徴を先に整理します。
6番:CBとの三角形を作る(CBの間に降りる)
6番というポジションは、
よりポジショナルでありチームのバランスを保つ必要がある。
そしてロングボールを使った大きな展開ができること。
8番:サイドバックとサイドハーフとの三角形を作る(CBとSBの間に降りる)
8番というポジションは、
中盤の前でもボールを受け、ライン間でもボールを受けより運動量が出る。
ドリブルで運ぶ力、ドリブルで前進していける力が必要です。
10番:FWとサイドハーフと三角形を作る(ライン間でボールを受ける)
10番というポジションは、
ライン間でボールを受け前を向けること。
そしてゴールを決定づける仕事ができること。
僕が思うこの3つの特徴が完璧に揃ったチームが、
バルセロナ:【ブスケツ(6)、シャビ(8)、イニエスタ(10)】です。
ここにサイドバック【2番・3番】の特徴を加えると👇
⑴ 幅と深さを取る:8番のいるサイドのサイドバック(ダニ・アウベス)
⑵ 3番目のセンターバック:3枚でのビルドアップ(アビダル)
⑶ アンカーの脇のスペース :中盤で数的優位を作る
ここにウィング【7番・11番】の特徴を加えると👇
⑴ ライン間でボールを受ける:8番のいるサイドのサイドハーフ
⑵ 2番目のFW(ダビド・ビジャ)
⑶ 上下の運動量(ペドロ)
ここにFW【9番】の動きを加えると👇
⑴ エリア内での仕事:ゴール
⑵ 中盤の枚数を増やす:Falso 9(メッシ)
特徴を考えれば考えるほど、
ペップが率いたドリームチームはシステムや戦術だけでなく選手の特徴が全て噛み合ってたと思います。
そして守備のハナシです。
6番:CBの前にいてバランスを取ること
8番:相手の中盤を潰しに行けること・ボールを奪い切れること・ボールが頭を越えたらプレスバックに戻ること
10番:2トップの一角になる
今回挙げた特徴はあくまでも僕の好むサッカーに合わせたモノです。
【6番・8番・10番】
ただこの3人の特徴の組み合わせは非常に大事だと思います。
で、組み合わせを考える上で意識しているのは【かけ算】にすること。
要するに特徴と特徴を並べて足していくのではなく、
ある選手の特徴がある選手の特徴をより引き出す関係であること。
【70×11(足し算)】
【70×70×70×..............(かけ算)】
そのためには同じ特徴を持つ選手を集めることではなく、
異なった特徴を持つ選手たちを一つにする方が強いチームになると思います。
そしてこれは海外に来てすごく思うことで、
平均点70点の選手よりも、
50点があっていいから何か一つ90点を持つ選手の方が契約を勝ち取る。
【70×70×70×..............(かけ算)】
【90×90×90×..............(かけ算)】
90点を持つ選手を11人集めた方が強いんです。
でも難しいのは、
選手の良さ(90点)を引き出せないと、
【70×70=4900】【90×50=4500】みたいなことが起きる。
なので選手の特徴を把握した上でどのように組み合わせるのか。
そこには【システム】があり、【戦術】がある。
一つの参考までに。
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ではまたー。
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