全員が全員、1日8時間も、10時間もサッカーを考えられないからこそ、その時間をかけたものを買う –僕たちが画面越しで見てるラ・リーガのスペースと時間の大きさ−
Hola Chavales!!!!
サッカーというスポーツは【選択の連続】だと僕は思ってます。
レベルが上がれば上がるほど、【判断(考える)】ではなく【選択(無意識)】に近づいていくと思うんです。
僕は現役時代にスペイン3部リーグでプレーする機会に恵まれて、
そのレベルでは、【判断】する時間がないという経験ができたことが大きいかもしれないです。
そう考えると、僕たちが画面越しで見てるラ・リーガはもっと時間なんてないと思います。
大きく分けて、頭の中の成長というのは3つのプロセスがあると考えてて、
→知らないから、考えることもできない状態です。
→知ることにより、考えることができる状態です。
→考えることが自動化されて無意識下でプレーできる状態です。
でね、今日はそこを踏まえて個人分析のハナシをします。
何を持って知識があるかどうかというのは、どの立場から見るかにより変わります。
極端なハナシをすると、サッカーを経験したことない人からしたら、【オフサイド】を説明できるだけで知識がある人になれたり。
でね、あくまでも僕からすると、
個人分析サポートを依頼して頂いた段階で【⓶】の段階に居る人に出会ったことはありません。
全員が【⓵】です。
これはあくまでも僕が優れているのではなく、相対的に見てのハナシ。
一般的には、
でも僕の場合は、
1日の中でサッカーを考えられる時間が違う。
これが良いというわけではなく、環境の違いです。
全員が全員、1日8時間も、10時間もサッカーを考えられないからこそ、僕がその時間をかけたものを買う。
これがスペインサッカー研究所であったり、個人分析になるわけです。
そして、人の時間を利用して、自分に力をつけていく。
これってサッカーだけで見ると違和感かもしれないですが、
本を読むこともそうだし、大学に行くにも何百万って払うこともそう。
そうやって知識をつけて、自分に力をつける。
でね、今ある個人分析の選手が【⓶】で苦戦してるんです。
要するに、今までは何も知らなかったからこそ考えなくて良かったものの、知ることによって考えられるようになってしまったが故に、プレーが難しくなっている状態です。
全員がここを通っていくので仕方ないんです。
レベルは関係ありません、この選手はプロサッカー選手なので。
でね、サッカーを理解するというプロセスは、経過が見えにくいという特徴があります。
例えば、リフティング100回目標にした時に【10回→30回→50回→80回→90回→100回】みたいに、『あと少しで目標達成だ!』ってならないんです。
ずっとモヤモヤの霧の中に居て、どっかのタイミングで一気に霧が晴れるみたいな感じ。
ここが多くの人が継続できない理由だと思っていて。
要するに、霧の中に迷い込んで、晴れる前に諦めちゃう。
だからこそ先日も話したように【1年間】かかるという前提で取り組む必要があるんです。
今自分がどこに居るのかというのを把握しておくのは大切かなと思います。
では前置きはこの辺にして本題です。
【今日のメモ】
続きはスペインサッカー研究所で!