Lily(悪魔の英語術)

英検1級、国連英検A級、TOEIC975点。英語サイト「Devil"s En…

Lily(悪魔の英語術)

英検1級、国連英検A級、TOEIC975点。英語サイト「Devil"s English 悪魔の英語術」のLilyです。発想転換して取り組む合理的な英語アプローチで、上達のコツや継続できる学習方法、英語に関する楽しい話題を発信します。米国の大学を卒業後、翻訳、通訳、講師などを経験。

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  • AIで脱皮するための記事

  • 洋書の魅力と英語学習におすすめの洋書たち

    洋書は英語学習にとても有効です。洋書に挑戦したい人、英語学習に洋書をとり入れたい人、おススメの洋書を探している人に、おすすめできる洋書をどんどんご紹介します。洋書を取り入れた英語学習のポイントなども解説しています。

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    「耳で聴く読書」Amazon Audibleで洋書を「聴いて」みませんか?ハリウッド俳優やあのベストセラー作家本人の朗読などもあり、とてもみみ映りします。おすすめ作品をご紹介する記事や、Audibleのメリット解説などの記事をマガジンにしました。

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    堅苦しくない普段使いの言葉がさらっと英語で出てくるといいですね。できるだけ簡単なフレーズで、少しづつ使える英語を増やします。Stand.fmで発音の仕方の解説も行っていますので、音声と連動して発音のコツも学習していただけます。Enjoy!

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【永久保存】「読まずに死ねるか!」洋書+Audible 100選!(英語学習おすすめ度/英語レベル付き)① 1~50

本好きが永久保存したくなる記事を目指し、英語難易度とおすすめ度の星付きで、洋書読書魔のLilyが自信をもっておすすめする100冊を総力挙げてリストアップ…٩(ˊᗜˋ*)و 英語学習に適しつつ、翻訳版の日本語で読んでも面白い作品ばかり。「読まずに死ねるか!」洋書たちのリストから、「運命の出会い的一冊」を探してみて下さい。 洋書で効果的に英語学習を!楽しむことがまず重要です。 洋書での英語学習は、挫折してしまうと何にもなりません。自分の英語レベルや興味に合った本を選びまし

    • 翻訳家/ライター、黒田莉々のPortfolio

      自己紹介こんにちは。Lily-Kこと、黒田莉々です。 通訳・翻訳など、英語に関わるお仕事と、ウェブ記事やブログ、エッセイや小説など、様々な分野で執筆活動をしています。 とにかく文章を書くこと、そのためのリサーチをすることが大好きです。 とあるブログ記事が集英社の編集者さんの目に留まり、出版の打診をいただいたときは本当にびっくりしました。 難産の末、昨年、新書形式の書籍を出版させていただきました。 本を一冊書くということがどれほど大変か、痛感すると同時に、書くことの喜びも改

      • Audible:英語で聴く読書、一年の記録

        昨年の6月5日にAudibleに入会しました。 そこから一年たったわけですが、毎日かかざす利用しています。英語のリスニング力強化と趣味の読書を兼ねたもの。 そんな私の一年間のAudible読書の記録を公開します。一年間でどれだけの時間、英語のシャワーを浴びたのか、ざっくり計算もしてみました。 (あ、興味ない?まあ、それでも公開します) 以下購入順と聴いた時間数です。 ①「新TOEICテストにでる順 英単語」6冊セット1冊 1 時間 35 分✖6冊=9時間15分(実際は

        • 大谷翔平風「……かなぁ~っと思います」的な和らげる英語表現でコミュニケーションを円滑に!

          以前から気になっていた日本語の語尾表現があります。 最初に気付いたのは、MLBで二刀流として大活躍の大谷翔平選手。彼は、インタビューで何か質問されると、にこやか爽やかに、忌憚なく答えてくれるのですが、必ずと言っていいほど、その語尾が「……かなぁ~っと思います」で締めくくられます。 野球の技能、精神力、向上心、努力量、人間性、体格、ルックス……何をとっても完璧に近い大谷選手を、私も瞳を♡ハート型にしていつも拝んでいるのですが、たった一つ、インタビューを聞くたび、非常に気にか

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          洋書で英語:カズオ・イシグロ「Klara and the Sun(クララとお日さま)」

          ノーベル賞作家カズオ・イシグロ作品 映画「Remains of the Day(日の名残り)」は、凛とした英国情緒漂う秀作だった。文字通り、その名残りに酔いしれた後、その原作者がまさかの日系と知って驚嘆したのが、カズオ・イシグロという作家を知った最初だった。 彼は英国人なので、ビックリする必要もないのだけれど、長崎県出身の人。日本人として勝手に親近感を持ち、「日本人が英語で、古き良き英国紳士の生き方をこんなに美しく描くなんて」と、自分のザ・日本人メンタルを基準に考えてしまっ

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          (英訳付エッセイ6)赤いセーターとチョコレート

          赤いセーターとチョコレート  3月のある朝のこと。  夫が眉間に皺を寄せてスマホ画面をじっとにらんでいた。どうしたのか尋ねると「カオちんから無言電話が入ってたんや」と。  カオちんというのは、夫の叔母のカオルさんのことである。夫の母の妹。義母は八人姉妹の一番上。カオちんは一番下。夫が子供の頃、家(カオちんにとっては姉の家)に下宿していて、高卒後、その家からお勤めに出て、そしてその家から嫁いでいった人。夫にとっては、叔母というより姉のような存在だ。 「カオちんが机の引き出

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          【追悼エリック・カール氏】永遠の名作絵本で心に染みる英語体験

          「はらぺこあおむし(The Very Hungry Caterpillar)」で有名な絵本作家のエリック・カール(Eric Carle)氏が亡くなられました。美しく優しい絵本の数々を残して下さり、ありがとうございました。 あおむしだけでなく、クモやホタルなどの昆虫から、くまやパンダやなまけもの、タツノオトシゴまで、自然の中で輝く命にスポットを当てた生き生きとしたお話がたくさん。 優れたリスニング教材エリック・カール氏の作品は、もちろん子供向けに書かれているのですが、決して

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          竹内まりや「本気でオンリー・ユー」は、英語のPersuation論法(説得)のお手本だった!

          アメリカで英語(つまり国語)を学ぶと、必ずといっていいほど「Persuation=説得」の論法を叩き込まれます。相手を自分の主張に同意させるために、あらゆる手を使って相手を説得するのです。 先日ある英文記事を読んでTweetしました。 この女の子は、女子用のジーンズは、前ポケットがフェイクなのに憤っていて、「本物のポケット付きのジーンズを販売して!」と、アパレルブランドを説得するPersuationの手紙を書いたそうです。そして、その「説得」の応じ、アパレルブランドは女子

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          【保存版】超おすすめ英語学習法:洋書+Audibleで英語力を爆上げする

          洋書+Audibleの学習効果洋書は優れた英語学習教材ですが、洋書にAudible(朗読本)を組み合わせると、その学習効果が何倍にもなります。 繰り返し読んだり聴いたりするのは時間を要するので、一見じれったそうに感じるかもしれませんが、ここぞ「急がば周れ」です。学習の幅が広くしかも英語力の定着度が格段に大きいこの組み合わせ学習をおすすめします。 楽しみつつ表現力や語彙力を向上させる効果抜群。繰り返せば、必ず英語力UPを実感できますので、ぜひ試してみましょう。 洋書+

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          地球上には、どんだけの数のティラノサウルスがいたと思う?科学の面白さを知る英文記事に出会った件

          これまで、地球上にどれだけの数のティラノサウルスが生息していたと思う? ほとんどの人が、「そんなこと、わかるわけないじゃん」って思うに違いない。近くに子供ちゃんがいればこの質問をしてみて欲しい。想像力豊かで頭の柔らかい子供たちは、多分、奇想天外な答えをしてくれると思う。そういう発想力をもつことが、科学の発展や発見の第一歩だ。 さて、私はというと、福井県の恐竜博物館を堪能した経験こそあれ、恐竜のこと(ましてや数なんて)は、深く考えたことなかった。が、ちょっと真剣に、どうした

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          おすすめAudible英語本:Where the Crawdads Sing(ザリガニの鳴くところ)

          英語学習にはAmazon Audible。Lilyはオーディブルで、日々英語シャワーを浴びてます。読書好きには一石二鳥。 今回は、大ベストセラー「ザリガニの鳴くところ」をご紹介します。2019年に最も売れた本だそうです。映画化もされるそうで、とても楽しみです。 両親や兄姉から取り残され、アメリカ南部の湿地帯でたった一人で生きる少女カイアの物語。Marsh Girl(湿地の子)と呼ばれ、孤独ながらも豊かな自然と対話しつつ、賢く逞しく生きるカイア。ほろ苦い恋も経験し、強く美し

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          おすすめAudible英語本:The Silent Patient(サイコセラピスト)

          Amazon Audibleは英語学習に有効です。海外渡航がままならない昨今、Lilyは、「ここは海外!」と錯覚するほどに、英語版オーディブルで英語シャワーを浴びています。 今回のおすすめは、ぞわ~っとするサイコスリラー「The Silent Patient」です。直訳すると「沈黙する患者」ですね。怖さが原動力となって、英語でも不思議なほどぐいぐい読み進められる作品です。 夫を殺害して以来、かたくなに口を閉ざし一言も話さないの画家アリシアと、彼女の口を開かせ、真実を聞き出

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          Amazon Audible(オーディブル)英語学習!おすすめ短編集10選(王道から激レアまで!)

          Amazon Audible(オーディブル)は、キレイな発音で英語を流してくれるので、趣味と実益を兼ねた優れた英語学習教材になります。 じっくりと長編小説や実用書に取り組むのもひとつですが、短めのストーリー展開で完結する短編は、とっつきやすく、繰り返し学習もしやすいので勉強するのにもってこいです。 AudibleヘビーユーザーのLilyが、英語学習者向けに厳選した「英語の短編集」をご紹介します。王道のクラシック名作集から、掘り出し物感がいっぱいの激レアタイトルまで、いろんな

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          英語で読むアマンダ・ゴーマンの詩「The Hill We Climb(私たちが登る丘)」全文(1/20 バイデン大統領就任式)

          人の心を掴んだ22歳のスピーチ技法弱冠22歳の詩人アマンダ・ゴーマンさんが、バイデン新大統領の就任式で披露した詩「The Hill We Climb(私たちが登る丘)」が話題です。 スピーチ終了後に、思わず中継キャスターが「Wow!」と呟いたのが印象的でした。それほど力のあるメッセージでした。彼女のこのパフォーマンスのインパクトを報じる記事見出しも英語的に面白いです Amanda Gorman stole the show at Biden's inauguration:

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          英語で読む「人を動かす」第4回:相手を自分の思考へ寄せる12の方法 (How to Win Friends and Influence People)

          デイル・カーネギー著書「人を動かす」を英語で理解する企画。第4回は、自分の思考に人を導く12の方法をご紹介します。 1. The only way to get the best of an argument is to avoid it. 言い争いは回避することがベストだと悟りましょうWhenever we argue with someone, no matter if we win or lose the argument, we still lose. The o

          英語で読む「人を動かす」第4回:相手を自分の思考へ寄せる12の方法 (How to Win Friends and Influence People)

          英語で読む「人を動かす」第2回:うまく人と接する3つのテクニック(How to Win Friends and Influence People)

          デイル・カーネギーの「人を動かす」の英語版のまとめ解説をしています。英語学習と書籍の内容を同時に学習しませんか。 第一回は、イントロダクションとして、ます「人を動かす」を読んで学べることをまとめました。 第2回目の今回は、Fundamental Techniques in Handling People 「人と接する際の基本的なテクニック3つ」です。 英語解説に出てくる単語は、文末に「学習単語」としてまとめて掲載しています。先に学習単語を一通りチェックしてから本文を読ま

          英語で読む「人を動かす」第2回:うまく人と接する3つのテクニック(How to Win Friends and Influence People)