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デザインストラテジー Studyroom

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デザインストラテジーについて学ぶために、ビジネス・ソーシャル・クリエイティブのいろいろな視点から、本を中心に感想とグラレコを合わせて紹介します。
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#推薦図書

プロレスはUXの最高の教科書だ!-分析編:ハマるしかけ(になぞらえて考察)

プロレスの3回目は分析編です。デザイナーがプロレスから何を学べるかを整理してみたいと思い…

ジマタロ
5年前
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マーケティングとブランディングがプロレスしている-選手編:2011年の棚橋弘至と中邑…

前回は新日本プロレスの復活の取組みを紹介しましたが、今回はそれを舞台で支えていた、2000年…

ジマタロ
5年前
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カウント2.9から逆転したプロレスビジネス-経営編:新日本プロレスV字回復の秘密

プロレスが熱い! 夏なのにいきなり暑苦しくてごめんなさい。ふとプロレスがどんなことになっ…

ジマタロ
5年前
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あこがれの存在から身内の関係に変わったブランディング戦略:ファンベース

前回紹介したPURPOSEはおもに企業の内側の視点でしたが、今回紹介する本は外側=ユーザー(フ…

ジマタロ
5年前
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内→外ブランディング戦略のPURPOSE: Harvard Business Review 2019.03

前回のアジア旅行のまとめで『共感』が大事、ということを書きましたが、ビジネスの中でユーザ…

ジマタロ
5年前
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日本に合ったストラテジーを歴史から学ぶ:失敗の本質

僕がテーマにしているデザイン・ストラテジーに関する情報ソースは、主に欧米の考え方から来て…

ジマタロ
5年前
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『風が吹けば桶屋が儲かる』リサーチスキルのこと:情報の強者

新しい事業企画やサービスのデザインを考えるときに、リサーチは欠かせません。新しい兆しや機会領域を見つけて確信を得るために行う、探索型のリサーチは、とてもクリエイティブな取組みです。 ですが、デザイン系の教育や現場でリサーチの手法を体系的に学ぶ機会はあまりないように思います。現場観察をしたりユーザーインタビューをするフィールドリサーチは実践的に経験しますが、世の中の情報から探すデスクリサーチについては、我流で何となくやってるような気がします。 そこで今回は、情報の扱い方につ

O2Oとかいってる場合じゃない!:アフターデジタル

この本は衝撃的でした。 前回のつづきで中国をテーマにした本をご紹介します。いきなりちょっ…

ジマタロ
5年前
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中国のビジネスの強さはデジタルとUX:チャイナ・イノベーション

中国がすごい。という話をこの2~3年でよく聞くようになりました。 ニュースで個々の話題を…

ジマタロ
5年前
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輸出ではなく現地でつくって世界に広げること:リバース・イノベーション

僕もメンバーとして関わっているビジネス図解研究所(通称:ビスケン)でもnoteでマガジンを書…

ジマタロ
5年前
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分析は厳しく批判的に:新・所得倍増論

今回、ご紹介する本は、2015年に出たベストセラー『新・観光立国論』の著者であるデービッド・…

ジマタロ
5年前
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どんなことでも勝ち筋から思考しよう:マーケティングとは組織革命である

著者の代表作でもある『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』を読んで以来、僕は森岡さんの…

ジマタロ
5年前
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教科書通りにやってつまみ食いしない:星野リゾートの教科書

この本が出たのは2010年で、星野リゾートが広く知られた時期でもあり星野社長が有名になったこ…

ジマタロ
5年前
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因果関係でイノベーションを伝えることの大切さ:ジョブ理論

前回、紹介した『突破するデザイン』の読書感想文が、想像より多くの人に見ていただけたので(ありがとうございます!)、今回はそれに関連する本として、クリステンセン教授のジョブ理論の本を紹介したいと思います。 ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム クレイトン・M・クリステンセン(他著)、依田光江(訳) ハーパーコリンズジャパン 2017.08 著者のクリステンセン教授は、言わずと知れた名著『イノベーションのジレンマ』で有名な人ですが、彼がこの本を出したのは