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今更ながら○○の力を考える

2019年流行語大賞にも選ばれた「ONE TEAM」
ラグビーワールドカップは静岡でも開催され、その興奮冷めやらぬまま
TOKYO2020が始まろうとしていますね。(2020年2月現在新型ウィルスが心配ではありますが…)

今日は「○○の力」について。

販促を扱う我々としては「集客力」大事です。集客する力=○○の力としてお話します。

さまざまな「○○の力」がありますが今回は特に「スポーツ」のチカラについて。

改めて*スポーツに関わる購入層を分析。

①②③おおまかに三つに分類できます。

①スポーツに親しんでいる人(プレイするし見る!)

②自分はプレイしないけど観戦はする。

③観戦もしないし、やりもしない。

おおまかに三種類のかかわり方があります。

実はこの「スポーツ」には大きな「チカラ」が潜んでいるんです。

マーケティング市場では上記の③の人をどれだけ①にひきこむか、が課題。

ここが「集客力」の有無・その強さの話しですね。

「スポーツの力」を語るのに異なる例をあえて出します。

例)コスメの力*購入層分析

①お化粧に親しむ(新商品をチェックするのも試すのも好き)
②必要な時はするけど、必要最低限のかかわり
③一切しないし、買わない。(化粧品自体への関心が無い)

コスメには洗顔などの基礎化粧品~装いの化粧品まであります。
③層は顔を洗う石鹸も「なんでもいいよー」くらいなのかもしれません。

文字通り顔をじゃぶじゃぶ洗い、洗顔終了。

①②③で支払うお金も全く異なります。(価値観の違い)

もし、そのステップに提案として「洗顔料」を変えましょう。
「化粧水」を「乳液」をつけましょう。と言いたかったら?

「習慣」の変化もさることながら
まず「関心」をもってもらう。これがまず大きなステップです。

コスメ図式1

しかし元々「無関心」な層に「関心」を持ってもらうのはとてもハードルが高い。(図1参照)

③と①②の間には明確に分離があります。(図1参照)

もし、新たにマーケットを広げたいなら③の「無関心」をいかに「関心」に持って行くか。が、大事なんです。

そのためには①②③が地続きになっていると広がり易いですよね。

この地続きが「スポーツ」にはあるんです。

思い返せばラグビーワールドカップでは「にわかファン」が注目されました。
これまで「にわかファン」の括りにはややネガティブなイメージがありましたが、
その「にわかファン」があの盛り上げを担ったとすると無関心⇒関心 が大きなチカラをもってるのがわかります。

つまり「スポーツ」そのものには③だった人も①になるような土壌があり(地続きだけに)
それ自体に大きなチカラがあるんですね。(図2参照)

スポーツ図式2

きっかけは何だったんでしょう。
ビールを飲んで盛り上がりたい?
ルールすら知らなかった。けど知ったら新鮮でおもしろい。
選手がイケメン!カッコイイ!

きっかけはそれぞれでも「熱狂」と「感動」を生みました。

また「周りで応援している人が増えて来た」(祭りにはのりたい!)
「なんだか盛り上がっている」だから「ルールを知りたい」「盛り上がりに加わりたい」
そんなきっかけもあります。
実際ラグビーワールドカップ2019では開幕直前より開幕後の方が「ラグビーファン」が増えました。
またそのファンの多くが「にわかファン」というそれまでファンではなかった人々でした。

スポーツは他のムーブメントやプロダクトに比べ、①②③が同心円状にいます。(図2参照)

これは他の市場と比べ③が熱狂的ファンになる可能性もあることを示しています。

市場として広がりを感じますね。

私たちが小さい頃から「体育の授業」でなにかしらの「スポーツに触れていた」のも土壌作りに一役買ってるのかもしれません。

さてさて、デザインルームワンでは応援グッズも作成可能!

スポーツハリセン,のぼり,フェイスペイントステッカー扱っております。
東京2020オリンピックをパブリックビューイングで・スポーツバーで・応援しましょう。

にわか歓迎。

関心を持ち始めたあなたの「興味」、楽しいムーブメントにしましょう。

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