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読書MEMO 12/6「ムーブ ユア バス」②

1. 今朝読んだ本

『ムーブ ユア バス』
・著者:ロン・クラーク、翻訳:橘明美
・出版社:SBクリエイティブ
・発売日:2016/04/23
http://amzn.to/2B0RR5b

2. 今朝読んだページ:P81〜P124

【要点】
前回(https://note.mu/designmemo/n/n2f16f1363ca0 )から、第2章であるパート2「バスを加速させる17のルール」の8個目のルールまで読みました。
この章では実際に1章で紹介された登場人物を例にして、ルールを物語として描いています。

1.早めに行く
2.身なりを整える
3.あいさつする
4.ランナーの隣に座る
5.助けを求める
6.批判を受け入れる
7.やれることをやる
8.相手の意図をくむ

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【感想】
上記に列挙したルールをみただけでは、どこぞの自己啓発やビジネス書と同じように感じるかもしれません。
でも、物語として描かれているので、自分が話に入り込みやすく、より自分ごとに捉えて内容を理解できるのが本書のよいところだと思います。

私がとくに刺さったというより、じつは実行して良かったのが、6の「批判を受け入れる」というルールです。

どうしても、上司に「ああした方がいい、こうした方がいい」と言われると、自分の未熟さを指摘されたようでムッとしてしまうんですよね。

でも、そういうときは、自分より長く生きてる分、私の知らないことを知っていて、本書にも書いてあるように「私には“わかりえない”のだ」と思うようにしていたんです。
だから、上司や年上の人の助言は(少なくとも尊敬する人であれば)信じてやってみるしかない。

これ、だいぶ自分に擦り込んでたのですが、すっかりこの本に書かれていたのだと忘れていました…!

でも、ここで大事なのは言われるがままではなくて、自分で選択することだと思います。そうしないといつでもその上司のせいにできちゃいますからね。

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【本の中で気になった言葉】

“必要なときに指示を仰ぐことを恥だと思ってはいけない。” P103
“メンバーが「このスピードでいい。このやり方で、十分。だから変える必要はない」と思うようになったら、そのチームはもう伸びない。” P106
“特に若い世代ーー24歳から35歳くらいまでの世代ーーは間違いを指摘されただけで、ショックを受け、必死で自分を正当化しようとする。” P107
“だから24歳から35歳までのすべての人に言いたい。あなた方にはまだ見えてないものがある。それが見えるようになるには年月がかかるので、今はただ先輩を信じてほしいと言うしかない。”
“先輩は年をとり、もう若いころほど元気はない。しかしその代わり「若いころには不可能だった角度からものごとを見る」特別な力をもっている。” P111
“誰もが多かれ少なかれ「自分は正しい」、「自分はなんでも知っている」と思い込んでいるものだ。だがそういう考え方をしているかぎり前に進めない。” P113
“賢い人は戦いを選ぶ。〈中略〉ドライバーが右に行こうとしているときに左に行く提案をするのは、賢いやり方ではない。” P121
“どんな仕事でも、相手の意図をくみとることを知らなければならない。” P123
“「相手がそれまでに出してきたヒントの総体を土台にし、その上に立って自分の直感を働かせること」” P124

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