社会実装に向けて、社会実験と体験プロトタイプ | 社会実装のデザイン
日本では社会の変革が進まなかった
日本では技術革新は進んだが社会の変革は進まなかったと言われてます。たとえば、企業、行政、働き方、医療、教育、人権、人口、都市や地方、農業や林業などさまざまな分野で社会の変革が進まなかったことば明白になってきました。また国際社会と比較して日本の競争力が落ちていることも指摘されています。これはコロナによって、海外と日本の比較によって明確に自覚できるようになってきたと思います。
日本の課題は?
日本の課題は、イノベーションや技術よりも、それを社会に実装し、社会の変革に結びつけることが進んでいないことです。これから、イノベーションや技術を社会の変革や社会の実装に結びつけることで、日本の生活をよくしたり、日本の競争力を回復する可能性があります。そしてデザイン活動がそのような活動に貢献できるとよいと思います。
これからのデザイン活動
このような背景より、これからのデザイン活動には、社会実装に向けて、社会実験と体験プロトタイプが重要であると考えています。社会実装とは社会を変えようとする営みのことです。社会実験とは社会実装のための小さな実験です。そして体験プロトタイプは、社会実験に必要なプロトタイプのことであると定義してみました。
僕自身は「社会実装に向けて、社会実験と体験プロトタイプのアプローチ」について、概念や理論だけでなく、実際の体験プロトタイプの作成と社会実験をしながら社会実装を目指していきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?