見出し画像

こんにちは
bando design office  坂東進亮です。

2度目となる今回の実績紹介ブログでは、4月〜7月に制作させていただいたものの中から、ロゴマークデザイン3点を紹介させていただきます。
前回の実績紹介(1月〜3月分)のブログはこちらからご覧ください!

今回はデザインの紹介だけでなく、お客様とのやりとりなどの制作過程、完成に至るまでのラフ、デザインに込めた想いなども含めてより詳しく紹介させていただきます。

過去の制作実績やデザインに対するアプローチなどを見ていただくことで、ご依頼をご検討いただいている方にとって、少しでもイメージを膨らませる助けとなればと思っております!

・株式会社Epace様_企業ロゴマーク/名刺デザイン

メディア/YouTube/TikTokの運用事業、Web制作/開発事業などを行う株式会社Epace様のロゴマークをデザインさせていただきました。

note_210700_アートボード 1

[シンボルマーク]

epaceの頭文字「e」をシンボライズしている。
epaceの存在価値は、楽しみながら仕事に熱中し、常にワクワクし輝いている人を増やすことである。
美しく煌めき、波打つような感情をもったこの「e」はepaceの目指す世界観を確かに示している。
疾走感を演出するこのマークは、epaceが素晴らしいスピードで成長することを約束している。

[コンセプト]

「e」という文字、形状にどれだけ感情を持たすことができるか、どのような命を吹き込むことができるか。とにかくそこにエネルギーをかけてデザインしたのがこのマークです。

代表の佐藤さんとお話をさせていただいた際の第一印象は「クール」でした。しかし、お話を聞けば聞くほど、心の奥底に抱いている想いや熱意がひしひしと伝わってきました。

そこでシンボルマークも、一見するとクールでスマートな印象だけれど、炎のように輝き煌めき、そして波打つような強い意志を持ったデザインにしたい、と考えました。


企業のロゴマーク=CIをデザインする際に、私が最も重要としているのが企業の理念やビジョン、描いている世界観などです。なので、その辺りを中心にヒアリングもさせていただきます。

逆に、全く重要視していないのが「業種」です。業種、つまり何をやっているかは、企業においては手段です。CIにおけるロゴマークは、企業の「未来の在り方」を示すものだと考えております。未来の在り方を示す上で、どのようにそこへ向かうかの手段は本質的ではないと思っております。

※店舗ロゴや商品ロゴにおける業種や競合のロゴマークは、CIと比較すると重要度は高いと考えています。

今回も、Epace様の理念はもちろんのこと、佐藤さんの人柄や想いをシンボライズすることを目指しました。

提案の後半では、佐藤さんからもう少し「疾走感」「スピード感」を表現したいとのご要望をいただきました。この「疾走感」「スピード感」とは、完成したマークとは別のデザイン案のコンセプトとして盛り込んでいたキーワードでした。epace様の成長スピードを約束するための重要な要素の1つでした。このキーワードを、こちらの案にもデザインとして表現することで、完成に至りました。

完成に至るまで手書きのラフは200枚ほど、Illustrator上での細かいブラッシュアップも含めると300案ほどはデザイン検証をしたと思います。

画像12

曲線をどれだけ自然な流れにできるか、ラインを細くする部分と太くする部分の表現、このあたりには特に神経を使ってデザインしていました。「e」にもたせる感情を、確かに伝えるためです。

画像2

[ロゴタイプ]

ロゴタイプはHelveticaをベースに、よりepace様のアイデンティティを表現できるようにアレンジしたデザインです。

画像3

画像4

画像5

[シンボルマーク+ロゴタイプ]

画像6

[名刺]

・コドモバイク様_ロゴマークデザイン

こども向けのペダル無し自転車(ストライダー、キックバイクなど)に関する情報サイト、コドモバイク様のロゴマークをデザインさせていただきました。

画像7

[ロゴマーク]

マークに関しては、提案後にお客様から具体的なご要望をいただき、修正しております。下記がそのBefore/Afterです。

画像12

[Before/After]

出来る限り抽象的に、一方で「アイコン」にならないようにデザインすることを心がけました。その中でストライダーやキックバイクの特徴をしっかりと表現することが必要でした。私の提案した[Before]では後者が少し少し欠けていたように思います。

やはり普段から身近に触れている方だからこそ、その違和感には敏感に気付けるのだと思います。ご要望を受けデザインし直したところ、良いものになったのではと思います。

画像8

[ロゴタイプ]

ロゴタイプをデザインする上でのキーワードは「元気」「力強さ」「遊び心」「子どもらしさ」。
コドモバイクで紹介している商品は0〜4歳のお子様が利用するもの。サイトを見た親たちが、「コドモバイク」とお子様を重ねられるようなデザインにしようと考えてデザインしました。

ロゴタイプは非常に少ない要素の組み合わせでデザインしています。

画像12

この「単調さ」の繰り返し「子どもらしさ」を表現する手段として必要だと考えていました。

・LEONS様_ロゴマークデザイン

札幌市の社会人野球チームLEONS様のロゴマークをデザインさせていただきました。

画像10

[ロゴマーク]

フリーランスとして活動するようになって3年目、デザイナーとして初めてスポーツに関わらせていただけて嬉しかったです。

私は普段からほとんど野球を見ることはなく、知識もほとんどありませんでした。(大のサッカー好き(特にJリーグ)ですので、サッカー関係者の皆様、ぜひお仕事ご依頼ください!笑)

なので、まずは野球チームのエンブレム/ロゴをとにかくたくさん見ることから始めました。

Epace様の部分で記載した通り、私は普段ロゴマークをデザインする際、競合や同業種のロゴマークなどを参考にすることはほとんどありません。本質的なデザインのアプローチからは程遠いと考えているからです。

しかし、今回ばかりは「野球チームのエンブレムらしさ」は必要不可欠だと考え、主にメジャーリーグチームのかっこいいと思うエンブレムはたくさん見ました。

3案提案させていただいたのですが、最終的にこちらのデザインを選んでいただき、完成に至りました。このデザインは個人的に最もチャレンジした案でしたので、そちらを気に入っていただき、大変嬉しかったです。

-----------------------------------------

以上、今回は3つのロゴマークデザインを紹介させていただきました。現在進行中のものもたくさんありますので、そちらは次回(9月には書きたいです!)紹介させていただきます。


下記、webサイト及びtwitterアカウントです。
お仕事のご依頼/お問い合わせは下記のwebサイト及びtwitterのDMよりお願いいたします。

▼bando design office ▼

▼Twitter▼

今回も読んでいただきありがとうございました!

ご覧いただきありがとうございます。 bando design officeをよろしくお願いいたします。