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天災に備える。うらうらです。

みなさまごきげんよう、デザイナーのうらうらです。

最近地震、多くないですか。地震だけでなく、先日の台風の影響で被害を受けた方もいると思います。実家ではできる限りの備えをしていたのですが、引越しをしてからはなんとなく後回しにしていました。災害は忘れた頃にやって来る。まずは非常用持ち出し袋を購入することにしました。

私たちの事務所は大阪市中央区に位置しているので、地震・津波では「南海トラフ地震」、水害では台風による河川の氾濫・内水氾濫(下水の排水能力を超えて大雨が降ったことによる冠水や浸水)を最低限想定して備えなければなりません。
「南海トラフ地震」は駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として100~150年間隔で繰り返し発生している大地震であり、前回の地震から70年以上が経過しているため、特に注意が必要な災害と言えます。事務所と私の住む地域の防災情報を見ていると、大体同じような警戒が必要なことが分かりました。

何を基準に選ぶのか。

非常用持ち出し袋など、防災グッズの購入は通販サイトで済ませてしまう方が多いですよね。しかし、通販サイトを見ると商品数が多すぎてどれを選べばいいのか分からなくなってしまって、結局、価格と入っているグッズの数で決めてしまう方もいるのではないでしょうか。実際楽天市場で「非常用持ち出し袋」と検索すると3,021件もヒットしました。

比較検討はかなり骨が折れましたが、家族と話し合った結果「LA・PITA 防災セット SHELTERプレミアム」を購入。決め手は「デザイン」。セットされている内容が充実しているのはもちろん、防災グッズを6つのポーチに分類して収納できるようになっています。それぞれ色分けをされており、メッシュ素材なので中に何が入っているか一目で分かり、大変出し入れしやすくなっています。

防災セットSHELTER プレミアム 1人用

セット品全てを付属のリュックに入れても、まだスペースに余裕があるので各自必要なものを追加して入れられます。

リュックの3分の1くらいの高さのスペースが空いています。

セット内容

6つのポーチと10Lのウォータバッグが30Lの撥水リュックに入っており、
・オレンジポーチ→ラジオライト、ランタンなど
・ホワイトポーチ1→長期保存水
・ホワイトポーチ2→アルファ米
・レッドポーチ→救急セットなど
・ブルーポーチ→エアーマット、耳栓など
・グリーンポーチ→歯ブラシ、携帯トイレなど
(他.私が購入したものには簡単な災害時用リーフレットがついていました。)
というような感じ。

グリーンポーチの中身を出したところ。このポーチには携帯トイレやマスク、歯ブラシなど主に衛生用品が入っています。

デザインが光っている!

ほとんど全てのグッズがオリジナルデザインされており、イラストを見て一目で使い方がわかるように工夫されています。色も白×ペールトーンで統一されており清潔感や安心感があります。災害時は平常時と異なる環境で過ごしてストレスを感じている時や、焦って使い方がわからなくなった時、デザインが実に活きる商品だと感じました。
簡単な災害対応リーフレットもついていましたが、面には自分や家族の情報を書き込むスペース、災害用伝言ダイヤル(171)の使い方、裏にはイラスト付きの豆知識が書かれており、こちらもデザインが行き届いています。

自分だけの持ち出し袋をデザインしよう

持ち出し袋を購入したら、まずは中に入っているものを確認し他に必要なものがないか確認しましょう。持病がある場合は薬、目が悪い方はメガネ、女性なら生理用品など、赤ちゃんのいる家庭ならおむつや離乳食…一つとして同じ持ち出し袋はできません。
今回購入した商品には応急手当セットが入っていましたが、包帯とガーゼを追加しました。日常、何もないところで転倒する私には必要です。笑
そして、家族の写真や大切にしているものをいれておくのもいいかもしれません。

準備ができたら、自分の属するグループ内(家族や会社、地域など)で情報を共有し集合場所や避難行動についてコミュニケーションをとりましょう。災害時は人と人のつながり、関係性も重要だと思います。
普段からの心がけも、一緒にデザインできたらいいですね。

私はデザインで選びましたが、各自で何を重視するかで選ぶ商品は変わってくると思います。非常用持ち出し袋を選ぶ時の一つの参考にしてみてください。

ではまた!


〈リンク〉
防災セットSHELTER プレミアム 1人用

パッケージデザイン会社|株式会社デザインオフィス・ユニ