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独学でUIデザイナーになるnote

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2017年7月の記事一覧

[はじめに] 独学UIデザイナーへの道

[はじめに] 独学UIデザイナーへの道

「ようこそ、デザインの世界へ」
2017年6月23日。ふと時間ができたので久しぶりに文章を書いてみています。

はじめましてカイと言います。90年生まれ、宮崎出身。大学から大都会東京デビュー。社会人歴は4年ぐらいです。
2014年に新卒で爆発直前のmixi社でコミュニティ事業のUIデザイナーと働き、その後新興経済メディアNewsPicksでUIデザインからプロダクトマネージまでを担当するデザイナー

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02 スクールには行かず独学を勧める理由

なぜスクールではなく独学を進めるのか
この記事では個人的なデザインの学び方について書こうと思います。
テーマは「デザインスクールや講座に行くか行かないか」。これはよく質問されることでもあるし、自分自身も悩んだことです。

個人的な考えは、スクールには行かず独学で学ぶことをお勧めします。理由は「スクールに頼りすぎると”学び方”が身につかない」からです。逆にいうと”学び方”さえ知っていればスクールなど

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03「UIデザイン」とはなんなのか

みなさんが学ぶ「UIデザイン」とは何なのか。
本格的に学び始める前に知っておいた方が良いことを書いてみます。

UIとは何なのか”ユーザーが実際に触れる部分のことで、そこでコミュニケーションすること”だと考えてます。
UIは「User Interface」の略で直訳する「人が触れる点」になります。
ここでは主にスマートフォンやPC上でのUIの作り方を学んでいくことになりますが、UIはそれだけではあ

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04 向上すべきデザインスキルについて

UIデザインを学んでいく上で何を学んでいくべきなのか。
前回はUIデザインそのものについて書きましたが、今回はUIデザインだけに限らずデザインを学んでいく上で必要な要素について書いていきます。

デザインという対象が広くなっていたり、世間一般のデザインのイメージとデザイナーとのデザインの認識が違っていたりするため、個人的な考えをまとめておきたいと思います。

4つのスキル大きく4つの領域にデザイナ

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05 上達する方法は「模倣し盗む」、そして「作る」こと

デザインのスキルが最も付くのは「作る」時
ここからは知識ではなく、実際にスキルを上げる「行動」について書いていきます。
まず断言できるのがデザインが最も伸びる瞬間は「作る」時です。なぜか。

例えばサッカーと同じです。本田圭佑選手のフリーキックの蹴り方を全て頭に入れたところで、全く同じようにボールを蹴られるでしょうか。まず無理でしょう。
スポーツ、デザインに限らず手を動かし詳細を突き詰める瞬間にこ

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06 デザインを学び始める時に読んだ3つの本

”デザインの基礎”を知り、”デザインとは何か”にぶち当たる
本を読む人が減っているらしいが、本は未だに素晴らしい。濃縮されてネットに書いてない気づきが多く残っています。
多くのデザイナーが言葉を残して来たように本から学べることは多い。ここでは僕が2011年、独学でデザインを始めた時に読んだ3冊を紹介する。

もう6年ほど前だが、今でも覚えているほどに読んで良かったと思える本だ。
2冊は”デザインス

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07 UIデザインに必要なツール

UIデザインのツール
練習方法を紹介したところで何を使ってUIを作っていけば良いのかを紹介します。
UIデザインツールとして必要なものはデザインツールとプロトタイピングツールの2つです。
デザインツールは「Sketch」というツール、
プロトタイピングツールは「Invision」というツールをお勧めします。

1つ1つ見ていきましょう。

Sketchという世界標準ツール
「あれ、フォトショップと

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08 自分のプロジェクトを始めよう

ある程度ツールの使い方がわかり、UIも作れるようになり始めたら自分でプロジェクトを始めてみよう。
目的は「採用面接の時に語れるものを作ること」と「自分でUIアイデアを考えてUIグラフィックを作る経験をリアルに積む」ためだ。
正直にいうと前者の目的がとても大きい。胸を張ってこういうものが作れます。と言えないとさすがに企業は採ってくれない。そのために「自分で考えたもの」を「細部まで形作ることができる」

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09 ポートフォリオを作ろう

ポートフォリオとは
ポートフォリオとは簡単にいうと「作品集」である。自分が今まで作ってきた成果物をまとめたものです。
デザイン職の面接では今までの経歴や実績を見る目的で、ポートフォリオの提出を求められることがほとんどです。
形態は定まってはいなく、紙媒体やポスターのグラフィックの方は紙や本にまとめたり、デジタル領域のデザイナーはWebサイトにまとめたりします。
簡単に「自分はこういうことができます

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10 企業に採用される面接への挑み方


基本は相手が求めているスキルを作って見せよう
提案は相手に合わせて考えていきます。事業を自社で持っている会社なら自社サービスの改善点を考えて持っていくのは効果的です。
具体案があると「なぜこれが良いと考えるのか」など具体的な話が面接官と行え表面的ではない形で自分のことを知ってもらえます。
提案内容がそこまでずれていなければ、自主的に提案できる人材としてもプラスの評価が起こりやすいと思います。

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[終わりに] デザインの道は続く

デザインの道に終わりはない。
おそらくそれは、デザインが人を起点に考えるものであり、人は環境によって状況が変化していくからだと思う。

今あなたはこれを、もしくは”UIデザインになるための記事”を、晴れてデザイナーとして採用されて読んでいるかもしれない。コーヒーブレイクに読んでいるかもしれない。仕事に行き詰まり読んでいるかもしれない。これからデザインを学ぼうと思って読んでいるのかもしれない。

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