06 デザインを学び始める時に読んだ3つの本


”デザインの基礎”を知り、”デザインとは何か”にぶち当たる


本を読む人が減っているらしいが、本は未だに素晴らしい。濃縮されてネットに書いてない気づきが多く残っています。
多くのデザイナーが言葉を残して来たように本から学べることは多い。ここでは僕が2011年、独学でデザインを始めた時に読んだ3冊を紹介する。

もう6年ほど前だが、今でも覚えているほどに読んで良かったと思える本だ。
2冊は”デザインスキルの基礎”。スキルでいうとグラフィックスキルに当たる。これから知識を深めていくための良い土台を満遍なく与えてくれると思う。
1冊は”デザインとはなんなのか”を考えさせる本だ。スキルでいうと”設計”に当たる。少し読むのが辛いかもしれないが、つまらなくても騙されたと思って読んでほしい。多くの人がバイブルにしている本だ。


デザインスキルの基礎に役立った本

□ ノンデザイナーズデザインブック

文字通り「デザイナーじゃない人のための、デザイン本」だ。グラフィックの基礎しか書いていない。よほど特別な理由がない限りここに書いてある法則を逸脱したデザインは爪が甘いデザインということになる。それぐらい根本的なことが書いてあり、今読んでも気が引き締まる本。
意外と理由もなく書いてある内容を意識してない人も多いが良いデザインを作る人は必ず本にあるポイントを押さえてデザインを構築しています。迷わずポチろう。

□ デザインの教室

ノンデザイナーズデザインブックより突っ込んだ内容。雑誌やポスターなどの事例が多いですが原則自体はUIデザイナーも変わりません。
世の中に溢れているデザインの細かな理由により深く知れる本です。読むだけではなく、自分で手を動かして学べる構成になっているのも良いです。
読むだけじゃなくちゃんと手を動かしてみるのがポイントです。


 □ 誰のためのデザイン

これは必ず読んでほしい本です。言ってしまえば上記2冊より読んでほしいと思ってるぐらいです。
学校でデザインを学ぶことはないし、生きていて”デザイン”と聞くと「おしゃれなもの、かっこいいもの」と認識されがちですが本当は違うということを学べる本です。

デザインを志すからこそ表面的なアウトプットだけではなく、表面の下にある「人を中心とした設計思想」まで考えられる目線と出会える叶う本です。
何のためにデザインをするのか。モノづくりをするのか。忘れてはいけない根幹な部分に刺激を与えてくれる希望に溢れる本です。これも迷わずポチって読みましょう。

この3冊を読むことで、グラフィックの構成概念(レイアウト、カラー、タイポグラフィetc)を知れたのと、デザインそのものについての認識を持てたのが個人的には今に続くぐらい大きかったなあと思います。
他にも早めに出会うべき本などあるので、また紹介したいと思います。

めちゃくちゃありがとうございます😭