09 ポートフォリオを作ろう


ポートフォリオとは


ポートフォリオとは簡単にいうと「作品集」である。自分が今まで作ってきた成果物をまとめたものです。
デザイン職の面接では今までの経歴や実績を見る目的で、ポートフォリオの提出を求められることがほとんどです。
形態は定まってはいなく、紙媒体やポスターのグラフィックの方は紙や本にまとめたり、デジタル領域のデザイナーはWebサイトにまとめたりします。
簡単に「自分はこういうことができます」というのを語るものです。


余裕があればWebサイトを作成した方が絶対に良い


デジタル領域のデザインが主流になるUIデザイナーの場合はWebサイトにまとめていると良いです。
これをきっかけにWebサイトを構築してエンジニアリングをするきっかけにもなるでしょう。サイトの出来栄えがそこそこでも「コードに触れたことがある」ということがポイントになると思います。


PDFにスライド感覚で


Webサイトはちょっと時間的に無理そうだ。という人はPDFでまとめましょう。
Sketchを使えばPDFに書き出すことも可能なので、Sketchでポートフォリオをデザインすれば良いでしょう。
正直PDFの形態で提出する人が多いような気はします。


作ったものを載せるだけじゃなく、ポイントを伝えよう


ポートフォリオの全体の雰囲気は、PintrestやBehanceなどを使って調べてほしいのですが、ポートフォリオのポイントは「作ったものを解説する」ことと、「自分の担当範囲」を明確に端的に記載することだと思います。

例えば作ったものが立派でも「実際にこの人はどこを担当したんだろう?」と疑問を持たれてはスキル面がはっきりと伝わりませんし、「このアウトプットに行き着いたのは誰どう考えたんだろう」という部分は気づいてもらおうと思って気づいてもらいにくいです。
アウトプットの質も重要ですが、どういうプロセスで考えてこの結果になったのかを伝えることで説得力が10倍以上になります。自分が行ったデザインを言語化できるスキルは他者と協業する際の強力な武器なのでぜひポートフォリオでも臆せず自分のデザインを言語化してみましょう。


作ったものを全て載せるのはやめよう


ポートフォリオは量より質が大切です。もっというと「ポートフォリオを通して自分の何を伝えるのか」がポイントです。
自分は何ができるのか、どういう領域が強みなのか。をブレずに伝えるのが重要です。「あれもこれも作りました」では上手く伝わらず、何も作っていないこととほぼ一緒になってしまいます。
相手も普段の業務の傍にポートフォリオをチェックするはずなので、冗長で見るのに時間がかかるポートフォリオはマイナス点になることが高いです。伝えることをできるだけ絞って、見ていて楽しくなるようなポートフォリオに仕上げましょう。

ポートフォリオをまとめられたら、次は面接です。個人的に採用に効くポイントを伝えたいと思います。

めちゃくちゃありがとうございます😭