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 まちのバリアフリー化は、子育て支援につながります。

 子育て支援には、もっと街をバリアフー化することも、とても有効だと思います。赤ちゃんが乗っているベビーカーを押しているときに、安全を確認しながらとか、人に迷惑にならないようにとか、気を遣いながらの移動はとても大変です。

 私は車椅子ユーザーです。街のバリアフリーは、とても重要です。その一つに、エレベーターがあります。

 エレベーターを利用していると、いろんな人がエレベーターを利用していることがわかります。特に、ベビーカーに赤ちゃんを乗せるお母さんやお父さんとよく一緒になります。本当に、エレベーターは、子育てする側からのニーズも高く、必要とされていることがわかります。 

 もう一つよく利用するのが電車の中の優先スペースです。最近そこには、東京オリンピック・パラリンピックを契機に、電車の車両とホームの段差を低くし、隙間を小さくするバリアフリー化が進められています。つくばエクスプレスでも優先スペースがある2号車、5号車で徐々に実施されています。

 このごろ、その優先スペースは、車椅子ユーザーとベビーカーとでゲキ混みになっています。なんなら、スーツケースを持った人もいます。車椅子ユーザーだけではなく、子育て中のベビーカーを押す人にとっても安全でストレス少なく乗降できるためです。結果、ベビーカーと車椅子ユーザーとで電車の中で満車になります。ここもまた、子育てする側からのニーズが高いことがわかります。

 私は、子育て支援の視点からも、もっと多くのエリアでホームと車両の段差と隙間を解消し、優先スペースを増やすバリアフリー化が必要だと思います。それは即ち、子育てを応援しているよという街からのメッセージになり、そして、具体的な子育支援なるはずです。

 街のバリアフリー化は、決して、障害がある人のためだけではありません。例えば、怪我や子育てなど一時的にでも、外出のしづらさを感じている人にも重要なツールです。外出することで、仕事を続けられたり、カフェに行って人とおしゃべりしたり、家族に会いに行って気持ちをリフレッシュできたら、小さなことかもしれませんが素晴らしいと思います。

 バリアフリー化を進めて、人と人が繋がっていける街を作りたいです。

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