見出し画像

DERTA JAM with BEECL vol.15 イベントレポート

「広義のデザイン」をテーマにした勉強会&交流会イベント「DERTA JAM with BEECL」。2023年9月9日の開催で第15回をむかえました。その当日の様子を皆さんにお伝えします!

イベント概要・スケジュールは下記を参照ください。


当日の様子

今回の参加者は26名。そのうち社会人20名、学生6名。デザイナーやエンジニア、PM・ディレクターの方々をはじめ、学生の方にも多く参加していただきました。今回はリピーターの方が多い比率となりましたが、半年ぶりや1年ぶりにご参加いただいたという方も多く、新しい人との交流を楽しんでいるように見受けられました。

場所はMOYORe:ホール。SeaPoint YORIMICHIさんにはご用意いただいたお食事の説明と9/30(土)に開催されるイベントについてご紹介いただきました。🌊🎧

「夏以外の海の良さを知ってもらいたい」という想いで開催されるという秋の音楽&焚き火イベント🎵🔥なんと入場無料だそうですので、気になる方はぜひ訪れてみてください!

今回のファシリテーターはあやさんとなかはなさん。

この2人より、イベントの概要やルール説明が行われます。あやさんのファシリテーションはJAMではおなじみになりつつあります🥰そしてなかはなさんは他のイベントでファシリテーションをされていることもあり、スムーズな進行を行ってくださいました🎤

イベント説明のあとは、恒例のアイスブレイクタイム。アイスブレイクの担当はかけるさんです!

今回は「テーマ付き積み木式自己紹介」を行いました。

積み木式自己紹介はJAMでの人気アイスブレイク。今回はテーマが決まっていることで難易度アップ🔥
「無人島に持って行くなら~」など付け足す部分も長いので、最後の人は覚えるのが大変!😂

テーマによってはその人の人となりがわかるような回答もあり、イベントのスタートでお互いを知るにはぴったりのアイスブレイクでした💨


LTスピーカー、LT内容紹介

アイスブレイクが終わったら、イベントの1番のお楽しみ、LTの時間です!
※LT:ライトニングトークの略。短いプレゼンのこと。

運営メンバーのつきのこさんが書いてくれたグラレコとともに、当日のLTについて紹介していきます。

今回は、おなじみの武田さんや、東京で活躍されているリサーチャー、クリエイティブディレクターを目指し修行中の大学生など下記3名の方々をお招きしました。

DERTA JAMは、「スピーカーによるLT(10分)→参加者同士でLTについての意見交換・スピーカーへのQ&A(10分)→交流会(20分)」を3セット繰り返します。
なぜこのようなイベント設計にしているかというと、DERTA JAMの主役は参加者だから。「参加者同士が主体的にデザインについて語れる場」にしたいと思っているので、スピーカーの話は10分と短めに設定し、交流会の時間を大切にしています。
「スピーカーの方の話をもっと話を聞きたい!」という方、ご安心を!交流会にて、スピーカーの方と直接お話をすることもできますよ◎


LT①:(株)MGNET/BEECL所長 武田修美さん

今回のLTテーマは、【スピードの価値は同等か-UXにかけた鳩の挑戦-】🕊

「今日は過去1良い内容、全員置いておきます😎」という期待値MAXの前置きから始まった武田さんのLT。
参加者の皆さんは武田さんの話に追いつけるよう、真剣に耳を傾けます👂

武田さんが2週間前に見たツイート「インターネットと伝書鳩はどちらが速いのか?」
3テラバイトのデータを640km運ぶ場合、なんと速いのは鳩のほうだそう。
しかし、「なぜ鳩がデータを、、?」

こんな風にモヤモヤしないためにあるのがUX、人間(ハト)中心設計!🤩

サービスの体験価値を想像して、そこにどんなユーザビリティ(利用品質)があるのか、その方法を皆で考えるのがUXであり、これによって最適解を生み出しているのです💡

時には敢えて急がないこともまた「尊い」ということを教えてくださいました🌟


LT②:(株)ニューロマジック デザインリサーチャー 吉岡直人さん

LTテーマは【デザインする人される人】✍

普段は東京で活躍されている吉岡さん。リサーチのときに大切にしているのは、ユーザーにも能動的にプロセスに参加してもらうこと🏃

例えば、インタビューは、ユーザーからすればいつもと違う状況なので、そこで発言される内容が日常の思いまで反映した本当のニーズとは限りません。だからといって、客観的な行動観察だけではその内面にある本当の意図や文脈はわかりません🤔
それゆえ、なるべく調査者が入り込めない暮らしにおけるリアルな状況や対象者の内面を理解するために、事前に生活の中でご自身で簡単な調査(暮らしの写真を納めてもらったり、アプリの画面をスクリーンショットするなど)を行ってもらった上で、その結果を深掘りするようなインタビューを行うこともあるそうです📱

本当のニーズを知るためのリサーチについて、具体例を用いて工夫されているポイントを教えていただきました🌱



LT③:開志専門職大学 大平涼介さん

LTテーマは【創造性を高めるインプット】🌟

「どんなアウトプットを出せるかはインプットにかかっている」とおっしゃる大平さん。
そこで必要なのが、どんな情報をどこからインプットするかではなく、まずは情報をインプットするための頭を鍛えること🧠💪

その方法として、
・おすすめされたコンテンツは必ず見る、読む、聞く
・友達と映画を見る
・良いと思った本は値段を見ずにとりあえず買う
など

明日から実践できそうな大平流の頭の鍛え方を共有していただきました📝


当日の写真コーナー


登壇者のLTを聞いた後、参加者同士でLTの内容に関して自分の経験したことを共有している様子が見受けられました。最後の写真はイベントレポートに使用するグラレコを作成中のつきのこさんの手元の様子📝


参加者の声

ここからは、イベント後に行ったアンケートに寄せられたご感想等をご紹介します!

  • 参加理由

    • 刺激や学びの機会として参加しました。

    • 前回がとても勉強になったため参加しました。

    • 登壇者のLT内容が気になったので。

  • 感想

    • 普段中々お会いできない方の話をお伺いできた。たくさんの学びがあった。

    • たくさんの方と交流があり雰囲気もよかったです。

    • JAMに参加するたびに馴染みの方とお話できたり、新たな方と出会えたりするので参加してよかったな〜と毎回の思います😊

イベント後もおしゃべりが止まらない様子の参加者の皆さん。どの方も笑顔で帰ってくださることが嬉しかったです😊

次回イベント開催予定

次回イベントは10/14(土)17:30-20:30(受付開始17:00)。場所はMOYORe:ホールです。
ご興味をお持ちの方は下記フォームからお申し込みください。

運営メンバー一同お待ちしております🌟

関連記事

DERTA JAM with BEECL運営チームは他にもこんな記事を執筆しています!ご興味のある方はご一読ください📕

DERTA JAM with BEECLとは?
👉DERTA JAMの概要や開催目的、今後の展望などについて書いています。

DERTA JAM with BEECL運営チームメンバー紹介
👉DERTA JAMは現在、もともと参加者だったメンバーとともにイベントの運営を行っています。メンバーたちは普段は違う会社や学校に所属していますが、それぞれの専門性を生かし、運営チームとしての活動を楽しんでいます。そんなみんなをご紹介します!


スポンサー募集

DERTA JAM with BEECLでは、「新潟に広義のデザインの考え方を浸透させ、デザイン人口の増加、より優秀なデザイン人材の育成、新規ビジネスを生み出すための新たな環境創出を目指す」という目的にご賛同いただける法人・個人スポンサーを募集いたします。

スポンサー枠としてご参加いただければ、最後の告知コーナーにて営利目的や求人目的の内容をお話しいただくことが可能です。(ただし、スポンサー枠でご参加いただいた方でも、告知コーナー外でのリクルート活動はお控えください。)
詳細はスポンサー募集要項をご参照ください。


レポート執筆担当:

うらら / @kuarrri
福島県喜多方市出身。新潟大学法学部法学科4年生。2023年3月、株式会社DERTAにインターン生としてジョイン。DERTA JAMではイベント運営メンバーとして、プログラム改良や当日のファシリテーションなどを担当。地元喜多方市でも、地域イベントの企画や運営を行っている。

グラレコ担当:

つきのこ/@tukinoishinoko
新潟県村上市出身。長岡造形大学卒業後、地元Web制作会社にデザイナーとして入社。その後株式会社リプロネクストに入社し、Webデザイン、グラフィックデザイン、写真撮影、ディレクションなど幅広く挑戦中。